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レポート

【UFC】2階級同時女王ヌネスがフェザー級初防衛、バンタム級に黄金時代到来! ガーブランド復活、スターリング、オマリーが鮮烈勝利!=UFC 250

2020/06/07 02:06

▼バンタム級 5分3R
〇ショーン・オマリー(米国)136lbs/61.69kg
[1R 1分54秒 KO] ※右ストレート

×エディ・ワインランド(米国)136lbs/61.69kg


 日本のファンには、2019年12月の「QUINTET ULTRA」で2階級上の五味隆典に一本勝ちしたことで知られるショーン・オマリー。ホイス・グレイシーの弟子ジョン・クラウチを師に持ち、得意のハイエルボーギロチンチョークで五味を極めているが、MMAでは打撃でのフィニッシュも多く、LFA、DW's Contender Series 2017を経て参戦したUFCでの3つの勝ち星のうち、ひとつはUFC5勝2敗のホセ・キニョネスに1Rハイキックでダウンを奪ってのパウンドで勝利している。



 対するエディ・ワインランドは、2013年に当時の王者ヘナン・バラォンに挑戦したキャリアを持つベテラン。2RバックスピンキックでKO負け後、水垣偉弥に勝利するなどオクタゴンで4勝4敗の五分。2019年6月の前戦ではUFCデビュー戦のグリゴリー・ポポフに右クロスで1RKO勝ちしている。

 1R、右後ろ廻し蹴りを見せるオマリーは左ミドルを当て、右ストレート。ワインランドの詰めにバランスを崩して尻餅を着くが、すぐに立ち上がると左ストレート、さらに右アッパーのフェイントから右ストレート! アゴを打ち抜かれ後方に倒れたワインランドを見て、オマリーは深追いせず踵を返した。

 25歳のオマリーは、これでプロMMA12戦負け無し(アマチュア9勝2敗)。元WEC王者をワンパンKOし、その印象を「特に何も感じなかった」とクールに語ったオマリー。ランカーとの対戦が見えてきた。

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