▼バンタム級 5分3R
〇コディ・ガーブラント(米国)136lbs/61.69kg
[2R 4分59秒 KO]
×ハファエル・アスンソン(ブラジル)136lbs/61.69kg
今大会注目のバンタム級では、6月3日にMMA引退を発表した水垣偉弥と対戦経験があるコディー・ガーブラント(米国)、アルジャメイン・スターリング(米国)、エディ・ワインランド(米国)の3選手が出場する。
NO LOVE! 🚫@Cody_NoLove is back!
— UFC (@ufc) June 7, 2020
We're LIVE on ESPN+ PPV ➡️ https://t.co/Ia3j9JJy1E #UFC250 pic.twitter.com/15yjTssFtG
バンタム級5位のアスンサオと9位のガーブラントの戦い。
MMA27勝7敗、37歳のアスンサオは、2017年1月からスターリング、モラエス、ロペス。フォント相手に4連勝も、2019年2月のモラエスとの再戦でギロチンチョークに敗れると、8月にサンドヘイゲンに判定負けと連敗を喫した。タイトル戦線に戻るためには落とせない一戦。
対するガーブラントは脅威のMMA11連勝から、2017年11月に元同門のディラショーにMMA初黒星のKO負け。2018年8月の再戦でもKO負けで連敗。前戦2019年3月のペドロ・ムニョス戦でも打ち合いで敗れ3連敗。両者ともに崖っぷち対決ともいえる。
1R、ともにオーソドックス構え。遠い距離を保つガーブランド。右ローを当てるアスンサオ。さらにスイッチしての左ハイは浅い。右の後ろ廻し蹴りで牽制はガーブランド。サウスポー構えに変えて左ハイも打つが遠い。
右ローを当てるガーブランド。アスンサオがスイッチすると右前足にインローを打ち込む。ローからワンツーで入るガーブランドにカウンターの右を狙うアスンサオ。右ローを当てる。さらに右の後ろ廻し蹴りを見せ、ガーブランドがスウェイで避けたところでホーン。
2R、アスンサオの右の後ろ廻し蹴りにテイクダウンを合わせたガーブランド。すぐに立つアスンサオの立ち際に蹴りを狙う。ガーブランドの右カーフキックを嫌ったか、アスンサオはサウスポー構えに。オーソドックス構えに戻すアスンサオ。アスンサオの左ミドルとガーブランドの右ミドルが交錯。徐々に詰めて行くガーブランド。頭を下げてテイクダウン狙いも切るアスンサオ。
OH. MY. #UFC250 pic.twitter.com/dQk4RcvmUQ
— UFC (@ufc) June 7, 2020
ガーブランドの右に一瞬片ヒザを着くアスンサオ。すぐに立つとガーブランドは右手を振る。右の水面蹴りを見せるガーブランド。アスンサオは金網に詰めて右の跳び蹴りも着地。ガーブランドは金網背に。アスンサオはサウスポー構えから右を振るが、ダックしてかわしながら振りかぶったガーブランドはタメを作って右フック! と同時にホーン。カウンターでもらい後方に倒れたアスンサオを見てレフェリーが試合を止めた。ホーン後、両肩を支えられて立とうとしたアスンサオは足もとがふらつき立ち上がれず。
Y'ALL MUST HAVE FORGOT 😤 #UFC250 pic.twitter.com/eXH9BqShwM
— UFC (@ufc) June 7, 2020
約3年半ぶりの勝利に“ノーラブ”ガーブランドは「長い旅だった。アメリカ中を旅して練習してきた。こうしてジョーからまたインタビューを受けられる。タイトルマッチに再び挑戦するんだ。マーク・ヘンリーとクリス、サクラメントとニュージャージーのコーチたちに感謝したい。彼(アスンサオ)が削れているというコーナーの声を信じていた。もともと自分はスピードがあったけど、(コーチたちが)高いレベルに引き上げてくれた。パッション、モチベーションも高まっている。バンタム級は層が厚く燃えている。そこに絡みたいし、タイトル戦線に戻ってきたい。いま涙が出るくらい嬉しいよ」と笑顔を見せた。
Who did it better? #UFC250 https://t.co/FLphf0zn5J pic.twitter.com/fBwyV0JU2G
— UFC (@ufc) June 7, 2020
135 is the best division in the UFC and im excited for the future
— Petr “No Mercy” Yan (@PetrYanUFC) June 7, 2020