▼フライ級(56.7kg)5分3R
×梅筋毒一郎(総合格闘技道場コブラ会)
[判定 1-2] ※27-30, 29-28, 28-29
〇砂辺光久(reversaL GYM OKINAWA CLOSS×LINE)
沖縄格闘技の重鎮でキング・オブ・パンクラス3階級制覇王者の砂辺は、25年10月の『Lemino修斗.2』で修斗に初参戦。地元で試合を見せたい家族がいたことから沖縄大会出場を求めたが、宮城のセコンドとして見た修斗沖縄大会で感じるものがあったという。
24年4月にPANCRASEの前田浩平戦の判定負けから、24年12月に時田隆成に2R TKO負けで連敗中だったが、Lemino修斗.2で福島祐貴を1R リアネイキドチョークに極めている。
フライ級7位の梅筋は、24年11月に宮城友一を2R KO後、怪我明けの復帰戦となった25年11月の杉本静弥戦で1R TKO負け。
1R、ともにオーソドックス構え。先に右カーフの梅筋。さらに左ハイ。ガードの砂辺に右関節蹴り、後ろ廻し蹴りも。右フックから右ハイのコンビネーションを見せた梅筋をかわす砂辺は右ローを掴んでシングル。ダブルレッグへ。そこにギロチンチョークを合わせた梅筋。クローズドガードに入れて絞める。
中腰になって凌ぐ砂辺に首を外してハーフネルソンを狙う梅筋。ここも極めさせない砂辺にアームロックも狙う梅筋。砂辺はケージに運んで押し込み、またいでニアマウントもそこで金網背に立ち上がる梅筋。
左で差して組んでクラッチの砂辺に正対した梅筋は首相撲ヒザ。離れた砂辺を右で追う。右カーフを当てる梅筋。さらにワンツーをガード上に。バックフィストも。ガードする砂辺は手数が足りない。右オーバーハンドの梅筋。左サイドキックも。
左ジャブのダブルから右フックを当てた砂辺! ダウンした梅筋の立ち上がりを指さし、ワンツーから組んで左で差してボディロック。サバ折りでテイクダウン! そのままマウントを奪い、パウンドもホーン。梅筋はホーンに救われる。
2R、左ジャブを刺す砂辺。左サイドキックを返す梅筋。梅筋の右カーフに右ストレートを狙う砂辺。梅筋は左ハイをガード上に。砂辺はワンツースリーをガード上に突く。ともにオーバーハンドを突くと、砂辺は手応えか。左ボディから右オーバーハンド。右手で“入った”と指さす砂辺は、梅筋の左に左から右オーバーハンドをかすめて前に。
左回りの梅筋はダブルレッグから上組みに。両脇差して押し込む砂辺は右ヒザを腹に突き、かかと落とし、肩パンチと攻め込む。梅筋は左ヒザ。さらに首相撲ヒザ3連打に、腕でガードの砂辺は離れる。
右前蹴りの梅筋は右カーフ、右ストレート、バックフィストから一気に左右で前進もこかした砂辺が梅筋の立ち上がりに左をヒット。下がった梅筋はバックブロー。ガードする砂辺にワンツー。
さらに梅筋は右足を砂辺の前足の後ろにかけて右手で胸を叩いて崩し! 後方に倒れた砂辺のインサイドガードに入る。下の砂辺は背中を着かされて頭がケージに詰まるが、梅筋のパウンドを打てずブレーク。
右カーフからワンツースリーの砂辺にサークリングの梅筋。追ってきた砂辺にダブルレッグに入るが、砂辺もがぶり。バック狙いに仰向けになった梅筋は蹴り上げも。中腰でパウンドの砂辺。蹴り上げをもらいながらも砂辺が潰してパウンド。ホーンに下の梅筋を見下ろす。
3R、鼻血を流す梅筋。左ジャブから右カーフをかすめる梅筋。右ストレート、左ハイも。ブロッキングの砂辺に左中足蹴りを当てる。右ボディストレートを返す砂辺は、大きく左に回る梅筋を歩いて追い、左から右オーバーハンドをガード上に、さらに左ボディで追うとワンツーの右。梅筋も左から右オーバーハンドを肩口に当てる。
右バックフィストの飛び込みに、ガードして“効いてない”と頭を振ってみせる砂辺、梅筋は右サイドキック。さらに飛び込んで右カーフというよりも足払いでテイクダウン! 梅筋はケージ運ぶと砂辺はブレーク待ちの左でオーバーフック&クローズドガード。なかなかパウンドを入れられない梅筋。ブレーク。梅筋は両鼻から鼻血。
じりじり詰める砂辺は、梅筋の右を潜って組んでボディロック! そのままケーじまでドライブして右小手の梅筋を崩すが、残す梅筋は左右で押し戻し。中央を取る砂辺。左前蹴りの梅筋に砂辺は左を振り前に。後半でも落ちない砂辺のハンドスピード。梅筋の左右はブロッキング。
右ハイを放つ梅筋。ガードした砂辺は圧力をかけるとそこに梅筋はニータップでテイクダウン! 砂辺はそこから攻めさせず。試合終了のホーンに鼻血の梅筋は仰向けに倒れる。
初回を取った砂辺は有効打、梅筋は変則的な打撃とテイクダウンで反撃したが、判定は2-1のスプリットに割れ、1者がフルマークで砂辺、1者は29-28で梅筋、もう1者は29-28で砂辺を支持し、砂辺がプロ修斗2戦2勝とした。
セコンドの勝村周一朗、松根良太TBJ沖縄代表、さらに所英男らから祝福を受けた46歳の砂辺は、「PANCRASEを担う男、砂辺光久です。PANCRASE、RIZINと連敗しまくって、修斗で連勝しちゃいました。しかも相手がランカーらしいです。ということは、俺が修斗のランキングに入って上まで行けるのかな……。今年6月でプロになって25周年になります、年齢は46歳です。(「そう見えない」の声。所英男を指差して)48歳? あと1回か2回、RIZINでやると思うので沖縄の力を英男さんにしっかり送って見届けてもらえたらと思います。
俺にはたくさんサポートしてくれる人がいます。沖縄で試合をするときには100人くらい応援に来てくれます。1発目、最初のギロチンチョーク、ほんとうに落ちそうでした。ヒーヒー言ってヤバいなと思ったんですけど、皆さんの応援のおかげで何とか踏ん張って絶対タップだけはしない、この場を乗り切ろうと思いました。ありがとう。また松根(良太)さんが使ってくれるなら、沖縄で俺の、次は47歳かな、続きが見たいでしょ? みんな。俺は平良達郎のように最強にはなれないけど、最高の試合をこれからも残し続けようと思うので、皆さん見届けてください。ありがとう」とマイクで語った。


















