僕がRWSに電撃参戦するかもしれないですね

――対戦相手はラジャの元チャンピオンですけど、映像とかは見ましたか?
「見ました」
――どんな印象がありましたか?
「強いですね。タイプ的にはチャンヒョン選手とかロッタン選手みたいな感じがしました」
――フィジカルの強い感じですね。
「『ガンガン前に出てきてバチバチに来い!』みたいな感じですよね。相性としては1番僕に似たタイプなのかなとは思っています。戦い方とか前に出るスタンスとか、あまりテクニックがないガチンコの感じでくる所とかが似たような感じだなと思いました。そこに少し手が入ってテクニックだったり、タイミングの合わせる部分だったりとか、そのままラッシュに繋げにくいのを見て似ているなと感じる部分があります。なので全く油断はしていないです」
――中村選手も実は色々な技術を使っているという部分では似ていますかね。
「そうですね。考えている事は似ているからと言って手に取るように分かるとは思わないですけど、やってる感覚としては少し似た部分もあるのかなと思っています。でも試合を見る前に、会見の発表があったので、とりあえず緊急でRISEを助けようと思ってOKしました。メインイベントが消滅して団体は真っ白だったと思うし、僕が必要とされているなら出ますっていう感じでした。『相手誰ですか?』って聞いたらインスタライブで乱入した時に発表していたラジャの王者ですって言われて、『おー、そうなんですね!』みたいな感じだったんですよ。でも話が来た時点であと3週間とかだったので、期間短くないですかって思ったんですよね(笑)」
――そうですね。20日前くらいでしたね。
「もう3週間切っている状態で『とりあえず発表だけしちゃいます』みたいな感じだったじゃないですか。興行としてもものすごくテンパっていたと思って、何があるか分からないのが格闘技だなって改めて思いました。僕は調整のできない選手に対して思うことはなくて、常陸選手も相手を舐めていないからこそ本気で調整した結果が不運の事故だったと思うんですよ。そこに対して無責任にメインがなくなったというのは、タイから来てくれる選手にも失礼だと思うし、今後のRWSとRISEの関係性もあると思うし、僕が一肌脱いで話が終わることなら一肌脱いで戦いましょうと決めました(笑)」
――中村選手の漢気参戦が決まって良かったです。
「僕は出稽古に行くとかトレ-ニングキャンプか遠征修行に行くのかが試合に変わったかの違いなので(笑)。少し塩分調整することが増えただけの話で、それ以外は何も変わらないです」
――じゃあいつもの状態で挑んでいる感じですね。
「毎日が楽しくて、その日も楽しんでいる所にお客さんを入れて出稽古する感じだと思っているので、その感覚で僕が楽しんでいる姿を見て、僕が一生懸命課題に取り組んでいる姿を見て、お客さんもそれを受け取って何か感じて楽しんでもらえればなと思っています」

――仮にヒジありのルールでRWSからオファーが来たらどうですか?
「やってみたいと思いますね。ただキックボクシングのチャンピオンとして、現役の間はキックボクシングを貫くっていうルールに関してだけはこだわりを持っていたんですよ。すごい団体からオファーが来たり、目先の金だったら良い話とか色々あったんですけど、RISEのチャンピオンでやらせてもらっている以上、色んなルールに振り回されて色んな所に出て、自分の成功だけ考えていると、RISEを目指す人が増えるのかって考えた時にそうじゃないなと思っていたんですよ。でもそこの考えは僕も色々更新されているので、今後はどうしていくかは分からないですけど、それが自分に力を貸してくれている人たちのためになるなら、RISEに結び付く部分があるならRWSも出てみたいです。ただベルトはかっこ悪いので別にベルトには興味ないですけど(笑)」
――ベルト…。
「キャリーバッグに付いてそうなやつなので、ビジュアル的にはあまり好きじゃないですけど(笑)。称号として、肩書きとして必要なのであれば取っておいてもいいかなとは思います。あと個人的な話なんですけど、チャドのリベンジをしたいなと思っています。チャドが僕のマイフレンドだって言ってくれたので」
――それこそ大﨑選手も負けていますしね。
「大﨑くんも現地で見ていて、実力としてはほぼ一緒なんですけど、ルールの違いで上手いこと使われて負けていましたね。だから上手いこと使っても俺には勝たれへんぞっていうのを言ってやりたいですね」
――ちなみにヒジありのルールって出たことあるんですか?
「実は1回だけあるんですよ。無名の時にNJKFで下積み時代に出てるんですよ」
――その頃はヒジ使えたんですか?
「そんなに使ってないですね(笑)。ヒジはやばいなって思ってた瞬間にヒジが来たんですけど、しゃがんで回避してヒリヒリして楽しかったのを覚えています。試合は30秒で終わったんですけどね(笑)。早く倒さなきゃって思ってヒザ蹴り1発で終わらせました」
――危機感を感じて本気で倒しにいったんですね。
「楽しかったです」
――そのヒリヒリを味わいに、いつか機会があれば挑戦もありえますね。
「もしかしたら僕がRWSに電撃参戦するかもしれないですね。また色々ファンの意見も聞くので、楽しみにしておいてもらえたらと思います」
――最後に急遽参戦となった後楽園大会に向けて、ファンの皆さんにメッセージをお願いします。
「前回の試合からまだ1カ月くらいしか経ってないんですけど、あと1週間くらいでまた僕の試合が見れます。僕の実力を見てもらえると思うので、バッチリと仕上げて1番強い状態で自分の実力を証明します。ぜひ中村寛っていうものを体感しに来てもらって、一緒に応援の気持ちやパワーを送ってもらって、僕がそれを受け取ってみんなと一緒にラジャの暫定王者を倒しにいくので楽しみにしていてください。会場に来れない人もABEMAで応援の気持ちだったり、SNSでの熱いコメントやメッセージが僕のパワーになっているので、今年からは“世界最強の中村寛”っていうのを世の中に皆んなの力と一緒に証明していきたいと思っているので、応援をよろしくお願いします」


