(C)GONG KAKUTOGI, PANCRASE
2026年12月20日(日)東京・立川ステージガーデンで開催の『PANCRASE 369』(U-NEXT配信)の追加カードが発表された。既に「フェザー級王座統一戦」栁川唯人vs.オタベク・ラジャボフが発表済みの同大会に、2つのタイトルマッチが加わった。
▼キング・オブ・パンクラス・チャンピオンシップ ライト級 5分5R
ラファエル・バルボーザ(ブラジル/CMMA)王者 ※初防衛戦 17勝5敗
神谷大智(BRAVE)1位・挑戦者 9勝1敗1NC
バルボーザは、2025年3月のPANCRASE初参戦以来、粕谷優介をダースチョーク、鈴木悠斗をアナコンダチョークに極めて連続一本勝ち。
26年3月の前戦では王者・雑賀ヤン坊達也を鋭いパンチと右ヒジで流血に追い込み、2R TKOに下し、第10代ライト級王者に輝いた。28歳。
打撃、寝技ともに隙のない王者に挑むのは、ランキング1位の神谷大智。神谷はデビュー以来連勝街道を突き進むも、25年5月の『ROAD TO UFC』でキム・サンウクにキャリア初黒星。12月大会で右小手の内股で投げて松岡嵩志が腕を負傷するTKO勝ちで再起。26年3月に葛西和希をスプリット判定で下すと、6月の次期挑戦者決定戦で粕谷優介を2R パウンドアウト。挑戦権を獲得した。RTU後は3連勝、世界を見据える神谷が王座奪取を狙う。27歳。
松濤館空手と柔術をベースに6KO・6SUB勝利を誇るバルボーザに対し、神谷は柔道仕込みの強烈な投げと卓越したスクランブル能力で勝負を挑む。キム・サンウク戦以来となる国際戦で、神谷が日本にベルトを取り戻すか、それともバルボーザが王者の実力を示すか。
▼キング・オブ・パンクラス・チャンピオンシップ フライ級 5分5R
時田隆成(GOMOTAS)王者 ※初防衛戦 5勝
猿飛流(リバーサルジム川口REDIPS)1位・挑戦者 11勝6敗
新王者・時田隆成は、MMA5勝0敗。2024年9月にPANCRASEの齋藤楼貴戦で判定勝ちプロデビュー。12月に砂辺光久を2R パウンドアウトすると、25年3月に山﨑聖哉にも3R TKO勝ち。25年7月に眞藤源太に判定3-0で勝利すると、26年5月の前戦で濱田巧が王座剥奪されたフライ級のベルトを巡り、岸田宙大と対戦。
時田は、岸田にサウスポー構えから右ジャブ・左ストレートを当ててテイクダウンを奪いスプリット判定勝ち。無敗のまま頂点へと駆け上がった。レスリングで培った卓越したスクランブル能力と圧倒的なフィジカルが武器。所属がGOMOTASに変更も、新宿Me, Weで藤田大和、山北渓人らと切磋琢磨する練習環境にある。
初防衛戦の相手は、ベルト奪還に燃える元王者・猿飛流。
2022年3月の小川徹戦で判定勝ちで戴冠を果たした猿飛流だが、同年12月に現UFCの鶴屋怜に2R 一本負けで王座陥落。24年3月に復帰し、豪州Eternal MMAでフライ級王座に挑戦。アンソニー・ドリリッチの左を被弾し2R TKO負けで戴冠ならず。24年12月にはジョセフ・カマチョのリアネイキドチョークに逆転負けで、強豪相手に3連敗。
しかし、25年7月の岸田宙大戦を判定勝ちで再起を果たすと、26年3月大会では大塚智貴をバックスピンキックからのパウンドで沈め、2R TKO勝ち。さらに前戦、9月6日大会で眞藤源太との「次期挑戦者決定戦」で接戦を制し、王者・時田とフェイスオフ。「『格闘技楽しいな、勇気をもらえるな、PANCRASE楽しいな』って思える試合をしましょう」と語っていた。
「世界で戦うためには、圧倒的な勝利が必要だ」と語る27歳の時田。一方、36歳で「いまが一番強い」と、誰よりも強いベルトへの執念を燃やす猿飛流。試合後、ベルトを腰に巻くのは、無敗の王者か、それもとも王座奪還を狙う元王者か。
【既報】
▼キング オブ パンクラス チャンピオンシップ フェザー級 5分5R
栁川唯人(フリー)第12代KING OF PANCRASIST 2023年NBT同級優勝 8勝2敗
オタベク・ラジャボフ(TAJMMAF GYM/タジキスタン共和国)暫定KING OF PANCRASIST 6勝
25年、公務員(消防官)という安定した職を捨て、格闘技に人生の舵を切った栁川。12月のカリベク・アルジクル ウールとの王座決定戦では、右ストレートで難敵・カリベクをKO。第12代王者に輝いた。
26年5月には『ROAD TO UFC』に参戦するも、1回戦でジョージ・マンゴスにKO負け(※マンゴスは準決勝も一本勝ちで決勝進出中)を喫し、今回は再起戦となる。
一方のラジャボフは、6月大会で行われた木下尚祐との暫定王者決定戦で三角絞めによる一本勝ち。さらに9月、愛知で開催されたアジア競技大会では、初めて正式種目に採用されたMMAで金メダルを獲得。あらゆる局面で隙のない強さを見せる6戦全勝の強豪だ。
1位・敢流、2位カリベク、3位木下尚祐、4位平田直樹、5位清水博人、6位透暉鷹、7位三宅輝砂と実力者が名を連ねるPANCRASEフェザー級戦線。その頂点を懸けた一戦が、2026年の最終戦で実現する。
【中止】※11月8日・ニューピアホール大会
▼ウェルター級 5分3R
ガブリエル・レーベン(X-Road)3位 2勝4敗
平田 旭(move)4位/2025年NBTミドル級優勝 3勝3敗
※レーベンが負傷欠場















