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レポート

【Krush】稲垣柊が塚本拓真の突進ファイトを封じてV2「今年中にK-1と王座を統一する」、上野空大も下剋上で元K-1王者の林健太にTKO勝ち、瑠久が延長戦でウスンに辛勝、石田協がK-1世界T準優勝アキモフからダウン奪う完勝、橋本雷汰が元K-1王者の椿原龍矢に延長戦で勝利、上野奏貴がダウン奪い目黒翔大を破る、松谷梛が第1試合からの激闘を制す

2026/05/02 17:05
Krush.1892026年5月2日(土)東京・後楽園ホール ▼メインイベント(第9試合)【株式会社山幸建設 PRESENTS】Krushスーパー・ライト級タイトルマッチ 3分3R延長1R〇稲垣 柊(K-1ジム大宮チームレオン/王者)判定3-0 ※30-28×3×塚本拓真(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/挑戦者)  稲垣は極真空手出身で少年時代に数々の大会で優勝・入賞を果たす。中学・高校はバレーボールで全国大会に出場するなど活躍。高校卒業後に格闘技に戻ると「格闘代理戦争」出演を経て2019年9月にプロデビュー。2023年1月・4月の王座決定トーナメントを制し、第9代Krushスーパー・ライト級王者に。2024年9月の「第7代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王座決定トーナメント」では決勝へ進出するもヨードクンポンに敗れた。  2025年2月、佐々木大蔵に判定勝ち。5月にヨードクンポンとの再戦に臨んだが、体重超過で王座をはく奪された相手にKO負けを喫した。11月、朝久泰央との第8代K-1スーパー・ライト級王座決定戦を争うも判定2-0で惜敗。戦績は15勝(7KO)4敗。  塚本はK-1アマチュアを経て、2018年9月にKrushでプロデビュー。2023年の「第9代Krushスーパー・ライト級王座決定トーナメント」では準決勝で小嶋瑠久に敗れるも、小嶋の棄権で決勝へ進出、稲垣柊にTKOで敗れた。2024年1月に近藤魁成、8月には不可思から判定勝ちを収めている。2026年2月、近藤拳成と次期挑戦者決定戦を争って勝利し、挑戦権を手にした。戦績は10勝(3KO)8敗2分。  両者はこれまで2度対戦。2021年6月の初対決では稲垣が判定勝ち、2023年4月の2度目の対戦は前述の通り王座決定トーナメントの決勝戦で対戦し、手負いの塚本を稲垣がTKOしている。冷静なテクニシャンタイプの稲垣と、アツいファイタータイプの塚本。正反対の個性を持つ両者が三度激突する。  1R、右ローでサウスポーの稲垣の奥足を狙う塚本。さらに右ストレートを伸ばす。その右ストレートにカウンターの左ストレートを合わせる稲垣は、負けじと左ローで塚本の奥足を蹴る。  2R、塚本は右ミドルを蹴り、右ストレートにつなぐ。稲垣はプッシュしての左ロー。ワンツーの連打で前に出る塚本だが、稲垣は左の三日月を突き刺すと飛びヒザ蹴り。稲垣はプッシュしての左ロー。塚本は右の蹴りからのパンチで前へ出ようとするが、稲垣も下がらない。  3R、稲垣はパンチで前へ出ていき、塚本を下がらせる。そして左ロー。塚本も打ち合うが、左ローがローブローとなり警告。稲垣の左ローで塚本の足が流れるようになり、稲垣の左ストレートもヒット。  ロープを背負う塚本だが、右ストレートと右ミドルで必死の抵抗。しかし、稲垣はボディへヒザを突き刺し、ボディブローも見舞う。パンチとローのラッシュに塚本はロープを背負い続け、最後まで手を休めることなく稲垣が攻め、塚本も抵抗した。  判定は3-0で稲垣が勝利。2度目の防衛に成功した。  稲垣はマイクを持つと「Krush最高! 勝てたのはホッとしていますが、メインの仕事は出来なかったですし、まだまだ頑張ります。今年中に65kg、K-1と統一必ずするのでよろしくお願いします」と、今年こそK-1王座を獲ると宣言。そして「昨年は2連敗したけれど、それでも変わらず応援してくれる方がいて僕はリングに上がれてるので、一緒に格闘技をもっと盛り上げられるように僕も頑張ります」と語った。 [nextpage] ▼セミファイナル(第8試合)Krushライト級 3分3R延長1R×林 健太(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/第3代K-1 WORLD GPライト級王者)TKO 2R 2分55秒 ※セコンドからのタオル投入〇上野空大(kickboxing gym SHINYUUKI+)  林は2018年12月の「K-1ライト級世界最強決定トーナメント」で優勝を果たすと、2019年3月に卜部功也に挑戦し、第3代K-1ライト級王座に就いた。同王座は2020年12月にゴンナパーに敗れ失った。2021年にスーパー・ライト級へ転向し、2023年3月に当時の王者・大和哲也に挑戦するも判定負け。その後は稲垣柊、近藤拳成に敗れて3連敗中。今回、1年7カ月ぶりに復帰する。戦績は22勝(14KO)12敗2分。  上野は3歳から空手を始め、フルコンタクト空手では通算70大会で優勝を果たしている“フルコンタクト空手70冠”。K-1アマチュアを経て2023年3月にプロデビューを果たし、2024年9月にゴンナパーの対戦相手に抜擢。体重超過していたゴンナパーに3RでTKOに敗れ、初黒星を喫した。2025年4月29日に児玉兼慎にもKOで敗れたが、2025年6月のRIZIN北海道大会でファーパヤップに勝利。しかし9月、永澤サムエル聖光と激闘の末に延長戦で判定負け。2026年2月、丸山晃毅を初回KOに破った。空手仕込みの多彩な足技を得意とする。戦績は6勝(3KO)3敗。  1R、上野はジャブと右ストレート、突き刺すような前蹴り。林が下がると一気にラッシュをかけるが、林もガードを固めながら左ボディ、右ストレートを返す。林が逆に上野をロープ際に追い込んでいき、左ボディを打つ。  2Rは林が圧力をかけていき、上野にロープを背負わせる。右ストレート、左ボディを打ち込む。しかし、上野が右フックをヒットさせると林がフラつき、追い打ちの右でダウン。  上野は的確なジャブ、三日月、右ストレートを当ててき、左カーフで林から2度目のダウンを奪う。ここで林のセコンドからタオルが投入され、上野が元K-1王者超えを達成した。  上野はマイクを持つと「どうですか、Krush面白いでしょう。弟が出場して無事俺の試合に勝利のバトンをつないでくれたおかげでこうやって最高の結果を残すことが出来ました。弟は連勝して無敗で、自分も元世界王者の林選手をTKOで倒したので、兄弟で同日にタイトルマッチお願いします。武尊選手に刺激を受けて、新しいスターになると決めました。上野兄弟をよろしくお願いします。おじいちゃんが病院で苦しい状況の中、戦ってます。兄弟で勝って、もっともっと元気づけたいと思ったのでよかったです」とマイクで語った。 [nextpage] ▼第7試合 Krushライト級 3分3R延長1R〇瑠久(RAUSU GYM)延長R 判定3-0 ※10-9×3×キム・ウスン(韓国/仁川MOOVI GYM/EMAライト級王者)※本戦の判定は30-29、29-30、30-30。  瑠久はフルコンタクト空手出身で、K-1甲子園2017 -65kg準優勝を経て2017年5月のKHAOSでプロデビュー。2023年1月・4月の「第9代Krushスーパー・ライト級王座決定トーナメント」では決勝進出を果たすも、ドクターストップで決勝には出られなかった。その後は稲垣柊、寺島輝に連敗を喫するも2025年3月に蓮實光にKO勝ち。9月にライト級に階級を下げて臨んだ篠原悠人戦では初回KO負け。戦績は11勝(5KO)9敗。  ウスンはEMAライト級(-63.5kg)王者、K-COMBATアジア-63kg王者、MKF YOUTH-63kg王者の三冠王。戦績は22勝(13KO)2敗1無効試合。  1R、カーフの蹴り合いからウスンは猛然と前に出て左右フック。瑠久はそのフックに右ストレートを合わせ、ウスンが倒れるがこれはスリップ判定。その後も左右フックで突進するウスンに瑠久は後ろ蹴りのフェイントを連発。  2R、かなり好戦的なウスンは前へ出て左右フック、瑠久はジャブと右ストレート。途中、左ボディ狙いに切り替えた瑠久がヒットを奪うが、終了間際にウスンが放ったバックハンドブローがヒットし、瑠久は足がもつれる。  3R、ローを蹴るウスンに瑠久はジャブ、右ストレート。前へ出る瑠久をウスンはヒザで迎え撃つ。何度かフックの打ち合いが見られ、瑠久がややヒット数で上回ったかに見えたが判定は三者三様のドロー。  延長戦、瑠久がジャブ、ワンツーで前に出る。ウスンも左右フックで迎え撃つ、どちらも目立ったヒットがない。終盤、勝負に出た瑠久が攻めの姿勢を見せ、ウスンも打ち合ったがヒットを奪ったのは瑠久。  判定は3-0で瑠久の勝利。ウスンは納得がいかない表情で場内を見回した。 [nextpage] ▼第6試合 Krushウェルター級 3分3R延長1R×ヴィクトル・アキモフ(ロシア/Brazilian Thai/K-1 WORLD MAX 2024 -70kg世界最強決定トーナメント準優勝)判定0-3 ※27-30×2、26-30〇石田 協(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)  アキモフは「K-1 WORLD MAX 2024 -70㎏世界最強決定トーナメント」で、中島玲をバックハンドブローでKO、ロマーノ・バグボードを左ボディストレートでKO、セルジオ・サンチェスを左インローでKOと快進撃で決勝へ進出。決勝ではストーヤン・コプリヴレンスキーにKOで敗れた。25年2月には近藤拳成にKO負けを喫している。戦績は13勝(9KO)4敗。  石田は2025年7月にKNOCK OUTで行われた優勝賞金100万円のKNOCK OUT-UNLIMITEDルール「KNOCK OUT FIGHTER -66.0kg 1DAYトーナメント」で優勝を果たし、8月には同じくUNLIMITEDルールでDEEPファイターの高塩竜司にTKO勝ち。注目を集めると約3年ぶりのKrush出場となった2026年2月、以前にKOしている“DARUMA”健太を判定で返り討ちにした。戦績は3勝(2KO)1敗。  1R、両者サウスポー。独特な技の出し方をするアキモフだが、石田の右フックに大きくアゴが上がり、打ち合いになるも石田が右フックでダウンを奪う。  2R、石田の左ストレートからの右フックでアキモフがコーナーへ吹っ飛ぶ。すかさずラッシュをかけた石田だがアキモフも左右フックを打ち返す。後ろ蹴りを多用するアキモフだがスピードがない。石田は右ストレート、左フックで前へ出るがアキモフも変則的な動きに手を焼く。  3R、ここで得意のバックハンドブローを出すアキモフだが空振り。石田は前に詰めて左右フックもアキモフはクリンチ。来いと手招きする石田だが、アキモフはロープ伝いに動き、石田が前に出ると変則的なパンチとクリンチ。  噛み合うことのなかった一戦は、石田の大差判定勝ちとなった。 [nextpage] ▼第5試合 Krushフェザー級 3分3R延長1R×椿原龍矢(月心会チーム侍/第4代K-1 WORLD GPフェザー級王者)延長R 判定0-3 ※9-10〇橋本雷汰(ALONZA ABLAZE/K-1甲子園2022 -60kg王者)※本戦の判定は30-30×3。 椿原はK-1甲子園2017 -55kg王者。2020年9月、K-1で江川優生から番狂わせの勝利を奪い、2021年3月のタイトルマッチでの再戦でも返り討ちにして第4代K-1 WORLD GPフェザー級王者となった。5月の王者としての第一戦はノンタイトル戦で玖村修平に判定で勝利したが、12月の初防衛戦で軍司に敗れて王座を失った。  2022年8月の「K-1フェザー級世界最強決定トーナメント」では1回戦で斗麗に敗れた。2024年7月、初の海外遠征試合(中国)でEFC-63kg級王者ジャー・モンチャンから延長判定勝利を収めたが、10月に玖村修平に判定負け。今回が1年7カ月ぶりの試合となる。戦績は16勝(3KO)7敗1分。  橋本はK-1甲子園2022 -60kg優勝。2022年12月からKrushに参戦し、2024年9月の「第9代Krushフェザー級王座決定トーナメント決勝戦」で石田龍大に延長戦で惜敗するまで6連勝。2025年6月、Krushで初のオープンフィンガーグローブマッチに臨み水本悠我を3RでKOした。さらに9月にはHERO'Sルールに挑んだ(長野将大にTKO負け)。11月、斗麗に延長戦で判定負け。戦績は9勝(4KO)2敗2分。  1R、左右ローを蹴るサウスポーの橋本に、椿原は序盤は様子見か、あまり手が出ない。橋本が左ストレートで飛び込むと、それをかわして左右フックを打とうとする椿原。  2R、1Rに続いてハイキックの空振りが目立つ椿原。橋本も前へ出ていくが慎重であまり手が出ず、ローを蹴る。パンチが交差したところで椿原の右がヒットしたか、橋本がバランスを崩して後退した橋本に椿原が襲い掛かるも、橋本が左ストレートで迎え移った。  3R、椿原の飛び込みの右、頭を下げての右フックがヒットし、橋本もパンチを当てに行くが椿原が大きく頭を動かすため空振りが目立つ。橋本がストップ後にヒザ蹴りを頭部に入れてしまい、椿原にはインターバルが与えられる。  