キックボクシング
レポート

【RISE】那須川天心がデビュー記念日に速攻KOで40連勝、白鳥大珠は小川翔に苦戦延長Rで勝利、鈴木真彦がアッパー一閃のKO勝ち

2020/07/12 10:07

▼第1試合 -68kg契約 3分3R
〇山口裕人(山口道場/WPMF世界スーパーライト級暫定王者、元WBCムエタイ日本統一スーパーライト級王者)
KO 1R 1分20秒 ※左フック
×松本芳道(KICK-DIET吉野町/元新日本キックボクシング協会ライト級王者)


 山口は関西キックボクシング界を代表する激闘派ハードパンチャーで、大阪でプロデビューから8連勝。中央進出後は木村ミノル、東本央貴などに勝利。WPMF世界スーパーライト級暫定王座、WBCムエタイ日本同級王座、INNOVATION同級王座、DEEP☆KICK 63kg級&65kg級王座、WPMF世界スーパーライト級暫定王座など数々のタイトルを獲得している。


 松本は強打と飛びヒザ蹴りを武器に大月晴明らを破りK-1 WORLD MAX2010日本トーナメント第3位。新日本キックボクシング協会の日本ライト級王座に就いた後、プロボクシングに転向すると10勝(8KO)2敗の戦績を残し、東日本新人王トーナメント準優勝も果たした。その後、引退してリングを離れていたが2019年1月の『KNOCK OUT』で突如復活。元J-NETWORKスーパーライト級王者・杉本卓也、4月には前口太尊にも勝って連勝したが、6月の『BOM』ではムエタイの強豪パコーンに敗れ、9月のRISE初参戦でも直樹に判定負けを喫している。


 メンチを切り合って1R開始。松本は序盤から左右の構えを頻繁にスイッチ。しかし山口のフルスイングのフック連打に防戦一方となり、コーナーへ追い詰められる。顔面とボディへパンチを打ち分けた山口。最後は左フックを振り抜き、松本が崩れ落ちる豪快KOでオープニングを飾った。


 山口は勝利者インタビューを受け「もう振り回したろうと思って。もういったろうと思いました」と笑顔を輝かせた。

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