キックボクシング
インタビュー

【ONE】与座優貴「武尊さんから刺激と物凄い気合いをもらった追い込み期間でした」vs.ハガティー「今までの彼の相手は対策を練ってこなかっただけ」

2026/04/29 01:04
 2026年4月29日(水・祝)東京・有明アリーナ『ONE SAMURAI 1』(U-NEXT配信)に出場する選手たちの個別インタビューが、26日(日)都内にて行われた。  第12試合のONEバンタム級(-65.8kg)キックボクシング世界タイトルマッチ3分5Rで対戦する、王者ジョナサン・ハガティー(英国/Knowlesy Academy/Team Underground)と挑戦者・与座優貴(team VASILEUS)がインタビューに答えた。 与座「前蹴りを脅威には思っていない」 ――現在のコンディションはいかがですか? 「格闘技キャリア6歳からスタートして、これ以上ないぐらいの仕上がりです」 ――その仕上がりの良さを作れた一番の要因は? 「やっぱりタイトルマッチっていうモチベーション。それに尽きますね」 ――確かにこの前の公開練習を見ていても、かなり動きがキレてる、スピードも乗ってる感じがしました。 「本気でやりました。ペチペチやってても、盛り上がらないから、本気で(笑)」 ――メンタル的な部分はどうですか? 「本当にコンディションだけじゃなくて、メンタルも充実していて。自信にも満ち溢れてるし、本当に早くリングでゴングが鳴る瞬間が待ち遠しくて、今長い時間を持ってるっていう。待ち遠しいですね」 ――ハガティ―選手のファイターとしての印象をお願いします。 「5Rの上手さだったりとか、ONEでのポイントの取り方とか、凄くトータル的に上手い選手だなって思うんですけれど、フィジカル面も公開練習で見たりして、思ったよりあるなって思いました。楽しみですね。当たり前ですけれど、本当のチャンピオンなので挑みがいがある選手だなと思います」 ――ハガティー選手がインタビューで、得意技の前蹴りの威力を味わわせてやるというようなことを言っていましたが、ハガティー選手の前蹴りに関してはどう思っていますか? 「伸びはあると思うんですけれど、自分は今までいろいろな蹴りも喰らってるので、そんな脅威には思ってないです。全然問題ないですね」 ――もっと前蹴りが上手い人がいましたか? 「もっと長かったり、もっと重かったりと、なんか独特だったりもあったし、前蹴りが来たら前蹴り用の対策もあるので。それも多分、今まで使ったことがないような対策っていうか、反応の技だったりもあるので、それを見せたいですね」 ――与座選手はONEでの試合を見ていると、全試合戦い方を変えていますよね? 「(渡辺)雅和さんと相手を想定してミットで追い込んでいく中で、その相手用に仕上がったスタイルっていうか。その試合で変えてるっていうわけじゃなくて、練習からそれ用に作ってきているので。今回もハガティー用のスタイルっていうか、また前回とは違ったスタイルになっていると思います」 ――1戦目の時の3分3R前に出続けて手数を多く出して攻め続けるスタイルが印象的だったんですが、あれはあの時だけのスタイルってことですか? 「ベースは、通しで動けるスタミナを作って、その中で引き出しを増やしたり、相手によって変えたりはしてます。なので今回も3分5R、最初から最後までフルペースで行けるスタミナなので、その中でハガティー用のスタイルがあるので楽しみです」 ――ONEのベルトを獲ってからがスタートだと思っているとの発言があったんですけどれも、これはどういう意味で? 「ランキングに入ってる選手で、自分とやったら面白い選手がまだいっぱいいると思っていて。その選手たちを迎え撃つというよりは、ガンガン自分から毎月ランカーとやっていきたいと思っています」 ――ONEの強いと言われる選手を全員やっつけたい? 「一掃して、とりあえずベルトを獲って。いっぱいいるので、とりあえず全員倒す」 ――タイトルマッチまでは自分としては最短距離でした? 「長かったという気持ちもありますけど、逆にこの3戦を経て迎えるタイトルマッチっていうのは逆に良かったなって思います。ハイドレーションだったりとか、ONEの試合の雰囲気とかも3戦してだいぶ慣れたので、その状態でタイトルに挑めるっていう面では3戦して良かったなと」 ――今度の試合が与座選手の100%の姿が出せる? 「200%ぐらい出る気がしてますけれど(笑)」 ――武尊選手が先日、ジムでの最後の練習を終えたという話でしたけれど、何かお話とかはされたんですか? 「自分も減量で調整に入ってたので、その日ジムには行けなかったんですけれど、この試合に向けて本当に追い込む姿も背中で見せてもらってたので。それで本当に自分も気合いが入ってここまで仕上がったので、最後は(田丸)辰も出るので、3人で一緒に勝っていい日にしたいと思います」 ――自分が勝つことで、武尊選手にバトンをつなぐ? 