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レポート

【BOM】大激闘!スアキムがチャンヒョン・リーに逆転TKO勝利、名高は連続初回KOでトーナメント優勝

2019/12/08 22:12

ダウンを奪われたスアキムがパンチとヒジ、ヒザで猛攻を仕掛け、逆転TKO勝ちした

▼第9試合 BOMライト級(61kg)初代王者決定戦 3分5R(第2部)
〇梅野源治(PHOENIX/元ラジャダムナンスタジアム認定ライト級王者)
TKO 1R 2分46秒 ※左ヒジによるカット→ドクターストップ
×シラー・Y'ZD GYM(タイ/Y'ZD GYM/元ラジャダムナンスタジアム認定バンタム級王者)
※梅野が初代王座に就く。


 梅野は2007年11月にプロデビューするといきなり9連勝。12戦目でWPMF日本スーパーバンタム級王座を獲得し、以後数々のタイトルを獲得。2011年9月、2008年ムエタイMVPのウティデートをKOしたのを皮切りに、タイの一流選手たちを相手に互角以上の試合を展開。2014年11月にWBCムエタイ世界スーパーフェザー級王座を奪取、2016年10月にはムエタイ2大殿堂のひとつラジャダムナンスタジアムが認定するライト級王座を奪取した。


“日本ムエタイ界の至宝”として名を馳せた梅野だが、今年になってRISEの世界トーナメントに参戦。ムエタイルールとは異なるルールに挑戦し、9月の決勝では白鳥大珠にKO負けを喫するも準優勝に輝いた。今回は本来のムエタイに戻り、今年最初で最後のムエタイルールでの試合を行う。


 対するシラーは2010年に来日し、以後は日本に在住して試合を行ってきた。タイ時代にはあのブアカーオからも勝利を収めている。しばらくトレーナーに専念していたが、今年9月に新日本キックで現役復帰。WKBA世界ライト級王者・重森陽太と引き分け、40歳近い年齢ながらも健在ぶりを発揮した。日本人相手には無敗。


 1R、梅野は序盤から左右ロー、左ミドルで積極的に攻めていく。長いジャブを突き、パンチからローにつなげていくスピードにシラーはついていけない様子。


 ボディと顔面へのストレートでシラーを下がらせると、梅野は一気にラッシュを仕掛ける。パンチとヒジ、ヒザでシラーを圧倒し、左ヒジでカットに成功。ドクターチェックでストップがかかり、梅野が圧巻のTKOで復帰戦を勝利で飾った。


 マイクを持った梅野は「1年ぶりのムエタイの試合でヒジを使えて勝てて本当に良かったです。勝てたのは皆さんのおかげだと思っています。前回幕張メッセで9月にRISEで不甲斐ない試合をしてしまったので来年もう一度自分の夢へ向かってもう一度全力でムエタイのベルト、そしてお話があればもう一度RISEでも2つの頂点を極めたいと思います」と、来年も二刀流で頂点を目指していきたいと宣言した。

▼第8試合 IBF&WBCムエタイ世界バンタム級(53.52kg) ダブルタイトルマッチ 3分5R
〇ぺットチャワリット・ソーチットパッタナー(タイ/PKセンチャイムエタイジム/IBFムエタイ世界バンタム級王者、WBCムエタイ世界同級王者、ラジャダムナンスタジアム認定バンタム級8位)
判定3-0 ※47-45、49-46、48-46
×朝陽・PKセンチャイジム(PKセンチャイムエタイジム/ルンピニージャパン認定スーパーバンタム級王者)


 名高、竜哉と並ぶ“エイワ三銃士”のひとり、強打を武器とする朝陽がIBF&WBCムエタイ世界バンタム級王座に挑む。


 王者ぺットチャワリットはボクシングで元WBC世界ユース・フライ級王者でもあり、今年6月の『SUK WAN KINGTHONG Go to Raja』にWBCムエタイ世界王者yとして初来日すると、IBFムエタイ世界バンタム級王座を小嶋勇貴と争い判定2-1で勝利して世界二冠王となった。


 1R、朝陽は右インローを狙い撃ち、サウスポーのぺットチャワリットはヒジをヒットさせてニヤリと笑う。


 2Rになると右前蹴りに加えて左ミドルの数を増やすぺットチャワリットだが、朝陽の左ボディから左フックのダブルが何度もヒット。パンチで攻勢をかける朝陽は右ストレートもヒットさせるがぺットチャワリットは下がらず打ち返してくる。


 3Rになると一気に前へ出てきて左ミドルから首相撲に持ち込むぺットチャワリット。ヒザ、ヒジで朝陽を攻める。朝陽は左フックで迎え撃ち、組まれる前に右インローを蹴るが、前に出てくるぺットチャワリットに押し負けている印象を受けた。


 4R、「真っ直ぐ下がるな」とのセコンドの指示を受けた朝陽だが、ぺットチャワリットの前へ出てくる勢いに押される。そして組み付いてヒザを蹴るぺットチャワリット。朝陽は左フックで対抗するが、左ヒザをボディに突き刺され続く左ボディでダウンを喫する。


 その後もぺットチャワリットはボディへのヒザ蹴り連打。さらに左ミドル。追い回される形となった朝陽は左フック、右ボディストレートで対抗。しかし、首相撲からのヒザ蹴り連打に2度目のダウンを奪われた。


 5R、完全に守りの体勢に入ったぺットチャワリットに朝陽は左右ボディで襲い掛かり、顔面とボディへ次々とパンチをヒットさせる。ぺットチャワリットは連打を防ぐため組み付き、タックルのようにして朝陽を押し倒す。最後まで攻めていった朝陽だったが、ダウンを奪い返すことはできず、判定でぺットチャワリットが王座防衛に成功した。

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