初のヒジありルールでラジャランカーを秒殺KOした小林(左)と、世界王者・藤原に勝利したカナが世界ランキング入り
WBCムエタイの世界ランキングが更新された。2026年6月度の世界ランキングで、女子ミニフライ級(-47.627kg)の2位にカナ・ウォーワンチャイ(ウォーワンチャイプロモーション/日本1位)、女子ライトフライ級(-48.988kg)8位に小林愛理奈(FELLOW GYM/日本1位)がそれぞれ世界ランキング入り。

カナは4月の『BOM 50』にて世界王者・藤原乃愛(尚武会フジワラムエタイジム)とオープンフィンガーグローブムエタイ3分3Rで対戦し、判定2-1で勝利した。小林は5月の『KNOCK OUT.64』にて初のヒジありルール(オープンフィンガーグローブ着用)に挑戦しラジャダムナンスタジアム認定女子ミニマム級12位プードゥアンを1Rわずか23秒でKOしている。

男子は世界ランキングから外れる選手も多かった。世界王者を含めた現在の世界ランカーは以下の通り。
ミニマム級 (-47.627 kg)
世界王者 安部 焰(エイワスポーツジム)
フライ級 (-50.802kg)
世界王者 奥脇竜哉(エイワスポーツジム)
スーパーフライ級 (-52.163kg)
ダイアモンド王者 吉成名高(エイワスポーツジム)
バンタム級 (-53.524kg)
世界18位 松田龍聖(大原道場/日本1位)
スーパーバンタム級 (-55.338kg)
世界12位 石井一成(ウォーワンチャイプロモーション)
世界19位 大田一航(新興ムエタイジム/日本1位)
フェザー級 (-57.153kg)
世界3位 大田拓真(新興ムエタイジム)
世界12位 古村光(FURUMURA-GYM/日本5位)
世界16位 品川朝陽(エイワスポーツジム)
ライト級 (-61.235kg)
世界王者 吉成士門(エイワスポーツジム)
世界18位 睦雅(ビクトリージム/日本3位)
世界19位 レンタ・ウォーワンチャイ(ウォーワンチャイプロモーション/日本1位)
スーパーライト級 (-63.50kg)
世界17位 重森陽太(KNOCK OUTクロスポイント吉祥寺/日本1位)
女子ミニマム級/ピン級(-45.359kg)
世界7位 MIREY(WSR三ノ輪)
女子ミニフライ級(-47.627kg)
世界王者 藤原乃愛(尚武会)
世界2位 カナ・ウォーワンチャイ(ウォーワンチャイプロモーション/日本1位)
世界19位 伊藤紗弥 (尚武会/日本2位)
女子ライトフライ級(-48.988kg)
世界8位 小林愛理奈(FELLOW GYM/日本1位)
世界13位 真美(Team Immortal/日本2位)
女子スーパーフライ級 (-52.163kg)
世界5位 NANA(エスジム川崎/日本1位)
女子バンタム級 (-53.524kg)
世界19位 ルイ(クラミツムエタイジム/日本1位)
女子スーパーバンタム級 (-55.338kg)
世界11位 SHIORIN(=名前の後ろにハートマーク/GRATINESS/日本1位)
また、WBCムエタイは、会長であるタナポン・バクディブミ陸軍少将のもと、ムエタイ界の未来を担う若き才能を称える新たな栄誉として、『WBCムエタイ・ライジングスターズ・シリーズ・アコレード(Accolade)』の創設を発表した。
「アコレード」とは、「栄誉」や「称賛」を意味する言葉であり、本制度は若年ムエタイ選手のみを対象に創設された特別な表彰プログラム。新たにスタートする『WBCムエタイ・ライジングスターズ・シリーズ』に出場する有望な若手選手たちの努力、献身、スポーツマンシップ、そして競技における成果を称えるために設けられた。
『WBCムエタイ・ライジングスターズ・シリーズ』の記念すべき第1回大会は、2026年8月27日にロンドンで開催が決定。同大会は、将来有望なムエタイ選手の発掘・育成・表彰を目的としたグローバルプロジェクトの第一歩となり、世界各地から集まる若き才能たちにスポットライトを当てることになる。

この記念ベルトは、プロ選手が獲得を目指すチャンピオンベルトとは異なる位置付けを持つ。ムエタイの道を歩みながら成長を続ける若い選手たちにとって、競技人生の大切な節目を記念するものであり、卓越性への挑戦と成長の過程を称える象徴としてデザインされた。



