修斗修斗
MMA
コラム

【RIZIN】いよいよ決戦!どうなるシェイドゥラエフvs.AJ・マッキー「彼にとって今までの試合とは全然違うものになる」(AJ)──識者予想は?

2026/09/07 23:09

シェイドゥラエフの右が入る可能性は──(久保)

 シェイドゥラエフと唯一「2度戦った」久保優太は、スタンドの展開で、サウスポーのAJ相手にオーソのシェイドゥラエフが右を当てる可能性があるという。

 久保は2024年の大晦日のシェイドゥラエフ戦で1Rを凌ぎ、2Rにパウンドアウト。2026年4月の2度目の対戦で同じく1R TKO負けを喫している。

 自身のYouTubeで「シェイドゥラエフはバケモノ。とにかく打撃が強いし、組んでからのテイクダウンする技術やコントロールだったり、本当に臨機応変に極める強さがある。(フアン)アーチュレッタに両脇差されていても上を取っちゃうフィジカルだったり、バックチョーク、腕十字、パウンド……フェザー級で今一番“当たったら事故る”選手」と、その強さを語る。

 一方でAJについては、「コンプリートファイターに近い。サウスポーでリーチが長くて、左のパンチ、左のキックなど蹴りもパンチも両方で試合を組み立てられたりとか、キロチンもすごくて。組み技でも、サトシ選手とやった試合を見てもサトシ選手が4の字バックを取ってる状態からくるんと身体を回転させて腕を巻いて前に落として逃げるっていう、本当にスクランブルの展開が強い」と、穴が無く、スクランブルの上手さがあるという。

 身長170cm・リーチ174cmのシェイドゥラエフに対し、AJは身長178cm・リーチで187cmと大きく上回る。また、パンチのみならず長い距離のキックや、関節蹴りなどで間合いを保ちながら自身のペースで戦う。しかし、シェイドゥラエフにはそれを無効化する踏み込みのスピードがある。

 サウスポーの久保は、同じサウスポー構えのAJが対シェイドゥラエフにおいて陥る可能性がある立ち位置について語る。

「AJは、立ち技の展開で僕がやったとき感じたけど、サウスポーのセオリー通りの右(外足の位置)を取るっていうやり方だとシェイドゥラエフのあの右のパンチ、ストレート、フックが見えづらくて食らっちゃう。AJがサウスポーの王道の戦いっていうか、結構左ミドルとか、左ストレート、右を取って前の手を出してリーチを測りながら戦うっていうタイプだから、それがどう出るかっていう感じ。ワンチャン、もしかして立ちの展開でシェイドゥラエフの右が入る可能性がある」と、通常の外足を取る位置取りだと、右を被弾することもありうるとした。

 27戦してKO負けや一本負けがひとつもないAJ。ともに組み技も得意とするが、その組みの優劣が打撃に影響し、打撃の優劣が組みに影響するのがMMAだ。そしてその打撃は、MMAではスタンドのときばかりではない。

 シェイドゥラエフと肌を合わせた久保は「寝技の展開ではどちらも極められなさそうで、立ちでシェイドゥラエフが右で当てて勝つ可能性があるのかなと。シェイドゥラエフがタックルに行った時に逆にAJのギロチンチョークとかがカウンターで入る可能性もあるし、こういう(五分五分の)展開なのかなって。

 勝負の鍵は、シェイドゥラエフがどれだけ底が見えるかっていう。(対北米では)Bellatorの(フアン)アーチュレッタとやっているけど、同じフェザー級とはいえ、AJ・マッキーはデカいから。シェイドゥラエフのパウンドとか──あのパンチは本当、桁違いのパンチ。僕もめっちゃ手がデカいけど、シェイドゥラエフと握手した時の手のゴツさって、結構ヤバかった。そういったパンチ力っていう点でパウンドがどうなるかっていう。極めは、AJ・マッキーはサトシ選手でも極められなかったから、そのAJがシェイドゥラエフの極めを食らうとは思えない。AJは下からのヒジもすごい。シェイドゥラエフも上取ってるだけだと一筋縄ではいかない。シェイドゥラエフって全フィニッシュ中だけど、本当に判定の勝利、判定の展開が初めて見れるんじゃないかなって」と、サブミッションの極めに至らなくてもシェイドゥラエフにはパウンドの脅威があり、そこで判定決着になる可能性もあげる。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.345
2026年7月23日発売
9.10『超RIZIN.5』でRIZIN&PFLダブル王座戦のシェイドゥラエフ&AJ・マッキー独占インタビュー。榊原CEO、野村駿太、クレベルも。K-1 朝久泰央×大久保琉唯×木村萌那
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント