MMA
レポート

【UFC】ジョーンズが史上最多王座戦勝利でLH級3度目防衛! 女子フライ級はシェフチェンコも3度目防衛成功=UFC247

2020/02/09 11:02

▼ミドル級 5分3R
○トレヴィン・ジェイルス(米国)
[判定2-1]
×ジェイムス・クラウス(米国)
※アントニオ・アローヨは欠場

◆トレヴィン・ジャイルズ「ヒューストンで戦うことが夢だった」

「土壇場で対戦相手が代わったことは当然大きかった。たぶん、本来、戦う予定だったやつは減量がうまくいっていなかったんだと思う。思っていたよりも大変だったんだろうけど、変更されてしまった。この試合を受けたいかと聞かれたんだけど、ちょうど体重が作れたところだったんだ。断るつもりもなかったけどね。新しい対戦相手には感謝しかない。直前で出場を決めてくれたんだ。何も言う必要はないよ。試合をやって戦い終えた。この2試合はチョークで負けていたから、もう二度とそうはさせないと誓っていた。とにかく流れに乗ってディフェンスをうまくやろうと。それがうまくいった。逃げ切れたし、勝てた。

他のラウンドは……何度か鋭いショットも打ったんだけどね。アグレッシブにいこうと思って。ちょっと無鉄砲だったかも。自分がやりたかった以上に相手のパンチが当たっていたけど、ダウンさせようとトライした。何発か鋭い打撃も当てられたのに、ウエイトを上げてきた彼がああいう打撃を受けてくるなんてびっくり。あいつは強いよ。フィニッシュできたと思ったんだけどね。でもしっかりは決まっていなくて、向こうも辛抱強かったし、残りの試合はそんな感じだったかな。ちょっと雑だったね。なんとかしようとしたんだけど、判定が嫌いだから。でも、勝てたし、それが何より重要だ。俺はヒューストンが大好き。ここが自分の地元だと思っている。みんなの前で勝てて最高だよ。それが重要だったんだ。UFCでここに来るのが、テキサス州ヒューストンで戦うことが自分の夢だった」

▼女子フライ級 5分3R
○ローレン・マーフィー(米国)
[判定2-1]※29-28, 28-29, 30-27
×アンドレア・リー(米国)

◆ローレン・マーフィー「計量をパスして勝利しているのは今のところジョジョかロクサンだけだから、次の対戦相手として私の興味があるのは彼女たち2人だけ」

「すべてのラウンドが接戦だった。どっちが勝ったのか分からなかったわ。疲れていたし、向こうも疲れていた。私はとにかく、世界中に心の強さを見せつけるしかなかった。ずっと“夫やコーチたちの前で諦めるわけにはいかない。今日は彼女にやられはしない”と自分に言い聞かせていたの。今回の結果で、トップ5との試合を組んでもらって、そこでも勝てたら嬉しい。2020年は3試合したい。オクタゴンではロクサン(モダフェリ)を指名したけど、次は彼女か、もしくはジョジョ(ジョアン・コールダウッド)とやりたい。ビビアン(アラウジョ)は負けたばかりだし、(ジェニファー)マイアも(ジェシカ)アイも計量をミスしているから、トップ5にいるのは彼女たち2人だけでしょ。つまり、計量をパスして勝利しているのは今のところジョジョかロクサンだけだから、次の対戦相手として私の興味があるのは彼女たち2人だけ」

▼ウェルター級 5分3R
○ケイオス・ウィリアムス(米国)
[1R 0分27秒 TKO] ※右アッパー
×アレックス・モロノ(米国)

◆ケイオス・ウィリアムズ「プレッシャーのある方がいいパフォーマンスができるんだ。プレッシャーは破壊もすればダイヤモンドにもなるから」

「まず、神に感謝したい。神様がいなけりゃ実現しなかった。チャンスをくれたUFCにも感謝している。2週間前のオファーだったんだ。相手は地元のファイターで、17勝5敗の戦績だから、かなり凄い勝利なんじゃないかと思う。ここにいられることに感謝しているし、勝ち方も凄かった。前にも言ったけど、ケイオス・ウィリアムズ、覚えておいてくれよな。俺はここでやっていくし、活躍していくからさ。将来があるし、いつかはタイトルをかけて戦うつもりだ。初めてオクタゴンに向かっているときは最高の気分だった。プレッシャーに押し潰されつそうになったことは一度もない。プレッシャーのある方がいいパフォーマンスができるんだ。プレッシャーは破壊もすればダイヤモンドにもなるからね。俺はとにかくダイヤモンドにできて感謝している。ファンにはもっともっとうまくなる俺を期待してもらいたい。ハングリーに攻めていくぜ」

▼バンタム級 5分3R
○マリオ・バウティスタ(米国)
[2R 1分41秒 TKO] ※跳びヒザ→パウンド
×マイルズ・ジョンズ(米国)

◆マリオ・バティスタ「出身地のベガスで戦いたい」

「相手の過去の試合は見た。向こうは俺よりもかなり低いし、頭が常に真ん中にあって、ラインを外れない感じ。打撃コーチと練習して、ずっとあのフライングニーの対策をやっていたから、知っているようなものだったし、うまくいった。対戦相手の記録なんて正直、考えられるもんじゃないよ。記録を考えてしまえば、向こうが無敗だってことをずっと思うことになるけど、俺は彼の前戦を見て、彼の方が負けたと思ったし、試合中もかなり穴があった。俺は最高のキャンプだったし、最高のゲームプランもあって、今日はそれがうまくいったんだ。できれば、2020年あと2試合して、年末までにはトップ15に入りたい。誰かを指名するのは好きじゃないけど、ただひとつ、ベガスで戦いたい。誰かに聞かれるとしたら、ベガスで戦いたいんだと言うよ。出身州だし、みんなの前でショーを見せたいんだ」

▼バンタム級 5分3R
○ジョーニー・ニューソン(米国)
[1R 0分38秒 TKO]※右オーバーハンド
×ドミンゴ・ピラルテ(米国)

◆ジャーニー・ニューソン「俺の右は凄まじい」

「信じられない。以上。現実とは思えない。すべてはゲームプランのおかげ。俺の右は凄まじいと思っているし、向こうがあのヘッドキックを仕掛けてきたから、俺は本能で右でいくしかないと思って、それがうまくいったんだ。あのヘッドキックで骨折している可能性があるから、チェックしてみる。今は何も言えないけど、でもそれだけの価値はある。今はとにかく病院に行って、顔に何も問題がないことを確認したい。その後で次の対戦相手を考えるよ」

▼バンタム級 5分3R
○アンドレ・イーウェル(米国)
[判定2-1] ※29-28, 28-29, 30-27
×ジョナサン・マルチネス(米国)

◆アンドレ・イーウェル「4月1日に息子が生まれるんだ」

「最高だったよ。今回の対戦相手は凄かった。向こうの蹴り凄くてがすごくて、防御するときに小手あたりを骨折したから、1本しか腕を使えなかったのは難しかった。それ以外は本当に楽しかったけどね。俺は戦うためにここにいるし、打ち合うべくここにいる。それはつまり最高の相手と戦うってことだし、マルチネスは最高だった。いいやつだよ。2ラウンドは勝った気がしていた。2ラウンド目と3ラウンド目はね。最初のラウンドは向こうの打撃がボディに当たっていたから議論の余地があると思うけど、その後で俺も打ち込んでいったし、以降のラウンドで取り返せた。だから自分としては29-28か30-28くらいかなと思っていたけど、まあしょうがない。不満はないよ。いい土産を持って家に帰れるからね。4月1日に息子が生まれるんだ。すごく楽しみ。だから今は休みをとって、8月か9月に戻ってきたい。状況に関係なく、俺は戻ってくるし、最高の俺を見せる。だって俺はサイコーだから(笑)」

▼フェザー級 5分3R
○ユーゼフ・バラル(米国)
[判定3-0] ※30-27×3
×オースティン・リンゴ(米国)

◆ユーセフ・ザラル「12日前はまだUFCにさえいなかったんだ」

「このヒューストンでUFCデビューを果たせて最高だよ。ペイ・パー・ビューのイベントのオープニングを飾れたしな。ここが俺の場所だって思う。マネジャーもコーチも、みんなが俺のショットを待ち望んでいてくれたし、ようやくかなった。初めてオクタゴンに向かうのはなんというか、もちろん、自分じゃないみたいにも感じたけど、とにかく最高で、覚悟はバッチリできていた。今回のチャンスに感謝している。ミドルキックをもっとコントロールするつもりだったし、試合に臨んで楽しみたかったけど、でも、これは俺のUFCデビュー戦だ。マネジャーが言っていたように、今はとにかく楽しんで、勝利を味わうべきだな。12日前はまだUFCにさえいなかったんだ。今はUFCにいて、勝利も決めた。今ここにいられることを本当に感謝している。次に何がこようと覚悟はできている」

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.331
2024年3月22日発売
UFC参戦に向け、ラスベガス合宿の朝倉海。「プロフェッショナル・ファイターの育て方」でチームを特集。『RIZIN.46』鈴木千裕×金原正徳インタビュー、復活K-1 WGP、PFL特集も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント