「黒田斗真君に、練習をお願いしています」

――明かせる範囲で目の怪我は、どんな状況だったのでしょうか。
「両目なんですよね。以前からおかしかったんですけど、黒川戦が終わった後、色がなんか認識できなくなって。暗い場所やコンビニとかに入ったら急に色が変わるんですよ。黒い点が半分くらいまで埋まっていて、右下半分が見えなかったんですよね」
――そんなにですか。
「病院に行ったら即入院で手術しました。今は、視野も全然問題ないです。日によってちょっとぼやけたりもするけど、気にならないくらいです」
――それは良かったです。今回対戦する上遠野選手の印象は?
「すごく強いし、上手いなって思ってます。当て勘がいいなと。でも、正直、試合をあまり見たことがないんですよ。彼はフライ級だったこともあったし。別にナメているわけではなく、いつもそんな感じです」
――練習は、どんな感じですか。
「エイワジムで練習します(取材日は6月中旬)」
――では、吉成名高選手とも練習するわけですね。
「もちろん。相手がサウスポーなので、黒川戦の前も一緒にやりました。あと今回は、黒田(斗真)君がいるようなので、練習をお願いしています」
――ああ、黒田選手ですか。二度、タイトル戦で戦いましたね。
「黒田君に対策してもらえれば、心強いですね」
――不思議な縁ですね。
「この前も黒田君を含めてみんなで一緒にご飯を食べて、中川会長から冗談で『また対戦する?』と言われました(笑)」
――石井選手は現在27歳ですが、ご自身ではキャリアのどの位置まで来てるんですか?
「結構、終盤やと思います。もう長くやっていますからね。自分は、落ちぶれて辞めたくないんですよ。元々は25歳で辞める予定だったんですけど、どんどん延びているので、30歳までとか期間を決めてもいいかもしれない」
――憧れている魔裟斗さんみたいに一番いい時に辞めたいと。
「はい、そう思っています。そのためにも、他団体の強い選手や海外の選手とも戦っていきたいですね。意味のある試合というのは、そういうことです」
――分かりました。では最後に、地元・福岡のタイトル防衛戦へ向けてメッセージをお願いします。
「僕が格闘技を始めた時からK-1のベルトを巻くと言ってきて、ようやく地元・福岡でその姿を見せられることになりました。でも負けたら見せられないので、絶対に勝って防衛します。石井一成が巻くK-1のベルト姿を見せたいので、絶対に倒して勝ちます」




