▼第14試合 KNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級 3分3R
×シッティチャイ・シッソンピーノン(タイ)
KO 2R 1分47秒 ※左アッパー
〇久井大夢(TEAM TAIMU)

シッティチャイはプロ160戦以上と鉄人的な戦歴を持つ現役のムエタイレジェンド。キックボクシングとムエタイを合わせ、世界王者に11回輝く。過去10年間に渡り、キックボクシングとムエタイで、最も圧倒的な強さを誇る選手の1人として評価を築き上げてきた。これまでルンピニースタジアム認定ウェルター級王座、GLORY世界ライト級王座、武林風世界-71kg王座、2015年Kunlun Fight World Maxトーナメント優勝など数々のタイトルを獲得。

2020年7月からONEに参戦。2022年の「ONEフェザー級キックボクシングワールドグランプリ」では決勝へ進出するもチンギス・アラゾフに判定負け。その後は連敗したが、2024年5月の野杁正明戦で完勝を収めて実力者健在ぶりを示した。2025年4月、ONEムエタイルールでニコ・カリロにKOで敗れ、8月にONEからリリース。2025年12月からはKNOCK OUTに参戦し、海人に判定負け。2026年4月に漁鬼とドロー。戦績は129勝(39KO)37敗6分。
久井は2022年4月にプロデビュー後、12月に3戦目にしてKNOCK OUT-REDスーパーフェザー級王座を獲得。2023年9月にBLACKライト級王座に就き17歳にして2階級制覇、2024年6月に龍聖とBLACKスーパーフェザー級王座決定戦を争い、17戦無敗だった龍聖に初黒星を付けて三冠を達成。2024年12月の「KNOCK OUT-REDスーパーフェザー級王座決定トーナメント」で優勝し、再び同王座にも就いた。
2025年2月にはIPCC世界-60kg王座をカンボジアで獲得。6月に龍聖との再戦を制してBLACKスーパーフェザー級王座の初防衛に成功するライト級に転向。12月にゴンナパーに判定勝ちでKNOCK OUT-REDライト級王座を奪取し、2月のダイレクトリマッチではドローで初防衛に成功した。しかし、4月の『ONE SAMURAI』で秋元皓貴に判定2-1で惜敗。スーパーライト級に上げての6月21日のデンサヤーム戦はドロー。8月にモー・アブドゥラマンをKOして再起した。戦績は20勝(7KO)6敗2分。
1R、久井はジャブと右カーフで前へ出る。シッティチャイの打ち返しはしっかりと両腕ブロック。シッティチャイは得意の左アッパー、左ミドル、右前蹴り。

久井は徹底的にジャブと右カーフを当てていき、シッティチャイにロープを背負わせると右ボディからの右フック、後ろ廻し蹴りも繰り出す。シッティチャイは前へ出てくる久井に半歩ステップバックしてのテンカオを突き刺す。久井は右フック。

2Rも前に出る久井にシッティチャイは右フックと左ミドル、前蹴り、左のテンカオ。久井はジャブを突く。久井のガードの上からでもワンツー、右アッパーを叩きつけるシッティチャイ。久井のワンツー、シッティチャイは左右アッパーと左右フックで久井のガードをこじ開けようとする。

右ボディの相打ちからシッティチャイの左アッパーがヒット。久井のジャブにシッティチャイが右アッパーを返した直後、久井の左アッパーがクリーンヒット。シッティチャイはバッタリと前に倒れ、そのまま動けず担架に乗せられてリングを後にした。

2階級上、70kgの世界トップ戦線に長く君臨し続けたシッティチャイをKOするという番狂わせを演じた久井。「今回急遽試合決めてもらってありがとうございます。自分は実力的にまだまだやなと思っていたんですけれど、勝ててほっとしています。山口さん、10月後楽園どうですか。自分は試合して自分が強くなった姿を見せたいのでよろしくお願いします。これからもこうやってKOで倒して、全試合こういう試合をしていくように頑張ります」と、またも連続参戦をアピールした。







