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【DEEP JEWELS】KINGレイナが復活TKO勝利、ミクロ級Tはアムが佐藤に一本勝ち、古瀬が玉田を下し優勝宣言。本野勝利で王座戦アピール、仮面女子・川村が逆転TKO勝ち、さくらが熱闘JK対決制す

2020/02/24 17:02

▼第4試合 DEEP JEWELS MMAルール 49kg以下契約 5分2R
○川村虹花(仮面女子)48.80kg
[1R 2分56秒 TKO]

×坂本美香(Fight HOLIC)48.65kg

川村は、アイドルグループ「仮面女子」のメンバーで、MMAファイターでもある。ファイターとしての2019年は、DEEP JEWELSで3月の後楽園ホール大会は怪我で欠場、6月の復帰戦ではMAOに判定で敗れ、9月大会は首の怪我で再び欠場。10月の後楽園ホール大会では永尾音波に敗れ、白星無しという厳しい年に。通算戦績は2勝5敗となり、2018年大晦日のあい戦から3連敗となっている。

「怪我も多く、思うように練習ができなかった時期もありました。守るような試合をしてしまったので、もっと自分から攻めるスタイルを高めていってガンガン行きたいと思います」と、昨年の反省を語る川村。2020年は「今年の目標は、一つも落とさず全勝して年末にRIZINに出ることです。去年悔しい思いをしたので、今年はもっと格闘技に時間をかけて連勝目指します」と、全勝で年末のRIZINまでたどり着きたいとの目標を掲げている。前日計量では「今年1発目の試合、自分の実力を全部出し切って勝ちに繋げたいと思います。そしてジム(リバーサルジム新宿Me,We)の皆さんが連勝を続けているので、バトンを繋げられるように頑張りたいと思います」と練習仲間の勝利を繋げたいと語った。

対する坂本は、『DEEP JEWELSアマチュア大会』に連続出場。2018年9月の第1回大会でにっせーにTKO負けも、2019年6月の第2回大会ではKrazy beeのTAMAMIにスプリット判定で勝利し、2019年9月にプロデビュー。いきなり古瀬美月と対戦し、1R4分28秒、TKOで敗れるも古瀬と真っ向から打ち合う気の強さを見せたストライカー。

「川村選手は、気持ちが強くてガンガン攻めてくる印象ですが、私も負けるつもりはありません。経験値でいうと差はありますが、その差を感じさせないような試合にしたいです」と、常に気持ちの強さを見せる川村に対して一歩も退かない構え。キャリアの差も乗り越えて見せると語る。

1R、オーソから右ミドル、右ストレートで金網に詰める川村は右で差して頭を坂本のアゴ下につけて左をクリンチボクシングで連打! ブレークから再開もボクシングジムにも通ったという右ストレートで坂本を金網に釘付けにする。

しかし坂本は四つ組みから小外がけでテイクダウン! 川村の立ち際に左のパウンドを連打!

受けながら脇を差して立つ川村は右の蹴り、右のオーバーハンドフックを当てると左右のラッシュ! 金網に詰まったところでレフェリーが間に入った。

怒涛の打撃で逆転のTKO勝利を決めた川村はケージのなかで、杉山しずからと抱き合い、Me,Weの旗を掲げると「去年悔しい思いをしました。今回必ず1Rで仕留めると意気込んできました。厳しいときもありましたが、必ずここから這い上がってみせます」と力強く語った。

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