キックボクシング
レポート

【KNOCK OUT】サオエークが小笠原瑛作をヒジ&ハイキックで大の字KO、日菜太は母の急病のアクシデント乗り越え辛勝

2019/11/01 22:11

▼第1試合 64kg契約 REBELSルール 3分3R
×耀織(Y's glow)
KO 2R 1分39秒 ※右ストレート
〇鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)


 鈴木はREBELS-60kg王者・鈴木宙樹の弟で、元々はMMAファイターとしてパンクラス・ネオブラッド・トーナメント2018フライ級(56.7kg)で優勝。8月の『REBELS』でキックボクシングの試合に臨み、パワフルなパンチで初回TKO勝ちを飾ると10月の『KNOCK OUT×REBELS』ではメインイベントに抜擢。二冠王・橋本悟を1R僅か45秒でマットに沈めた。


 耀織は空手出身で多彩な蹴り技を得意とし、REBELSでの過去2戦は元J-NETWORKスーパーライト級王者・杉本卓也とドロー、極真空手出身でプロ無敗の与座優貴には判定負け(判定2-1)を喫しているが、今回は原点に戻って蹴りまくると宣言。


 1R、序盤はローの蹴り合いから鈴木が“暴腕”を叩きつけていく。よしきの蹴りに右を合わせ、左右フックやボディへつなげていく。よしきは回転系の蹴りを多用。


 2Rも圧力をかけていく鈴木が左ミドルと左ヒザ蹴りでダメージを与えてパンチにつなげる。よしきは回転蹴り、飛び蹴りで対抗するが鈴木のパンチにスリップが多い。パンチからヒザ蹴りでダウンを奪いと、最後は頭部への左ヒザからの右ストレートで倒し、鈴木が予告通りの2RでのKOで3連続KO勝ちを飾った。


 鈴木は「俺はチャンピオンになる」と吠えた。

▼オープニングマッチ第4試合 スーパーフライ級契約 3分3R
×佐藤仁志(新宿スポーツジム)
判定0-3 ※25-30、25-30、24-30
〇花岡 竜(橋本道場)


 1R、花岡はハイキックを空振りして左フックをもらい、尻もちをつく場面はあったものの、それ以外は多彩な蹴りとパンチで圧倒。2Rには花岡が左の蹴りの連打から佐藤が頭を下げたところにヒザを入れてダウンを奪う。

 3R、花岡はボディへのヒザ蹴りでダウンを追加。後ろ蹴りやハイキックなど多彩な蹴りを繰り出し、パワーでも押していた花岡の勝利となった。

▼オープニングマッチ第3試合 トライアウト育成試合 バンタム級契約 3分3R
〇古村 光(フルムラジム)
TKO 2R終了時 ※ドクターストップ
×星野航大(TORNADO)


 1Rから両者激しく打ち合う。サウスポーの古村がスピードのある左ミドルから左ストレート、右フックを放てば星野はフックを合わせに行く。2Rは星野がテンカオを突き刺しながら前へ出て、左ヒジを連発。さらに左ローの連打でダウンを奪う。

 その後もテンカオとヒジの波状攻撃。ラウンド終了後のドクターチェックで、左目の上を切られた星野はドクターストップ。古村のTKO勝ちとなった。

▼オープニングマッチ第2試合 47kg契約 REBELSルール 2分2R
〇山上都乃(ウィラサクレックムエタイ湖北ジム)
判定3-0 ※20-19×3
×チエミ(HIDE GYM)


 1R、スピードのある左右のミドルで攻める山上に対し、チエミは蹴り足をキャッチしてのコカしを多用。しかし、キャッチしたまま歩を進めてしまいイエローカード。2Rも山上がローからミドルのダブル蹴り、ワンツーからのミドルと攻め、チエミは蹴り終わりをパンチで狙うという展開に。アグレッシブに攻めた山上が判定勝ちした。

▼オープニングマッチ第1試合 トライアウト育成試合[ムエタイオープン推薦アマチュア試合] 50kg契約 2分2R
〇大塚愛莉(上州松井ジム)
判定2-0 ※20-19、19-19、20-19
×望月冴香(G-1 TEAMTAKAGI)


 1R、左右ストレートで積極的に前へ出て攻めるのは大塚。距離が近づくと組んでのヒザ蹴りで主導権を握る。2Rになるとサウスポーの牙が左ミドルからのパンチを当て始め、追い上げる逆襲を見せたが大塚が逃げ切った。

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