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【ONE】クラップダムがセンマニーを豪快KO、ピンカがMMAデビュー熱闘も判定負け、Little Tigerが東欧美女に完敗

2020/08/21 12:08

▼第5試合 ONE SUPER SERIES フライ級(61.2kg)3分3R
〇モンコルペット・ペッティンディーアカデミー(タイ)
判定3-0
×ソク・ティー(カンボジア)


 モンコルペットは元ルンピニースタジアム王者で、100勝以上をあげてきたというベテラン。ONEでは2019年1月にアレクシィ・セレピソス(ニュージーランド)に完封勝利、同年9月にもジョセフ・ラシリ(イタリア)から判定2-0で連勝を飾っている。


 対するティーはカンボジア版ムエタイと呼ばれるクン・クメールの世界王者。2019年5月にはロッタン・ジットムアンノンに挑んだが、2R1分36秒、強烈なローとボディでKO負けを喫している。


 1R、モンコルペットはいきなりの顔面前蹴りを繰り出すが、ティーは冷静にかわすと左フックからの右ロー。右ストレート、左ボディ、左フックと強い一発を打ち込むティー。モンコルペットは隙あらばヒジを放つが、ティーは強打を打ち返してくる。両手を広げて“来いよ”と煽るティーに、モンコルペットも同じように両手を広げて笑顔を見せる。


 2R、モンコルペットはハイキック、左右ミドル、左右ローにパンチを交えながら順番に蹴る。ジャブで距離を測りながら蹴りを放つモンコルペットに、ティーも蹴り返すがパンチが当たらない。ジャブを突きながら左右ミドル、左右ローで完全に試合を支配するモンコルペット。


 3Rになるといきなり首相撲に持ち込んでヒジを出すモンコルペット。離れるとワンツーから高速の右ハイ。ヒジ、パンチで倒しに行くモンコルペットは首相撲でも主導権を握る。前に出るモンコルペットに下がるティー。モンコルペットは左アッパーを突き上げての右ストレート。最後はモンコルペットが笑顔で両手を広げて流し、試合終了。


 モンコルペットがテクニックと試合運びの差を見せつけ、判定3-0で圧勝を遂げた。

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