再開後、左右フックで襲い掛かる橋本だったが、距離が近すぎてクリンチとなってしまう。本戦の判定はジャッジ三者とも優劣つかずの30-30でドロー。延長戦へ。  椿原が飛び込みの右ストレート、思い切り振る左右フック。橋本は狙いすぎかあまり手が出ないが、しっかりと左ストレート、右フックを当てていく。椿原は雑な攻撃が目立ち、橋本が前へ出て攻めの姿勢を見せていたため判定3-0で橋本の勝利となった。 [nextpage] ▼第4試合 Krushスーパー・フェザー級 3分3R延長1R×目黒翔大(優弥道場/Bigbangライト級王者)判定0-3 ※28-30、27-29、26-30〇上野奏貴(kickboxing gym SHINYUUKI+/K-1甲子園2023 -60kg王者) 目黒はK-1アマチュアで実績を積み、プロデビュー。山本優弥の優弥道場に所属しKrushのリングを中心に戦い、2025年3月のBigbangライト級王座決定戦では石田勝希を破り王座獲得に成功。2025年11月には佐野天馬に延長判定勝ちで初防衛にも成功している。Krushでは2022年11月から2025年7月の稲垣澪戦まで破竹の7連勝を飾っている。13勝(3KO)7敗2分。 上野は空手出身で、K-1甲子園2023 -60kg王者として2024年7月に『K-1 WORLD MAX』でプロデビュー。2025年6月にRIZIN北海道大会で当時RISEフェザー級8位の山川賢誠に勝利し、12月にはKNOCK OUTの小森玲哉に判定勝ちと現在まで7勝(4KO)無敗と快進撃を続けている。  1R、前に出てくる目黒を右ストレート、前蹴りで迎え撃つ上野。素早いフットワークで動く上野だが、目黒はその動きについて生きて距離を詰める。接近戦で上野はヒザ蹴り。  2R、どんどん距離を詰めてのボディブローとヒザで攻める目黒。上野は近距離でも蹴りで反撃するが、密着するようにして左右フックを打つ目黒のゼロ距離殺法にやや焦りの表情も見える。  3R、上野は打って離れるを2度繰り返し、目黒が再び接近してきたところに狙いすました右ショートストレートでダウンを奪う。距離を詰める目黒に上野は下がって距離をとり、右ストレートを狙って当てる。さらに顔面前蹴りも。ガムシャラに攻める目黒だが、このラウンドは上野が冷静に攻撃を当てていった。  判定3-0で上野が大差の判定勝ちで目黒を破った。 [nextpage] ▼第3試合 Krushライト級 3分3R延長1R×佐野天馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/第2代Bigbangフェザー級王者)判定0-3 ※28-30×3〇古宮 晴(eam VASILEUS/第6代DEEP☆KICK -63kg王者)  KRESTvs.VASILEUSの対決。  1R、古宮は上下のパンチの打ち分け、カーフと与座キックと多彩な攻撃。佐野はボディを中心に左ミドルで攻める。両者とも手数を多く出すが、相手の攻撃を被弾する。  2R、右カーフから右ストレート、左ボディの古宮に、佐野は左フックからの左ボディで応戦。互いに相手の攻撃に返し、激しい打ち合いが繰り広げられる。古宮が佐野をロープ際へ追い込み、やや優勢か。  3R、交互にパンチを出し合い、打ち合い、互いに被弾する両者。それでも古宮がヒットを奪い、最後のラッシュでは古宮がパンチをまとめた。  判定3-0でヒットを多く奪った古宮がタフファイトを制した。 [nextpage] ▼第2試合 Krushウェルター級 3分3R延長1R〇大石昌輝(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)判定2-1 ※10-9×2、9-10×KO-TA BRAVELY(BRAVELY GYM/M-1 JAPANスーパーウェルター級王者)※本戦の判定は30-29、30-30×2。  1R、KO-TAの左右フックにガードを固める大石に、KO-TAは左右ボディ。大石は左右ローと左右カーフ、さらに右ヴァレリーキックと徹底して足を蹴り、内廻し蹴りも放つ。  2R、KO-TAの左右フックにガードを固める大石だが、顔面ヒザを突き上げるとKO-TAが後退。すかさず左右フックで畳みかける大石。KO-TAも左右フックで反撃すると大石はガードを固めてしまう場面が目立つ。  3R、大石はスネを正面から叩きつけるようなローを連発、それでも下がらないKO-TAは左右フックと右アッパー。ローを蹴るもパンチを被弾してしまう大石。