MMA
レポート

【ONE】ロッタンがペッダムに勝利し王座防衛、ペットモラコットがヨードセングライに判定勝ち、シッティチャイがONE初陣敗れる。スタンプがMMAで快勝!

2020/07/31 12:07

▼第1試合 ONEスーパーシリーズ ムエタイ フライ級(-61.2kg) 3分3R
×パンパヤック・ジットムアンノン(タイ/ONEムエタイ世界フライ級1位)
判定0-3
〇スーパーレック・ギャットムー9(タイ/ONEムエタイ世界フライ級2位)

 パンパヤックは16歳でラジャダムナンスタジアムのミニフライ級王者になると、ラジャダムナンのライトフライ級王座、ルンピニーのバンタム級とフェザー級王座を獲得して4階級制覇。2013年から2015年まで、タイ国スポーツマスコミ協会が選定するムエタイMVPを3年連続受賞という前人未到の記録を打ち立てた。

 スーパーレックはベテランの域に達した名選手で、ルンピニーのフライ&バンタム級王座のほか数多くのタイトルを獲得。2017年6月、2018年8月と2度来日経験があり、ヤスユキにハイキックでKO勝ち、小川翔にヒジによるカットでTKO勝ちと圧倒的な強さを見せつけた。

 両者はムエタイで過去6戦して4勝1敗1分とパンパヤックが大きく勝ち越している。

 1R、パンパヤックがサウスポーからの左ミドルでスタート。スーパーレックはすかさず右ミドルを返す。パンパヤックは左ミドルを蹴ったところ左足を痛めたか、スーパーレックのワンツー、右ローでコーナーへ後退。前に出るのはスーパーレック、積極的にパンチを打ち込んでは右ローにつなぐ。

 2Rもワンツーから右ローにつなぐスーパーレック。パンパヤックは左ミドルを返すが、スーパーレックのアグレッシブが目立つ。パンパヤックが左ストレートを繰り出すとスーパーレックは右ミドルを蹴る。パンパヤックは左ストレートのカウンターを狙う。左と右のミドルの蹴り合いがあったラウンド終了。

 3Rもミドルの蹴り合い。パンパヤックはしっかりとスネでスーパーレックの右ミドルをブロックする。スーパーレックは飛び込んでのヒジ打ちを見せ、その後もパンチから組みに行く。パンパヤックはやはり左足を痛めているのか、左ミドルを蹴った足を着地させるとバランスを崩す。スーパーレックは右ミドル、右ローを蹴っていき、左へ回りながら待ちの姿勢。パンパヤックはパンチで入り込むがスーパーレックは流し気味で試合を終えた。

 判定は3-0でスーパーレックが勝利を収めた。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.331
2024年3月22日発売
UFC参戦に向け、ラスベガス合宿の朝倉海。「プロフェッショナル・ファイターの育て方」でチームを特集。『RIZIN.46』鈴木千裕×金原正徳インタビュー、復活K-1 WGP、PFL特集も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント