DEEP☆KICK ZERO 312026年7月5日(日)大阪・176BOX
▼メインイベント DEEP☆KICK-53kg王座決定トーナメント準決勝 3分3R延長1R―大輝(DK9)試合中止―ゆいら(健心塾)※ゆいらが体調不良により計量を行えず中止。大輝がトーナメント決勝に進出。
▼セミファイナル DEEP☆KICK-53kg王座決定トーナメント準決勝 3分3R延長1R〇鉢田歩揮(team Bonds)TKO 3R 2分29秒 ※レフェリーストップ×瀧(魁塾)※鉢田がトーナメント決勝に進出。
午前の部のZERO30で同門の加古がDEEP☆KICK-65㎏王座決定トーナメント決勝に進出するなど勢いに乗るteam Bonds。午後の部のZERO31でもメインに出場する予定だったゆいらのドクターストップで急きょメインへの繰り上がり出場を果たした鉢田が瀧を3R TKOに追い込み、トーナメント決勝進出を果たした。
鉢田と瀧はともにソップ型。1R、瀧は得意とするノーモーションから繰り出す左ミドルでプレッシャーをかける。鉢田のセコンドからは「自信を持て」「もう一歩、入れ」というシビアな指示が飛ぶ。
1Rは瀧優勢の流れだったが、続く2Rになると、鉢田は右ストレートで反撃の狼煙をあげる。さらにボディフックを打ち込むと、瀧は思い切り効いた素振りを見せてしまう。その後も鉢田はボディ攻撃を中心に攻撃を仕掛け、瀧を窮地に追い込む。
試合後、瀧は闘っている最中に腰を痛めたという話を耳にしたが、そんなことを鉢田は知る由もない。3Rになると、強烈なワンツーやボディフックでさらに追い込む。最後は立て続けに二度のダウンを奪ったが、決まり手はいずれも右ローだった。
試合後はゆいらと闘わずして決勝進出を決めた大輝がリングイン。普段は鉢田と一緒に練習することも多いという23歳は「(前から)歩揮と決勝をやると約束していた。こういう試合を見せられ最高の刺激をもらったので、タイトルマッチでは最高のケンカをします」と宣言した。
鉢田も「次の決勝はタイトルマッチ(王座決定戦)なのでボコボコにして、僕がベルトをとります」と言い返した。
普段は練習仲間ながら、試合となれば話は別。王座決定戦までふたりは別々に練習をするつもりだ。昨年実現した初対決では大輝が勝利を収めている。仲がいい者同士が真剣に闘うときほど怖いものはない。
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▼第9試合 DEEP☆KICK-70kg挑戦者決定戦準決勝 3分3R延長1R×財津大樹(TEAM BEYOND/ONE LINK)KO 1R 3分00秒〇狂介(道化倶楽部)※狂介が挑戦者決定戦に進出。
今年3月に王座初防衛に成功したDEEP☆KICK-70kg第5代王者・本野への挑戦権をかけた挑戦者決定戦準決勝、同級5位の財津と道化倶楽部の狂介が決勝進出をかけて拳を交わした。
財津は北九州を拠点に活動しながら東京のONE LINKへの出稽古を欠かさない隠れた努力家。これまでDEEP☆KICKには3回出場する機会があったが、いまだ白星をゲットするまでにはいたっていない。
ゆえに「今度こそ」と意気込んだが、ガードが下がったところに狂介の日本拳法仕込みの左フックを思い切り食らいダウン。そのまま立ち上がるもファイティングポーズをとるに至らず10カウント。
4月12日のRISE EVOL OSAKA2では札幌からやってきた愛翔に1RKO負けを食らったが、今度は逆に1RKO勝ちを飾った格好だ。勝っても負けてもインパクトがある勝ち方ができるのは、いかにも道化倶楽部所属の選手らしい。試合後はセコンドに就いた山口兄弟らと大喜びしていた。
これで狂介は10月18日のDEEP☆KICK ZEROで同級1位のKING弥百希(ROYAL KINGS)と挑戦者決定戦を行うことが決定した。
リング上に招かれた弥百希は「狂介選手には一発があるのかなとは動画を見ても思っていた。まあ狂介選手が勝つとは予想していたけど、どちらが来ても負ける気はない。年内に本野選手にやり返すためにも(挑戦者決定戦となる)10月の試合は楽しみにしておいてください」と必勝を宣言した。
対する狂介は「しゃあ~、勝ったで。ハイ、ここから今日トーナメント2試合目をやります。いいですか?」と早くも戦闘モードを見せたが、客の反応がいまいちとわかるや、「あっ、滑った」と笑いに変え、弥百希に「この名前、なんて読むの?」と突っ込んでいた。性格は水と油ながら、それでも化学反応を起こすのが格闘技の醍醐味。挑戦権を掴むのはどっちだ?