両者ともかなり消耗が見えるタフファイトに。  本戦の判定はドローとなり、延長戦へ。左右ローを蹴る大石が優勢かと見られたが、KO-TAの左右フックと右アッパーもヒット。両者かなりの消耗でクリンチ状態も多くなるが、最後に大石がコーナーへ詰めたKO-TAに左右フック。  判定2-1の僅差で大石がKO-TAに競り勝った。 [nextpage] ▼第1試合 Krushバンタム級 3分3R延長1R〇松谷 梛(キャピタルレイズ fighting GlaNz池袋)判定2-0 ※29-29、30-29×2×金太郎(TEAM GORILLA)  1R、開始と同時に前へ出る松谷に、金太郎は左フックを頭部とボディに強振。右フックも強い。松谷は左三日月を蹴っての右ストレート、左ボディ。スピードのあるパンチが交錯するスリリングな展開に。  2R、金太郎の左右フックと右カーフに松谷は右ストレートと左三日月で対抗。スピードとパワーもある金太郎に松谷はヒザからの右ストレートを見舞うが、つかんでいたため警告を受ける。ラウンド終盤には両者左右フックの打ち合いで場内を沸かせた。  3R、金太郎の左右ボディに松谷はヒザで対抗。松谷はヒザの後に右ストレートもフォローする。ヒザとボディの打ち合いとなり、終盤は松谷が金太郎をコーナーへ押し込んで顔面へのヒザ蹴りと左右フックのラッシュ。金太郎もコーナーを背にして打ち返すが、松谷の回転が止まらない。  判定2-0で松谷が金太郎を振り切った。 [nextpage] ▼プレリミナリーファイト第3試合 Krushフェザー級 3分3R×やまちゃん(K-1 GYM BLOWS)KO 1R 0分36秒 ※左三日月蹴り〇宮﨑頼悟(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)  ワンツーで下がったやまちゃんに宮﨑が左三日月蹴りを突き刺すと、やまちゃんはうずくまってダウン。そのまま立ち上がれず、宮崎の秒殺KO勝ちとなった。 [nextpage] ▼プレリミナリーファイト第2試合 Krush女子ミニマム級 2分3R〇ミツダマン(ナックルズGYM)判定3-0 ※30-28、30-27、30-29×GRAVY未宇(Typhoon Club)  1R、前に出るミツダマンはテンポよくパンチを繰り出していき、ワンツーの連打。未宇はロープを背負うが打ち返し、離れると右カーフを蹴る。しかし、ミツダマンの手数が多い。  2Rは未宇が飛び込んでの右や足を止めての打ち合いを挑み、ミツダマンは下がる場面も。ミツダマンも右フック、左ボディで反撃。細かい連打を繰り出す未宇に、ミツダマンは狙っての一発。  3R、ミツダマンが左右の連打とヒザでラッシュを仕掛け、未宇をコーナーへ追い込む。未宇もアッパーを狙うがミツダマンの回転力が優り、その後も劣勢は続いた。  判定3-0でミツダマンが勝利を収めた。 [nextpage] ▼プレリミナリーファイト第1試合 Krush女子フライ級 2分3R〇こすず(K-1ジム目黒TEAM TIGER)判定3-0 ※30-26×2、30-27×MIO LaReyna(TEAM REY DE REYES) MIO LaReynaが前日計量で1.45kgオーバー。以下の形にて双方合意の上、試合を実施することとなった。①第1ラウンド、MIO LaReynaは減点2から試合開始。②規定では、こすずは6オンス、MIO LaReynaは8オンスのグローブハンデとなるが、こすずがこれを拒否したため、双方とも6オンスグローブを着用。③MIO LaReynaはファイトマネーから30%没収となり、そのままこすずに支払われる。④この試合においてこすずが勝利した場合のみ公式記録となる。(※それ以外の場合はすべて無効試合)  1R、両者蹴りが多い展開。こすずが右ローを集中的に蹴っていくと、MIOはパンチに切り替えて前へ。右ストレートを被弾するこすず。  2Rもパンチで前に出るMIOにこすずは右ロー。セコンドに就いている木村萌那を彷彿とさせる横前蹴りも使う。ノーガードになって余裕を見せるこすずだが、MIOは前に出てワンツーを当てに行った。  3R、こすずは蹴りに加えて左右のストレート、ジャブもしっかり当てに行く。これにMIOが下がり、こすずは蹴りとパンチで手数を多く出していった。  MIOの体重超過による減点もあり、こすずが大差の判定勝ち。
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