激闘を制して手に入れたRIZINとBellatorの両バンタム級王座を返上した堀口 (C)Bellator
2019年11月28日(木)、RIZIN&Bellator世界バンタム級王者の堀口恭司(ATT)が二冠を返上することがRIZINより発表された。
堀口は12月31日『RIZIN.20』にて「RIZINバンタム級(61kg)タイトルマッチ」で初防衛戦に臨む予定だったが、怪我(これまでのダメージの蓄積により練習中に右膝前十字靭帯の断裂と半月板損傷で全治10カ月)により欠場。挑戦者・朝倉海(トライフォース赤坂)との再戦は今大会では中止となった。
堀口は全治10カ月。本人より「特にベルトや地位への未練はないので、RIZINのベルトを返上したい」と申し出があり、RIZIN FIGHTING FEDERATIONはこれを受理した。また、Bellator世界バンタム級王座についても同様に返上となったことが発表された。これにより、大晦日の『RIZIN』では王座決定戦が行われることが濃厚となった。
RIZIN世界バンタム級王座は2018年12月31日、Bellator世界バンタム級王者ダリオン・コールドウェルと王座決定戦で対戦し、一本勝ちで獲得。Bellator世界バンタム級王座は2019年6月14日、マディソン・スクエア・ガーデンでコールドウェルに挑戦し、判定勝ちで奪取したもの。
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