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▼第8試合 DEEP☆KICK-53kg契約 3分3R×吉田亮汰朗(BK GYM)判定0-3 ※27-30×2、28-30○佐々木昊生(B.F.A-SEED)
今年1月、約1年ぶりの試合で勝利を収め再起を飾った吉田。復帰2戦目の相手は佐々木。4月の-51㎏王座決定トーナメントでその後王者となる泰生に延長で判定負けを宣せられプロ初黒星を喫してしまった。今回は階級を上げての復帰戦となる。
試合が動いたのは2R終盤。佐々木は蹴りの連打で吉田を相手コーナーに追い込み、右を一閃。これがズドンと決まって、吉田はダウンを喫してしまう。このダウンでリズムを掴んだ佐々木は3Rになっても、右のミドルやテンカオでさらに追撃。結局、3-0でDEEP☆KICK初勝利を飾った。
この階級では171㎝と身長が高く、倒せる一撃を兼ね備えたタレント性は魅力的。やたらと長い(これも作戦?)セコンドの指示もキックファンなら一度は耳にするべきだろう。-53㎏のタイトル戦線に食い込んでくるか。
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▼第7試合 DEEP☆KICK-55kg契約 3分3R〇川本勝一郎(ESPERANZA)TKO 3R1分7秒 レフェリーストップ×ブラックキャット大和(心将塾)
プロ2戦全勝の川本とデビュー戦を迎えたブラックキャット大和というフレッシュな一騎討ち。1Rから積極的に前に出る川本だったが、逆に被弾する場面もあり、甲乙つけ難い状況に。
しかしながら2Rになると、川本は右ヒザをボディに食い込ませると、ワンツーで追い打ちをかけ、コーナーでスタンディングダウンを奪う。その後も連打を放ち、2度目のダウンをとる。こうなると、完全に川本のペース。
3R、ワンツーで大和をグラつかせたところでレフェリーが試合を止めた。懸命な判断だろう。
これで川本は3戦全勝(DEEP☆KICKでは2戦全勝)。次戦はランカーとの対戦となるか。
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▼第3試合 DEEP☆KICK MASTERS -63kg王座決定トーナメント準決勝 1分30秒3R延長1分1R〇高尾昌宏(ENCOUNTER)TKO 1R 1分04秒 ※レフェリーストップ×中谷貴巳(HAWK GYM)※高尾がトーナメント決勝に進出。
今大会からDEEP☆KICKでは初となるアマチュアベルトを新設。50歳以上のアマチュアキックボクサーを対象に「DEEP☆KICK MASTERS」-63㎏王座決定トーナメントをスタートさせた。組まれたのは54歳の高尾昌宏(ENCOUNTER)と53歳の中谷貴巳(HAWK GYM)、50歳の豊原一行(TeamFreeStyle)と54歳の中谷巌(心将塾)。
高尾VS中谷は試合開始早々、中谷が鋭い右を繰り出し高尾をグラつかせたが、攻め急いだ中谷がガードをあけたタイミングで高尾はカウンターの左をクリーンヒットさせ痛烈なダウンを奪う。その後追撃となる右で中谷にさらにダメージを与えると、再び左で2度目のダウンを奪い勝負を決めた。
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▼第4試合 DEEP☆KICK MASTERS -63kg王座決定トーナメント準決勝 1分30秒3R延長1分1R〇豊原一行(TeamFreeStyle)TKO 1R 1分03秒 ※レフェリーストップ×中谷 巌(心将塾)※豊原がトーナメント決勝に進出。
一方、豊原VS中谷は1R開始早々豊原が右のローやミドルで攻め込む。その後打ち合いになる中、豊原は右クロスを一閃。先制のダウンを奪う。その後中谷をロープを詰め、パンチを連打してとどめを刺した。決勝は9月20日開催予定のDEEP☆KICK79で行われる予定。マスターズの称号を手にするのはどっちだ!?
(文・布施鋼治/写真・石本文子)
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〈試合結果〉
▼第6試合 DEEP☆KICK-51kg契約 3分3R×由知(TeamFreeStyle)判定0-3 ※29-30×2○根本日向(TEAM LIGHT)
▼第5試合 DEEP☆KICK-64kg契約 3分3R○寺坂哲伸(TEAM TEPPEN)判定3-0 ※20-17×2、20-18×イ・ヒョンテ(TEAM Solid)※2R1分46秒にイ・ヒョンテが寺坂哲伸の偶発的なバッティングを被弾し出血、回復をまったが続行不可能とレフェリー・ドクターが判断、2R1分46秒までの判定で寺坂が勝利した。
▼第2試合 NEXT☆LEVEL提供試合 -60kg契約 1分30秒2R○山脇仁汰(PSKムエタイ大阪)判定3-0 ※20-18×2、20-17×金子大虎(BILLION.WIN.GYM)
▼第1試合 NEXT☆LEVEL提供試合 -46kg契約 1分30秒2R○山口 浬(ESPERANZA)判定2-0 ※20-19×2、19-19×岸田龍成(月心会チーム侍)