「もちろんそこはありますけれど、まずは自分のために目の前のハガティ―を倒して、それが結果で後押しできたらいいなと思います」 ――何Rぐらいで決めたい? 「いや、特にそれはないです。でも、ONE SAMURAIの一発目でボーナス10万ドルなので、 5Rの中で絶対に倒したいですね」 ――会見でONE SAMURAIのエースになりたいという言葉がありましたが、今回最初の大会でベルトを獲った先に自分がどういう姿を見せていきたいというのありますか? 「今回試合順でいうとタイトルマッチの1番目なので、ベルトを獲ってからはメインでやっていきたいし、自分中心で回るような試合をしていって、自然と自分が中心になっていけるような試合をしたいです」 ――引退試合までの期間で、武尊選手の姿を見て、もう一緒に練習できないんだみたいな寂しさもあったりしましたか? 「もちろんそれもありましたけれど、本当に武尊さんの追い込みの気迫が凄かったので、寂しさというよりは刺激と物凄い気合いをもらった追い込み期間だったので、寂しさは勝った後でゆっくり考えていきます」 [nextpage] ハガティ―「空手の技術を脅威だとは思わない」 ――現在のコンディションいかがでしょうか。 「コンディションは100%です。かなりハードなトレーニングをやってきました。ハードなだけではなく、スマートにしっかりと頭を使ったトレーニングをどんどんやってきましたので、試合の準備は100%整っています」 ――与座選手の研究・対策もパーフェクトでしょうか。 「もちろん。自身とコーチ、チーム全体で相手の研究をすることを毎回行っています。今回、与座選手に関しても同じなんですけれども、これまで与座選手と戦ってきた選手は、与座選手の対策を練ってこなかったというところがあると思います。私たちは違います。しっかりと対策を考えてきていますので、あとはそれを試合中にしっかりと出すというところになります」 ――与座選手をどのようなファイターだと評価していますか? 「別の団体から来たトップの選手で、今ランキングナンバー2なので非常に強い選手だと認識しています。あとはリングの中で試合をして、どうなるのかはその時次第だと思います」 ――彼の空手の技を脅威に感じますでしょうか? 「空手の技術に関して脅威というのは、そもそも言葉が違いますね。私は脅威だとは思っていません。もちろん、与座選手のスタイルに合わせた対策をしっかりと練っているので、あとはそれを発揮して勝つ、それに限ります」 ――与座選手の“与座キック”と呼ばれる技はご存知ですか? 「もちろん知っています。皆さん知っている有名なキックだと思います。いいキックだとは思いますが、私はその蹴りを受ける位置にいないようにしっかりと練習をしているので、しっかり対策済みだと思います」 ――与座選手がハガティー選手のことを甘く見ていると受け取ったようですけれども、それはどういうところで感じたんでしょうか? 「もちろん私たちはファイターなので、みんな100%自信を持っている。そういった思いがなければ、ここまで勝ち上がってきてはいないと思います。ただ、簡単な試合にはならない。あとは実際に試合を行って、その中でどういう展開になるのかというところになると思います」 ――先ほど与座選手と戦ってきた選手が対策を練ってこなかったとおっしゃっていましたが、それはどの点を見てそういうふうに感じたんでしょう。 「過去の試合ですね。全選手が足を多く蹴られている。それを見ればもう明確なことだと思います」 ――先日の記者会見で、自分は海外で戦うことが凄く多いという話をされていたと思うんですが、海外で戦う上で大事なこととか、ルーティーンとか、何かいつも持ってきているものとか、そういうのがあったら教えてください。 「自分のチーム、家族、もちろん自分自身もチーム一丸となって引き連れてくることですね。それだけで十分です」 [nextpage] ONE SAMURAI 1全カード・見どころ ▼メインイベント(第15試合)ONEフライ級(-61.2kg)キックボクシング暫定世界タイトルマッチ 3分5Rロッタン・ジットムアンノン(タイ)※インタビュー=61.14kg/1.0095武尊(team VASILEUS)※インタビュー 60.78kg/1.0226 ▼第14試合 ONEフライ級(-61.2kg)MMA世界タイトルマッチ 5分5R 若松佑弥(日本/TRIBE TOKYO MMA/王者)20勝6敗 ※インタビュー=60.78kg/1.0116アバズベク・ホルミルザエフ(ウズベキスタン/挑戦者)15勝2敗 ※インタビュー=60.69kg/1.9927 ▼第13試合 ONEアトム級(-52.2kg)ムエタイ世界タイトルマッチ 3分5R吉成名高(エイワスポーツジム/王者)※インタビュー=51.7kg/1.0000ソンチャイノーイ・ゲッソンリット(タイ/挑戦者)=52.16kg/1.0066 ▼第12試合 ONEバンタム級(-65.8kg)キックボクシング世界タイトルマッチ 3分5Rジョナサン・ハガティー(英国/Knowlesy Academy/Team Underground/王者)=65.13kg/1.0049 与座優貴(team VASILEUS/挑戦者)=65.58kg/1.0103 ▼第11試合 ONEフェザー級(-70.3kg)キックボクシング 3分3R海人(TEAM F.O.D)※インタビュー=69.58kg/1.0023マラット・グレゴリアン(アルメニア)=69.22kg/1.0023 ▼第10試合 ONE女子アトム級(※52.2kg)MMA 5分3R 三浦彩佳(TRIBE TOKYO MMA)※インタビュー=51.7kg/1.0191澤田千優(IDEA ASAKUSA)※インタビュー=51.89kg/1.0000 ▼第9試合 キャッチウェイト(66.85kg)キックボクシング3分3R秋元皓貴(EVOLVE MMA/POD)=65.58kg/1.0023久井大夢(TEAM TAIMU)→初回 ×1.0252/144.4lbs→2回目 ×1.0263/144.8lbs→3回目 ×1.0270/144.6lbs最終14時30分 1.0066/147.4lbs× ※ハイドレーションテストをクリアも体重超過  先に現れた秋元は65.58kg/1.0023で計量/ハイドレーションテストをパスするも、久井は65.49kg/1.0252で体重はクリアもハイドレーションテストをパスすることが出来ず。残り時間47分で臨んだ2度目も65.68kg/1.0263でハイドレーションテストをパスすることが出来なかった。リミットの13時前に3度目。水分を補給し、体重超過しないよう調整したか、65.58kg/1.0270でまたもハイドレーションテストをパスできず。  久井は、対戦相手の秋元の最終体重の5パーセント(※約3.279kg)まで水分追加で増量可能。公開計量までにハイドレーションテストをクリアしたうえで、キャッチウェイトの交渉に。対戦相手陣営がそれを受けるかどうかの判断となる(※【追記】最終14時30分 1.0066/147.4lbsでハイドレーションテストをクリアも体重超過。ファイトマネーの20パーセントは対戦相手に、キャッチウエイトの交渉の結果、66.85kg契約で合意となった。 ▼第8試合 ONEフェザー級(-70.3kg)キックボクシング 3分3R和島大海(月心会チーム侍)=70.03kg/1.0140リカルド・ブラボ(ウィラサクレック・フェアテックスジム)=69.12kg/1.0124 ▼第7試合 キャッチウエイト(53.25kg) MMA 5分3R平田 樹(フリー)=51.8kg/1.0057リトゥ・フォガット(インド)最終 1.0014/117.4lbs ※体重超過 平田は51.8kg/1.0057で計量/ハイドレーションテストをパスしたが、フォガットは52.34kg/1.0259でクリアできず。残り時間56分のところで再テストに臨んだが、1.0263でまたもハイドレーションテストをパスすることが出来なかった(体重計には乗らず)。残り8分での3回目のトライも52.43kg/1.0266で体重/ハイドレーション共に超過となった。規定時間外の14時30分に1.0014/117.4lbsでハイドレーションテストをクリア、体重は超過。キャッチウエイトの交渉で53.25kg契約で合意した。 ▼第6試合 ONEフライ級(※61.2kg)5分3R和田竜光(フリー)26勝14敗2分=60.87kg/1.0044伊藤盛一郎(リバーサルジム横浜グランドスラム)18勝4敗2分=60.5kg/1.0044▼第5試合 ONEストロー級(※56.7kg)MMA 5分3R山北渓人(リバーサルジム新宿Me,We)=56.43kg/1.0207黒澤亮平(THE BLACKBELT JAPAN)=56.33kg/1.0218▼第4試合 ONEフライ級(-61.2kg)ムエタイ 3分3R士門(エイワスポーツジム)=60.96kg/1.0214ジョハン・ガザリ(マレーシア/米国)=60.96kg/1.0214▼第3試合 ONEストロー級(-56.7kg)キックボクシング 3分3R黒田斗真(FORWARD GYM)=52.97kg/1.0172田丸 辰(team VASILEUS)=52.79kg/1.0107▼第2試合 ONEフライ級(-61.2kg)キックボクシング 3分3R陽勇(=ひゆう/Team Mehdi Zatout/TEAM3K)=60.6kg/1.0066内藤大樹(Bell Wood Fight Team)※インタビュー=60.78kg/1.0040▼第1試合 ONEバンタム級(※65.8kg)5分3R永井奏多(TRIBE TOKYO MMA)9勝0敗1分=65.4kg/1.0066神部篤哉(ABLAZE八王子)8勝1敗=65.4kg/1.0049
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