初防衛戦の壱(左)と連敗脱出も懸ける乙津が対戦
2026年8月2日(日)東京・後楽園ホール『MAROOMS presents KNOCK OUT.66』(U-NEXT配信)の記者会見が、6月30日(火)都内にて行われた。
KNOCK OUTは年2回、後楽園ホールでWBCムエタイをメインとした大会を開催していく方針を発表。第1回となる今大会ではWBCムエタイ日本タイトルマッチが4試合組まれた。

会見の第1部には、WBCムエタイ日本スーパーバンタム級タイトルマッチ3分5Rで対戦する王者の壱・センチャイジム(センチャイムエタイジム)と同級6位の挑戦者・乙津陸(KNOCK OUTクロスポイント大泉)、WBCムエタイ日本フライ級タイトルマッチ3分5Rで対戦する王者・渡部蕾(KNOCK OUTクロスポイント大泉)と同級5位の挑戦者・谷津晴之(新興ムエタイジム)の4名が出席。

沖縄出身の壱は空手をベースに持ち、ボクシングを経て上京してムエタイを始めた。2008年11月にLPJNバンタム級王者、2022年11月に第2代KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級王者となった。2023年8月の初防衛戦で古村光に敗れて王座を失ったが、2024年4月のリマッチで王座奪還。6月にはムエタイの激闘王と呼ばれたチョークディーから勝利を収め、7月の『ONE Friday Fights』で初参戦初勝利。
「KICKBOXING JAPAN CUPスーパーバンタム級トーナメント」では12月の決勝戦へ進出するも、森岡にKO負けを喫した。2025年3月、LPJN認定スーパーバンタム級王座も獲得したが、6月に森岡悠樹にKO負けでKNOCK OUT-REDスーパーバンタム級王座を奪われた。10月には繁那に判定勝ちでWBCムエタイ日本スーパーバンタム級王座を獲得。前戦は2026年4月、クルンタイとドロー。戦績は30勝(10KO)11敗2分。ONE FFでは2勝1敗。

乙津は2021年10月にプロデビュー。2022年12月に第2代KNOCK OUT-REDスーパーフライ級王座決定戦に臨んだが、心直に判定で敗れてプロ初黒星。バンタム級に階級を上げて2023年8月のKNOCK OUT-REDバンタム級王座決定戦では心直にリベンジして初戴冠を果たした。2024年2月、Krushに乗り込んで齊藤龍之介に延長Rで勝利もアゴを骨折して長期休養に。
2025年4月の復帰戦では森岡悠樹に初回KO負けを喫したが、6月に石川直樹をKOして再起。12月に星拓海との王者対決で判定負け。2026年5月、K-1で璃明武に判定負けで連敗中。戦績は11勝(5KO)5敗。

渡部は2024年9月にKNOCK OUTでプロデビューし、5勝(3KO)無敗の快進撃を続けていたが、2025年8月の「第5代Krushフライ級王座決定トーナメント」1回戦で優勝候補の安尾瑠輝と対戦し、3RにKO負けを喫した。10月の『GOAT』ではSBの片山魁とのホープ対決で2RにKO勝ち。2026年2月、コウシ・ノーナクシンにTKO勝ちでWBCムエタイ日本フライ級王座に就いた。5月にラウェイのダン・マイ・トゥエイに判定勝ち。トリッキーかつ派手な戦いぶりが印象に残る選手。戦績は7勝(4KO)1敗。

谷津は2021年6月にプロデビュー、NJKF(ニュージャパンキックボクシング連盟)をホームリングとする。2024年5月に『ONE Friday Fights』初参戦を果たすと、4連勝3連続KOを飾ると共に3連続ボーナスを獲得したが、7月のアイザック・モハメッド戦で右ハイキックをもらってKOで敗れONE初黒星。10月もミャンマーのハー・リン・オムに判定で敗れ連敗を喫したが、2025年2月にリン・テット・アウンを得意の左ボディでわずか53秒、マットに沈めた。2026年3月のNJKF凱旋試合では高木雅巳を初回TKOで仕留めたが、6月のNJKFフライ級次期挑戦者決定戦で悠に判定負け。戦績は14勝(8KO)7敗5分。
会見で壱は「前回のドローは負けみたいなドローなので、今回WBCの防衛戦は僕が一番強いし、実力あると思っているので、しっかり仕切り直しで1戦目頑張ります」と、出直しの一戦だという位置付け。
挑戦者の乙津は「相手も強いですけれど、ここでしっかり俺がぶっ倒してベルトを大泉に2本目獲っていきます」と王座奪取を宣言した。
渡部は「初めての防衛戦なんですけれど、しっかりぶっ倒してベルトを守ります」と、初防衛に意欲。
挑戦者の谷津は「まずはこのようなチャンスをいただけたことを大変嬉しく思います。このチャンスをものにして、WBCのベルトを必ず腰に巻きたいと思います」と、ベルトを奪い取ると誓った。





