2026年4月19日(日)沖縄・ミュージックタウン音市場にて、プロフェッショナル修斗公式戦沖縄大会『Lemino修斗.5』(Lemino見逃し配信中)が開催された(※メインの試合リポートはこちら)。
▼女子アトム級(47.6kg)5分3R〇徳本望愛(THE BLACKBELT JAPAN)[判定 3-0] ※30-27×2, 30-26×リー・ボ・バエ(MOB)
強い体幹から倒す打撃が冴える徳本は、24年4月の修斗で高田双葉に判定勝ちでプロデビュー。8月に片山智絵ドローも、25年6月にヒヤマ NFCを2R 腕十字に極めると、25年9月のLemino修斗で安田詠美を1R 32秒、右ハイキックでKO。さらに26年1月の前戦で杉本恵との熱戦をスプリット判定で勝利。プロ戦績を4勝1分としている。19歳。
対するリー・ボ・バエは、女子ストロー級暫定王者パク・ボヒョン(※5.29 RTUでドン・フアシャンと対戦)、ONE5勝1敗のキム・ソユル(※5.24 DEEP JEWELSでののかと対戦)と同門のMOB Training Center所属。アマチュアMMAを経て、今回がプロMMAデビュー戦。大一番を控える先輩たちとトレーニングしてきた。19歳。
1R、ともにオーソドックス構え。中央を取る徳本が左インローから。イ・ボバイエの右ローを左足を上げてチェックして、そのまま前蹴りで突き放す。さらに左前蹴りを見せると、右ローを遠間から当てる。
イ・ボバイエも出入りのステップ。徳本の左前蹴りを掴んで右ロー。徳本も右ローを返しワンツー。互いの右が交錯も、左回りのイ・ボバイエ。左インローの徳本。イ・ボバイエも左ハイをガード上に突く。徳本は左足を上げて前蹴りを狙うが戻す。
左ハイの徳本をガードするイ・ボバイエ。徳本は右ローからイ・ボバイエの入りに左前蹴り! さらに左ハイでけん制と、左の蹴りをジャブ代わりに使う。
パンチのイ・ボバイエに徳本は右ローから左前蹴り、左インロー。さらに右ロー。その打ち終わりに詰めてきたりーの顔面に左前蹴りをヒットさせる!
下がるイ・ボバイエを詰める徳本は左右フック、イ・ボバイエの右の打ち返しを潜ってダブルレッグ! 一瞬持ち上げるが背中に鉄槌のイ・ボバイエにクラッチを放してボディロックに。右小手で差し上げるイ・ボバイエは左を振って突き放す。
さらに遠い間合いから右前蹴りを届かせる徳本。さらに右ミドルも、その打ち終わりにイ・ボバイエは左で飛び込むと右の返しで反撃。肩口で受ける徳本。イ・ボバイエは左右に細かくステップを踏む。
左ミドルを蹴るイ・ボバイエだが、左足を高くチェックした徳本が左手で掴んでこかすと、そのまま足をさばきに。後転して立とうとしたイ・ボバイエのバックを素早く奪い、両足フック! 残り40秒、リアネイキドチョーク狙いからマウントに移行し、ケージに詰めてパウンド連打! 背中を向けたイ・ボバイエにバックマウントからパウンドもホーン。
2R、開始もマウスピースをつけ忘れて戻る徳本。「注意」で再開。右ローを空振りの徳本に、右ローを当てるイ・ボバイエ。徳本はワンツーの右が長い。さらに左ハイまで繋ぐ。回ってガードのイ・ボバイエにダブルレッグに入る徳本。ケージまでドライブするが右で差し上げるイ・ボバイエ。
離れた徳本。イ・ボバイエは右を振る。詰めるイ・ボバイエに徳本は左の前蹴りのフェイントからイ・ボバイエの右の振りにさらに左前蹴り。イ・ボバイエの右をけん制。右ローを当てる。左ハイで距離を測る徳本は、右の打ち下しのミドルも。
右ミドルを突く徳本。左ジャブの刺し合いは相打ち。ワンツーだ入る徳本にイ・ボバイエは左をヒット! さらに左ローを当てる。左ジャブを突いて左回りの徳本。その右ローの打ち終わりにイ・ボバイエは右ストレートを当てて左の返しに繋ぐ。
左前蹴りを見せて距離を取る徳本。イ・ボバイエの左右に低いシングルレッグからドライブ。左で差してクラッチ、左に回して左小外でテイクダウン! サイドを奪うとマウント。ヒジ。亀になるイ・ボバイエは前に落とそうとする。その落ち際で腕十字を狙う徳本。腕をクラッチしてトップを狙うイ・ボバイエを回して再びマウントに。
パウンドの徳本。回るイ・ボバイエはトップを取ると徳本は腕十字で足を顔にかけるが、クラッチしてまたいで極めさせないイ・ボバイエが先に立つ。
3R、グローブタッチ。右ローから入る徳本。左ジャブのイ・ボバイエ。前蹴りを見せる徳本に右ロー。徳本は右ハイをかすらせる。右ローにイ・ボバイエも右を狙う。イ・ボバイエの左右の入りに左サイドキックの徳本。左足を上げて片足立ちでけん制する。
踏み込んでワンツー。左フックに繋ぐイ・ボバイ! 右を打ちに行って被弾した徳本は下がる。右ローに右オーバーハンドを打つイ・ボバイエ。そこに左前蹴りで突き放す徳本。
徳本のシングルレッグ狙いに頭の位置を合わせるイ・ボバイエ。スタンドに戻る徳本。圧力を強めるイ・ボバイエにケージ背にする徳本。イ・ボバイエは右を突いて前に出ると、そこにダブルレッグに入る徳本。持ち上げてテイクダウン! 四つの強いイ・ボバイエにタックルに切り替える。
ニーインからバックを奪う徳本。ボディトライアングルから両足フックに変えて右腕でリアネイキドチョーク! ずらしてトップを奪い返したイ・ボバイエにすぐに腕十字切り替える徳本。イ・ボバイエも腕をクラッチすると顔にヒザを乗せて腕を抜く。両ヒザがマットから離れた瞬間に蹴り上げの徳本!
トップから足をさばこうとするイ・ボバイエに、下の徳本は左のペダラーダを顔に届かせる。離れるイ・ボバイエ。右ローの徳本。ヒザ着きのダブルレッグに入る。ケージまでドライブしてテイクダウン! グラウンドでは足が効かないイ・ボバイエ。徳本はマウントに移行してヒジ。
残り30秒で腕十字に。イ・ボバイエはクラッチして上からまたいで防御も、残り10秒の拍子木に横に落とした徳本はクラッチを切って伸ばしたところでホーン。うつ伏せで耐えたイ・ボバイエ。ともに座り込むと、徳本はマットを叩いて悔しがり、両手を覆った。
それを待っていたイ・ボバイエを見ると笑顔を見せてハグ。松根代表は徳本を迎えると、プロデビュー戦ながら高いポテンシャルを見せたイ・ボバイエの健闘も称えた。
判定は3-0(30-27×2, 30-26)で徳本が勝利。涙を見せていた徳本だが勝利撮影ではダブルピース。
マイクを渡された徳本は「対戦してくれたイ・ボバイエ選手、めっちゃ気持ちが強くて、なんかこれが格闘技なんだなと思いました。ランキングが変わって、いまアトム級1位になったんですけど、もっともっと今より強くなれる自信があるので、岡田(遼)さん、判定ですけどちょっと考えてみてください。絶対アトム級のチャンピオンになるんで応援よろしくお願いします。こんなたくさんの応援、めっちゃ心強いです。また沖縄で試合があったら来てください」と語った。
修斗世界女子アトム級は、3月に中村未来に判定勝ちした青野ひかるが王座についている。1位の徳本は次期挑戦者となるか。
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▼バンタム級サバイバートーナメントリバイバル2026 リザーブマッチ(61.2kg)5分3R〇吉野 光(Galana Group)[判定 3-0] ※30-27×2, 29-28×伊集龍皇(パラエストラ小岩)
吉野は、24年12月の『BTC』で川北晏生に判定勝ちも、25年2月の『UAE Warriors 58』で2連勝中のレニー・サデに判定負け。25年11月の前戦でGLADIATORで上田祐起を2R、テイクダウンからパウンドでTKOに下している。MMA14勝6敗。
伊集は、MMA5勝0敗1分。22年5月に川北晏生とドロー後は、関根累、青井心ニ、藤田ムネノリ、健太エスペランサをいずれも一本に極めている寝技師。
(※試合リポート追記あり)
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当真が左フックでダウン奪い、連続ギロチン! 友利を絞め落として王座挑戦アピール
▼ストロー級(52.2kg)5分3R〇当真佳直(reversaL GYM OKINAWA CLOSS×LINE)[1R 0分27秒 ギロチンチョーク]×友利幸汰(パラエストラ小岩)
当真は、修斗世界ストロー級4位。脅威の6連勝後の2025年1月に山上幹臣にスプリット判定負け。2025年9月に内藤頌貴に判定勝ちで再起を遂げている。MMA4勝0敗、29歳。
17歳の友利幸汰は、パラエストラ小岩の“ウルトラティーンズ”の一角。24年11月のデビュー戦で大田ノヒロを1R KO、25年5月に牧ヶ谷篤に判定勝ちし、25年9月7日の「BORDER2025」大阪大会では、グラウンドスキルに長けた谷中たいちを相手に全局面で圧倒する強さを見せつけKO勝利。25年10月の前戦で金内サイダー雄哉を1R 右ストレートを効かせて左フックからのパウンドでTKOに下している。4月11日には兄の友利琉偉が1R KO勝利しだばかり。MMA10勝3敗1分。
1R、先に中央に出る友利は左インローから。当真は左前蹴りを突き上げアゴに当てると、一瞬下がった友利に当真が前に。そこに右跳びヒザを打つ友利。
バランスを崩した当真だがすぐに立て直すと友利の左の蹴りの入りにカウンターの左フック! 被弾した友利に右オーバーフックで左パウンド、友利の立ち上がりにそのまま左のアームインギロチン! 後方に回してマウントになりかけるが、スクランブルする友利。
当真は左腕は首に巻いたまま、右手をノーアームに切り替えてギロチンチョーク! 右足をかけてマウントで絞めて友利を失神させた。
師匠の砂辺光久の祝福を受けた当真は、「あれ、俺、試合しましたっけ?(笑)しっかり1Rで勝ったので、次はタイトルマッチを組んでもらえたらありがたいです。何ならチャンピオン、いまから航空券を出すので20時過ぎくらいからやりましょう」と、田上こゆるが持つストロー級王座挑戦をアピールし、周囲に感謝の言葉を述べた。友利幸汰はプロ初黒星。
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▼フライ級(56.7kg)5分3R×梅筋毒一郎(総合格闘技道場コブラ会) [判定 1-2] ※27-30, 29-28, 28-29〇砂辺光久(reversaL GYM OKINAWA CLOSS×LINE)
沖縄格闘技の重鎮でキング・オブ・パンクラス3階級制覇王者の砂辺は、25年10月の『Lemino修斗.2』で修斗に初参戦。地元で試合を見せたい家族がいたことから沖縄を求めたが、宮城のセコンドとして修斗沖縄大会で感じるものがあったという。
24年4月にPANCRASEの前田浩平戦の判定負けから、24年12月に時田隆成に2R TKO負けで連敗中だったが、Lemino修斗.2で福島祐貴を1R リアネイキドチョークに極めている。
フライ級7位の梅筋は、24年11月に宮城友一を2R KO後、怪我明けの復帰戦となった25年11月の杉本静弥戦で1R TKO負け。
(※試合リポート追記あり)
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▼-63.0kg契約 5分2R×チョン・プイ・ウィング(修斗GYM香港) [1R 1分38秒 リアネイキドチョーク]〇竹見隆史郎(パラエストラROX)
(※試合リポート追記あり)
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▼バンタム級(61.2kg)5分2R〇松岡琉之介 (MASTER JAPAN FUKUOKA)[判定2-0] ※20-18×2, 19-19 ×水嶋敬志(THE BLACKBELT JAPAN)
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▼バンタム級(61.2kg)5分2R△藤谷敦史 (MASTER JAPAN FUKUOKA)[判定0-0] ※19-19×3△下間英史(THE BLACKBELT JAPAN)
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▼バンタム級(61.2kg)5分2R△彬大(ROOTS)[判定0-0] ※19-19×3△親盛拓巳(THE BLACKBELT JAPAN)
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▼フライ級(56.7kg)5分2R×竹本蒼天(毛利道場)[1R 1分37秒 TKO]〇玉城 悠(THE BLACKBELT JAPAN)
(※試合リポート追記あり)