MMA
レポート

【PANCRASE】ISAOがアキラに完勝、端貴代がライカに競り勝ち、菊入が中村との激闘制す

2020/07/24 06:07

▼第6試合 ウェルター級 5分3R
×中村勇太(T-Rex Jiu-Jitsu Academy/6位)77.3kg
[2R 2分35秒 TKO] ※右ストレート、前蹴り→鉄槌

○菊入正行(NEVER QUIT)76.65kg

 ウェルター級ランキング6位の中村は、GLADIATOR、台湾RFC、韓国NeoFight、PANCRASEで現在5連勝中。2019年11月にはミドル級でも戦い、一慶との再戦でスプリット判定勝利。サウスポー構えからの左ストレートと強い組み技で一慶に競り勝っている。

 対する菊入は、2017年10月から上原広誉、高橋弘、小林裕、草・MAX相手に4連勝も、2019年は4月に粕谷優介に1R TKO負け、7月に岸本泰昭と判定1-1のドローとなっていた。11月10日の「PANCRASE310」ではクリス・ダンカンとの対戦が予定されていたが、10月に練習中の怪我により欠場。今回は10カ月ぶりの復帰戦で階級を上げ、ウェルター級で戦う。

 キャリア豊富なベテランと戦う菊入はウェルターでも自慢の打撃を決めるか。それとも組んでからの組み立てでは勝るであろう中村が、2020年PANCRASE福岡勢として初白星を飾るか? 新型コロナウイルスの影響で3月大会を中止としたPANCRASEだが、4月12日新木場大会からの再開で、試合を渇望するファイターたちによる各階級のランキング戦線も激しさを増しそうだ。

 1R、サウスポー構えの中村にオーソドックス構えの中村。右で差してテイクダウンを狙う中村を切った菊入が右で3度ダウンを奪うが、立ち上がる中村が右を当て反撃。しかし、菊入の右で中村が4度目ダウンもブザー。2Rへ。前に出る中村だが、冷静な菊入は左ボディを突き、右ストレートを効かせると、右前蹴り! 後方にダウンした中村をパウンドアウト。メインのISAOに繋げた。

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