-65kg級で190cmの長身を誇る加古(左)が初回TKO勝ちで決勝へ(C)DEEP☆KICK
DEEP☆KICK ZERO 30
2026年7月5日(日)大阪・176BOX
▼メインイベント DEEP☆KICK-65kg王座決定トーナメント準決勝 3分3R延長1R
×竹市一樹(MA二刃会)
TKO 1R 1分55秒 ※レフェリーストップ
〇加古稟虎(team Bonds)
※加古がトーナメント決勝に進出。

-65㎏戦線では恵まれた身長(190㎝)とリーチで新人時代から将来を嘱望されていた加古。まさかの3連敗を喫するなど足踏みをする時期もあったが、それも試練と捉えたらもっと強くなれる。

今回は王座決定トーナメント準決勝という大切を試合をマッチメークされ、しかも試合順はメインイベント。いやがうえにもKO勝利への期待が高まるが、準決勝を争う相手は一筋縄ではいかないベテランだった。

過去に2本のチャンピオンベルトを巻いた経験を持つ竹市一樹(MA二刃会)。上半身のタトゥーから抱くいかついイメージとは裏腹に、日々練習を欠かさない中年の星だ。

しかし竹市とて16㎝という身長差を攻略することはできなかった。加古の蹴りをキャッチしてどうにかしようとするが、2階から打ち下ろされるような右ストレートを食い止めることはでない。1R開始早々、右ハイでグラつかせられると、右ストレートで追撃され、再び食らった右ハイで先制のダウンを奪われる。

なんとか立ち上がってきたものの、ダメージが残っているのは明らか。このチャンスを加古が逃すはずはない。右ストレートを畳みかけ2度目のダウンを奪って勝負を決めた。

試合後、9月20日の決勝戦で拳を交わす近藤がリングインすると、「次の対戦相手である加古選手がいまKOで勝ったけど、僕との試合はそんなにうまくいかない。僕はこの65㎏に挑戦しにきているので、次はしっかり倒して勝つ」と宣言した。

一方の加古は「2週間前に愛犬が亡くなってしまって、一緒に今日戦って勝ててうれしい。9月のタイトルマッチ(王座決定トーナメント決勝)では強い近藤選手をしっかり倒して、僕が65㎏のベルトを巻きます」と涙ながらに心優しき一面をみせた。







