▼セミファイナル(第10試合)フェザー級(-57.5kg)王座次期挑戦者決定戦 3分3R延長1R
×梅井泰成(Mouton/同級3位、第4代RISEフェザー級王者)
延長R 判定0-3 ※9-10×3
〇大森隆之介(EX ARES/同級4位、バンタム級1位)
※本戦の判定は28-29、29-29×2。
梅井は、柔道とレスリングをバックボーンに持ち、2022年3月に平野凌我との王座決定戦を制して第4代フェザー級王座に就いた。同年8月の防衛戦で門口佳佑に敗れて以降は、ノーコンテストを挟み3連敗と約2年勝利から遠ざかっていたが、2024年6月の翔戦で判定勝ち。10月の「フェザー級王座次期挑戦者決定トーナメント」準決勝では吉田晄成に勝利した。戦績は16勝(3KO)10敗1無効試合。
大森は2020年1月のプロデビュー後、2021年7月に有井渚海に負け連勝がストップするもその後は格上を次々と撃破。2024年3月、13戦全勝の山田虎矢太をバックハンドブローでKOする大番狂わせを起こした。8月にはバンタム級王者・大﨑孔稀に挑戦したが判定で敗れ王座戴冠ならず。2025年4月、鈴木真彦からダウンを奪っての判定勝ちで名を挙げた。10月の「フェザー級王座次期挑戦者決定トーナメント」準決勝では翔に勝利。戦績は11勝(6KO)3敗。


1R、前後にステップを踏む大森に、サウスポーの梅井はじりじりと前へ出ていく。梅井は大森の前足を3度連続で踏む。両者が交錯したところでバッティングとなり、大森がドクターチェック。再開後には今度は大森の右インローがローブローとなってしまい、再び中断に。

インターバルがとられ、試合再開。梅井のヒザに右インローを返す大森。梅井はジャブから左ミドル、大森がパンチを出して来ると左ストレートで迎え撃つ。

2R、梅井は左右フックと左インカーフ、大森は左フックと右ストレート。短い打ち合いのラリーが続く。梅井の細かい連打には大森がヒザを返す。細かい連打からヒザを突き刺すのは大森。

ワンツーの打ち合い。大森もテンカオを突き刺す。至近距離でフックの打ち合いが何度も見られ、どちらかがヒザを蹴る。ラウンド終了直前、梅井の左ショートが大森をカウンターで捉え、大森のヒザが一瞬落ちた。

3R始まってすぐにバッティング。すぐ再開となり、大森がワンツーの連打で前へ出ていく。梅井も負けじとワンツー。打ち合いで梅井の左フックがヒット。大森も右アッパーを返してヒザ、梅井もすぐにヒザを蹴る。

大森がガムシャラに前へ出て連打とヒザ、梅井も左右フックを返す乱戦に。梅井は右フックと左アッパー、大森が左フックとヒザ。大森の右がヒットし、梅井が下がったところで試合終了。

判定はジャッジ1名が大森を支持したがドロー。延長戦へ突入する。大森は距離をとって右を当てに行くが、梅井は入り込んでの左右ショートフックとアッパー。フックを打ち合い、ヒザを蹴るのは梅井。大森もショートのコンビネーションをフル回転させ、ヒザを蹴る。

梅井の前蹴りに尻もちをつく大森。離れると右をしっかり当てる大森。梅井は入り込んでの左右フックとヒザ。何度ももみ合う両者をレフェリーが分ける。大森の飛びヒザは不発、梅井が左右フックを出して試合終了。

ジャッジを付けづらい内容となったが、判定3-0でハッキリとしたヒットを奪った大森の勝利となった。

大森は「あかんですね、安本にはまだ…あかんすね、伊藤さん。もう1試合いきましょう」と、これは安本に挑戦できないと自らダメ出し。もう1試合、挑戦者決定戦をやりたいと伊藤代表に直訴した。

続けて「(梅井が)TEPPEN辞めて干されるのかなと思っていたけれど、彼の人柄があって僕の前に立ちふさがってきたのは、応援したい夢を壊す側に回ったので複雑な気持ちでした。でも僕にもベルトを獲りたい気持ちがあるので、勝った分、ベルトを獲りたいと思います。俺を見てくれと思っています」と、アピールした。


