【UFC】メインのツァルキヤンが欠場、王者マハチェフにモイカノが挑戦「“マネー”モイカノがベルトを狙いに来た」、中村倫也とガフロフは計量パス

　2025年1月18日（日本時間19日8時～）米国カリフォルニア州イングルウッドのインテュイット・ドームで開催の『UFC 311: Makhachev vs. Tsarukyan 2』（U-NEXT配信）のメインイベントに出場予定だったアルマン・ツァルキヤン（アルメニア）が「背中の痛み」により、試合を戦える状態ではないとして欠場。 　代役としてヘナート・モイカノ（ブラジル）が王者イスラム・マハチェフに挑戦することが発表された。同大会でもともとモイカノと対戦する予定だったベニール・ダリウシュ（米国）は『UFC 311』に出場しない。 ▼UFC世界ライト級選手権試合 5分5Rイスラム・マハチェフ（ロシア）26勝1敗（UFC15勝1敗）※UFC14連勝中 154.5lbs／70.08kgヘナート・モイカノ（ブラジル）20勝5敗（UFC12勝5敗）※UFC4連勝中 155lbs／70.31kg※アルマン・ツァルキヤン（アルメニア）が欠場 「減量に関係しない医療的な問題」により、マハチェフとのライト級王座戦を欠場したツァルキャンは、インスタグラムに、「私が『UFC 311』を背中の怪我をして欠場しなければならなかったというニュースは本当であることを皆さんにお知らせします。これは、私のファイトキャリアの中で一番難しい決断でした。 理解してくれたUFCに感謝し、将来最初のUFCチャンピオンシップを競うことを楽しみにしています。応援してくれてありがとう」とコメント。 　ダナ・ホワイト代表は、対戦相手変更を聞いたマハチェフが、「俺はチャンピオンだ。誰とでも戦う。気にしない」と話したと明かした。 　また、急遽、9位のダリウシュから王者に挑戦となった10位のモイカノは、「みんな応援してくれてありがとう、覚えておいてくれ、負けるわけにはいかないんだ。俺が勝ってチャンピオンになる」「“マネー”モイカノがベルトを獲りに来た！ マハチェフ用心しておけ。明日は俺の時間だ」と意気込みを投稿している。 　UFCライト級ランキング10位につけるモイカノは2022年以降、ブノワ・サン・デニ、ジェイリン・ターナー、ドリュー・ドーバーとの試合を含めて4連勝中と快進撃を続けている。ライト級転向後7勝2敗。グラップリングスペシャリストであり、UFCで10年以上を戦うベテランが、メインイベントのUFCライト級タイトルマッチで、圧倒的な強さを誇る王者マハチェフを相手にブラジリアン柔術黒帯のスキルを見せつけるか。 ▼バンタム級　5分3R中村倫也（135.5lbs／61.46kg） ムイン・ガフロフ（136lbs／61.69kg） 　また、日本からプレリミナリーに出場する中村倫也は、無事計量をパス。上記カード変更に伴い、ジャイルトン・アウメイダ（ブラジル）vs.セルゲイ・スピバック（モルドバ）のヘビー級マッチがメインカードに昇格する。