キックボクシング
レポート

【KNOCK OUT】激闘のトーナメントを制したのはスアレック、小笠原瑛作は壱を初回KOして那須川天心&江幡塁戦をアピール

2020/09/14 02:09

▼第3試合 創世のタイガGRAND PRIX 61.5kg RED 初代王座決定トーナメント一回戦 REDルール 3分3R延長1R
〇スアレック・ルークカムイ(タイ/スタージス新宿/REBELS-REDライト級暫定王者)
KO 延長R 0分45秒 ※パンチ連打
●高橋一眞(真門ジム/NKBライト級王者)
※スアレックが決勝へ進出。本戦の判定は29-28、29-29×2


 1Rから髙橋はアグレッシブな攻め。右ロー、左ハイを飛ばしていき、スアレックは様子見ながらも冷静にディフェンス。そして場内に響く右ミドルを当てて髙橋にペースを握らせない。


 2Rも右ローを集中打する髙橋だが、スアレックは痛みを見せることなく右ミドルを淡々と当てていく。3Rも右ローの髙橋に、強引に前に出たスアレックはパンチの打ち合いを呼び込みヒット数で上回るが決定打はなく本戦はドロー。


 延長R、一気に勝負に出たスアレックは打ち合いにいくと右ストレートでダウンを奪う。何とか立ち上がった髙橋に、スアレックは再びパンチラッシュを仕掛けてダウンを追加。髙橋は大の字になり、スアレックがKO勝ちした。

▼第2試合 創世のタイガGRAND PRIX 61.5kg RED 初代王座決定トーナメント一回戦 REDルール 3分3R延長1R
〇重森陽太(伊原道場稲城支部/WKBA世界ライト級王者)
延長R 判定3-0 ※10‐9×3
●小川 翔(OISHI GYM/WBCムエタイ日本統一ライト級王者、ホーストカップスーパーライト級王者)
※重森が決勝へ進出。本戦は28‐29、30-29、29-29


 1R、小川は右ロー、左ミドルを散らすのに対し、重森はほぼ前蹴りのみの攻撃。2Rには、前蹴り、左ミドルで距離を取る重森に、強引に距離を詰める小川は左フックを当て始める。


 3R、左ボディからフックで追い込む小川に、重森はカウンターのヒジ。左ミドルで距離をとってこつこつ当てていく。お互いに決定打はなく延長戦へ。


 変わらず前に出る小川に、重森はテンカオを何度もヒット。左フックでぐらつかせ、前蹴りでのけぞらせるなどの好印象を与えた重森が激戦を制した。

▼第1試合 創世のタイガGRAND PRIX 61.5kg RED 初代王座決定トーナメントリザーブマッチ REDルール 3分3R延長1R
〇古村匡平(FURUMURA-GYM)
判定3-0 ※29-28、30-28×2
●中澤良介(TRY HARD GYM)


 1R、右ロー主体の中澤に対し、古村は右ハイを効かせて一気にラッシュ。2R、古村は接近戦でヒジ・ヒザで中澤を防戦一方に追い込み力の差を見せ付けるも、中澤はタフネスぶりを発揮し耐える。3R、中澤は強烈な左ボディで古村を下がらせたが、古村は手数を出し続け判定勝ちした。

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