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2020年7月12日、大阪メルパルクホールOSAKAにて、サステイン主催のプロフェッショナル修斗公式戦が、“有観客”大会として行われた。
▼メインイベント 第10試合 世界ライト級チャンピオン決定戦 5分5R
○川名雄生(同級1位・同級環太平洋王者/Y&K MMA ACADEMY)70.2kg
[1R 3分48秒 KO] ※右ストレート
×キャプテン☆アフリカ(同級2位/総合格闘技道場コブラ会)70.2kg
※勝利した赤:川名が第13代世界ライト級に。
レフェリー 片岡誠人
メインイベントの「世界ライト級チャンピオン決定戦」では、同級1位の川名雄生(Y&K MMA ACADEMY)が、2位のキャプテン☆アフリカ(総合格闘技道場コブラ会)と対戦。
米国PFLで強豪と鎬を削ってきた現環太平洋ライト級王者の川名雄生は、2019年1月に修斗に復帰し、実力者・岡野裕城を判定3-0でドミネートしている。
対するキャプテン☆アフリカは、2018年11月の小谷直之戦の敗戦以降、グラップリングのQUINTETでも出花宗太郎名義で活躍しながら、2019年6月に修斗でウエタユウに判定勝ち、11月にはABを2R TKOに下し、2連勝を決めている。
試合は、スタンドで対峙し、前蹴り、左ジャブを突くキャプテン☆アフリカに対し、乱打戦に強い川名もジャブ・ストレートのワンツーからパンチをまとめてキャプテンを詰めると、右ストレートで1R KO。
ベルトを巻いた川名は試合後、「またリヴェンジしてちゃんとベルトを持ち帰ることができて嬉しいです。あとはもう世界で惨敗して、これからリヴェンジして、もっともっと世界の強豪と戦って、しっかり実績を上げたいと思います」と巻き返しを誓った。
▼セミファイナル 第9試合 世界フライ級暫定王者決定戦 5分5R
×前田吉朗(同級2位/パンクラス大阪稲垣組)56.3kg
[3R 4分57秒 TKO] ※パウンド
○福田龍彌(同級4位/MIBURO)56.7kg
※※勝利した青:福田が世界フライ級暫定王者に。
レフェリー 吉田元貴
サブレフェリー
片岡誠人 1R 9-10/2R 9-10
安芸佳孝 1R 8-10/2R 8-10
豊島考尚 1R 8-10/2R 8-10
セミファイナルでは、「世界フライ級暫定王座決定戦」として、DEEP、PANCRASEに続き3本目のベルトを狙う前田吉朗(同級1位/パンクラス大阪稲垣組)と、2連勝中のサウスポー福田龍彌(同級4位/MIBURO)が対戦。
試合は、序盤から左カーフキックを効かせた福田が、3Rに左ローを当て、左右連打、サウスポーから右フックで崩してパウンドアウトでTKO勝利した。
暫定王座に就いた福田は、「今日、大阪だけじゃなく京都にもオモロイ格闘家がいることを証明したと思います。京都から出て日本を背負えるファイターになるんで。同じ階級、全員倒します。とりあえず“暫定”なんでね。正規チャンピオンと試合ができたら」と、正規王者の扇久保博正(8月10日の「RIZIN.23」で朝倉海とバンタム級王座戦)との対戦を希望した。