2026年8月9日(日)福岡・アクロス福岡イベントホール『KPKB vol.29』(九州プロキックボクシング)の全対戦カードが発表された。
KPKBインターナショナルヘビー級タイトルマッチでは、王者・丸山公豊にKPKBヘビー級王者の中平卓見が挑戦。
中平は昨年11月からKPKBに参戦し、強烈なカーフキックで2戦連続KO勝ち。試合後マイクで「丸山選手が持つインターナショナルのベルトに挑戦したい」とコメントしていた。丸山がこれを受け、ヘビー級王者同士のタイトルマッチが実現。RUI、山下豊を戦闘不能に追いやった中平のカーフキックを、丸山はどう攻略するのか。やるか、やられるかのKO必至なメインイベント。
KPKBバンタム級王者の早田吏喜に、実績を詰んできた虎が挑戦。早田は第10代Krushバンタム級王座決定トーナメントで1回戦を勝ち上がるも、惜しくも準々決勝で敗退。復帰戦に向けて気合いが入る。虎はKNOCK OUTクロスポイント大泉の渡部惺を破り、勢いに乗る。両者共に高いスキルを持ち穴のない選手なだけに、どう攻め入るか。両陣営の選択する”戦術”もカギとなりそうだ。
KPKB第6代ウェルター級王座決定戦では、ベテランのダルビッシュ黒木と無敗の快進撃を続ける那稀がマッチアップ。那稀は前大会で老獪なテクニックを持つ井原浩之を下しており、益々勢いに乗っている。しかしダルビッシュ黒木の”一発”は健在なだけに、最後まで気を抜けないタイトルマッチとなるだろう。
第5代KPKBスーパーフェザー級王者の雄大は王座を返上し、今大会で引退試合を行う。相手は九州キックボクシング界の注目若手である山口秀虎が選ばれた。山口は前戦のタイトルマッチで初黒星を喫し、今回が復帰戦。「花を持たせる気はない」とコメントした。パンチの雄大と蹴りの山口、両者ともに”倒す”ファイトスタイル。バッチバチの引退試合が予想される。
第4代KPKB女子バンタム級王者のHotaruがKPKBに帰ってくる。相手はMMAで激戦を繰り広げてきた宝珠山桃花。MMAとキックの二刀流を目指す宝珠山に、前王者のHotaruは厳しさを教えることができるか。
KPKBフェザー級常連のYU-KIは、K-1ジム横浜チームオルカの嶋拓実と対戦。嶋も久しぶりの九州参戦で、「KPKBのベルトが欲しい」と意気込んでいる。
前戦KPKBヘビー級タイトルマッチで敗れた山下豊はYASU BRAVELYと因縁の対決。X-FIGHTで行われた同マッチは、山下のローブローによりノーコンテストに。YASU BRAVELYは「KPKBのリングに忘れ物を取りに行く」とコメントしており、遺恨清算へ準備は万端だ。
KPKB女子に新しい逸材がやってくる。Lion GYMの希美は「可愛くて強い」を体現する元アイドルで、空手戦績も豊富な選手。北九州のご当地アイドル『愛◆Dream』の13期生で、2026年2月に卒業。空手では2024年硬式空手世界選手権で3位に入賞している。対する凜夏はアマチュアで着実に実力をつけてきたアグレッシブさが光る選手。二人がKPKBに新しい風を吹かせる。
【写真】2024年硬式空手世界選手権で3位に入賞(C)柳原宏則 KPKBvol.29の前にはアマチュアファイト開催。