MMA
レポート

【ONE】内藤大樹がONE2連勝、澤田龍人はボカンに判定負け。格闘代理戦争のチャンミンがONE4連勝、サムエー、ラマザノフが新王者に=12.6 マレーシア

2019/12/06 20:12

▼バンタム級(※65.8kg)5分3R
〇ティオル・サン(米国)
[判定3-0]
×キム・ウンギョン(韓国)

1R、ともにオーソドックス構え。ミャンマー系米国人のレスリングエリートのサンはオンラ・ンサンに憧れ米国ハードノックスMMAの門をたたき、今回も王者ンサンがセコンドにつく。

割れんばかりの歓声の後押しを受け右カーフキックで圧力をかけるサン。金網に押し込むが、キムは左で差して体を入れ替えると、ボディロックから崩して前へ、ヒザを着かせるがサンもすぐに立つ。ボディロックからテイクダウンはサン! オーバーフック&クローズドガードはキム。

2R、右のカーフキックを効かせるサン! 連打にバランスを崩すキムはダブルレッグテイクダウンも立つサンはワンツーで前進。左ストレートをヒット! 今度はサンがテイクダウンもブレーク。キムは右ミドルを返す。

3R、右オーバーハンドフックを狙うサン。キムは低いダブルレッグも切るサン。キムは右ミドルを当てるが、ダブルレッグは足が運べず切られる。キムのローブローで中断後再開。ワンツーで金網に詰め、ボディロックでリフト。そこにジャンピングクローズドガードはキム。前方にスラムするサン。ブレーク。右のカーフキックを効かせるサン。キムのダブルレッグをがぶり、ヒザを突き上げる。離れるキムだがダブルレッグはみたび切られ、差し上げたサンはリフトしたところでゴング。

判定は3-0でティオル・サンが勝利。MMA2勝無敗のサンにマレーシアの場内からは大歓声が送られた。セコンドのウサンから祝福されたサンは「2020年は自分の年にする!」と宣言した。

▼72キロ契約 5分3R
×ロディアン・メンチャベス(フィリピン)
[2R 1分45秒 ニンジャチョーク]
〇ユン・チャンミン(韓国)

「格闘代理戦争2ndシーズン」優勝から、ONEへステップアップを果たしたユン・チャンミン。今大会でONE4連勝を目指し、MMA5勝2敗、ONE1敗のロディアン・メンチャベス(フィリピン)と戦う。(※当初のファビオ・ピンカは欠場で対戦相手変更)。

1R、ともにオーソドックス構え。メンチャベスの蹴り足を掴んで右ストレートはチャンミン。さらに右のカーフキック、ローキック。しかし左インローはメンチャベスの金的に。中断後、再開。メンチャベスの右ローを掴んで軸足払うチャンミン!

後方にバランス崩すメンチャベスは下から腕十字狙い。腕抜くチャンミンはいったんはサイドを奪うがハーフに戻すメンチャベス。肩パンチを放つチャンミン。メンチャベスは左をオーバーフックし凌ぐが立とうとする気配はなく、そこにチャンミンはボディにヒザ蹴り! ヒジ、さらに上体を離してパウンドで飛び込む。さらにヒザ!

2R、右ローを当てるチャンミン。さらにワンツー、アッパーが伸びる。右のカーフキックで前足を削られるメンチャベス。跳びヒザで入るチャンミンはヒザ蹴りを突いて頭を下げたメンチャベスにニンジャチョーク! タップを奪い笑顔を見せた。

試合後、チャンミンは「かなりプレッシャーはあったけど、チームメイトとコーチに感謝したい。ここまで4連勝を続けたけど、エドワード・ケリーと打撃が得意な者同士戦いたい」と語った。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.331
2024年3月22日発売
UFC参戦に向け、ラスベガス合宿の朝倉海。「プロフェッショナル・ファイターの育て方」でチームを特集。『RIZIN.46』鈴木千裕×金原正徳インタビュー、復活K-1 WGP、PFL特集も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア