▼DEEPメガトン級 5分3R
×関根“シュレック”秀樹(Bonsai Jiu-Jitsu)※当日計量
[2R 4分55秒 TKO] ※パウンド
○酒井リョウ(レンジャージム)101.50kg
関根は、山梨学院柔道部出身。卒業後、静岡県警で機動隊や暴力団担当の刑事を務め、ボンサイブルテリアジムでブラジリアン柔術を習得。柔術、グラップリングで実績を残し、2009年にMMAデビュー後、7連勝で2016年12月にONE Championshipに参戦。世界ヘビー級王者ブランドン・ベラとの試合に向け、43歳にして警察官という安定した職を捨て、プロ格闘家に転向した。
ONEで3連敗後、2019年9月のDEEP浜松大会では、中井光義に1R、パウンドでTKO勝ちも、前戦は2020年2月のRIZIN浜松大会でロッキー・マルティネスに1R TKO負けを喫した。今回対戦する酒井とは2013年6月の「DEEP Cage Impact 2013」で対戦し、関根が判定勝ちを収めている。
酒井は、これまで関根、シビサイ頌真、誠吾、ロッキー・マルティネスらと激闘。本職はMMAだが、2020年2月のRIZIN浜松大会では、かつてキックを学んだ経験を活かし、Bigbangヘビー級王者・実方宏介に挑むも、1R KO負けとなっている。関根との再戦は7年2カ月越しのリヴェンジマッチとなる。
1R、ともにオーソドックス構え。慎重な間合いからダブルレッグテイクダウンは関根。そのまま自身の足で両足を束ねてマウントを奪う。酒井は首が金網に詰まる。左手で酒井の右腕を縛りながら右手でパウンドする関根。亀になる酒井。バックについていく関根は両足もかけてパームトゥパームで絞めるが、極まらず。関根も力を使ったか。2Rへ。
1R、ともにオーソドックス構え。慎重な間合いからダブルレッグテイクダウンは関根。そのまま自身の足で両足を束ねてマウントを奪う。酒井は首が金網に詰まる。左手で酒井の右腕を縛りながら右手でパウンドする関根。亀になる酒井。バックについていく関根は両足もかけてパームトゥパームで絞めるが、極まらず。関根も力を使ったか。
2R、関根のラッシュをさばく酒井。しかし関根も低いダブルレッグからアンクルピックで金網まで詰めて、さらにダブルレッグへ。手前に引く関根に尻を着く酒井は立とうとするが、ボディロックから再び寝かせた関根はそのままマウントへ。アメリカーナを狙う。ケージウォークで脱出を図る酒井。しかし潰す関根はマウントから細かいパウンド。酒井はケージを蹴ってブリッジを合わせて立つと、関根のタックルを潰して左右連打と左ヒザ蹴り! 関根はなおもダブルレッグに入るが、がぶった酒井がパウンド。レフェリーが間に入った。
試合後、酒井は「これがメガトン級です。僕ごとですが、子供生まれて、レンジャージムの応援あってここまで来ました。RIZIN諦めてないんで、よろしくお願いします」とマイクアピールした。