▼セミファイナル(第8試合)フェザー級(-57.5kg)3分3R延長1R
×梅井泰成(Mouton/同級2位、第4代RISEフェザー級王者)
判定0-3 ※27-30×3
〇中嶋愛樹斗(OISHI GYM/フェザー級10位 第8代DEEP☆KICK-55kg王者)

梅井は、柔道とレスリングをバックボーンに持ち、2022年3月に平野凌我との王座決定戦を制して第4代フェザー級王座に就いた。同年8月の防衛戦で門口佳佑に敗れて以降は、ノーコンテストを挟み3連敗と約2年勝利から遠ざかっていたが、2024年6月の翔戦で判定勝ち。10月の「フェザー級王座次期挑戦者決定トーナメント」準決勝では吉田晄成に勝利したが、決勝で大森隆之介に延長戦で惜敗。戦績は16勝(3KO)11敗1無効試合。

中嶋はジュニアキック出身。ACCEL第5代日本バンタム級王者で、2024年9月には第8代DEEP☆KICK-55kg王座にも就いた。2025年5月、『ONE Friday Fights』に初参戦して中国のリュー・ジュンチャオに勝利、2025年12月には『MATURI BOM-BA-YE』で良星を初回KOの金星。2026年2月、フランス遠征でジラリー・キャルービーに判定で初黒星を喫した。5月のRISE初出場では白石舜を止まらない攻撃で2RにKO。「やべぇヤツ来たと思わせたと思うので、次戦ランカー5位以上の誰でもいいので当ててください」とアピールしていた。戦績は14勝(10KO)1敗のホープだ。名古屋の名門OISHI GYM所属。

1R、サウスポーの梅井は左インロー、中嶋は右インローを蹴る。ショートの左右フックは梅井、中嶋も左フックをダブルで叩き込む。追いかける中嶋が右ストレートを当てると、梅井もすぐに右ストレート。中嶋が右の三日月、梅井はボディストレートを返す。梅井は右フックから左ストレート、中嶋は細かい連打。梅井は接近戦になると組み付くが、中嶋はヒザを突き刺す。

2R、梅井は前蹴りからの右ボディストレート、中嶋はワンツーを打ち梅井が組んでくるとヒザ。梅井は左ミドルからの前蹴り、中嶋の左ローに右フックを合わせる。中嶋がスーパーマンパンチの右ストレートで突っ込んだところ、梅井が前に倒れてヒザを着きダウンをコールされる。

不服そうな梅井だが、試合続行になると中嶋が組んでヒザ。離れると左フック、右アッパー、左ボディ。梅井はジャブを突き、左ストレートを打つが中嶋のパンチのコンビネーションが回転する。

3R、中嶋のワンツーに左ストレートを返す梅井、中嶋はすかさず飛びヒザ蹴り。その後も飛びヒザ、右の三日月、ヒザ蹴り。梅井の左右フックにも右のヒザを突き上げる。飛びヒザを放つ中嶋に梅井は組んで倒す。左右フックを打つ中嶋に梅井は明らかにダブルレッグで組み付いて倒そうとする。

中嶋の猛行為に苦しい展開の梅井。中嶋の顔面前蹴りがヒット。梅井は左ミドルからワンツーを狙うが、中嶋が右ストレート、左フック、ヒザ。接近戦でヒザを突き上げ、右ハイを蹴り、右ストレートを当てる中嶋。梅井は前に出るが中嶋の攻撃に手が出ない。

判定は3-0で中嶋が下剋上を達成した。RISE唯一の三階級制覇を達成した裕樹から勝利者賞、原口健飛から今大会最高額の「原口健飛賞」が贈られた。

中嶋はマイクを持つと「梅井選手が大森選手と戦って延長まで行ったと思うんですけれど、僕は延長行かないでダウンも取って勝ったので次は1位しかいないでしょう。僕は最短で、10代でベルトを獲りたいのでよろしくお願いします。僕は満足せずまだまだ上に行きます」と、同級1位・大森隆之介との王座決定戦へ名乗りを挙げた。






