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【RIZIN】V6戦のサトシ「5年、6年、7年ぐらい絶対にこのベルトを守るから」と長期政権を宣言、挑戦者・野村駿太は「新時代のライト級を築く」と世代交代を誓う

2025/11/05 20:11

▼RIZINライト級(71.0kg)選手権試合 5分3R
ホベルト・サトシ・ソウザ(ボンサイ柔術)王者
野村駿太(BRAVE)挑戦者

◆ホベルト・サトシ・ソウザ
Roberto Satoshi Souza
1989年9月19日、ブラジル サンパウロ出身
身長:180cm、リーチ:185cm(73inc)、体重:71.0kg
ボンサイ柔術所属

06、09、10年とブラジリアン柔術世界選手権を制し、圧倒的かつ芸術的な極めの強さを誇る柔術界の至宝。13年10月、REAL Fight ChampionshipでプロMMAデビュー。5連勝で同団体スーパーライト級王座戴冠。19年4月よりRIZIN参戦。2連続TKO勝利後の10月、ライト級GP1回戦でジョニー・ケース相手に初黒星。再び2連勝を経て21年6月、GP覇者トフィック・ムサエフに1R一本勝利でRIZINライト級初代王者に輝く。22年大晦日、AJ・マッキーに判定負け。23年7月、開催4日前の緊急発表でBellatorライト級GPに出場したがパトリッキー・ピットブルにTKO負けで初戦敗退。再起戦の24年3月、中村K太郎を相手に右ハイからの猛攻で1R TKO勝利、9月には約2年5ヶ月ぶりの防衛戦でルイス・グスタボを1R僅か21秒TKO勝利して会場を驚嘆させ、打撃を不安視する声を払拭。大晦日、階級を上げたフェザー級前王者ケラモフから1R得意の三角絞めでタップを奪う。もはや国内無双状態に入ると海外の強豪を要望。25年5月、MMAデビュー当時以来の韓国にてノンタイトルで日韓二冠王者のキ・ウォンビンと対戦し、1R僅か50秒で失神一本勝利。9月、堀江圭功を挑戦者に迎え1R 1分40秒にタップを奪うと、ベルトの移動が激しいRIZIN戦線で、5度目の防衛成功を果たした。自身に勝利したピットブルを超えて王座挑戦権を掴んだ野村を、絶対王者として返り討ちにする。

◆野村駿太
Shunta Nomura
1997年10月11日、愛媛県出身
身長:173cm リーチ:177.5cm体重:71.0kg
BRAVE所属

DEEPライト級王者。兄の影響で3歳から伝統派空手を習い始める。一時は空手を離れるも、高校時代には全日本空手道選手権大会5位の成績を残す。空手部に所属していた大学時代に伝統派空手出身の堀口恭司がRIZINで活躍する姿を見て衝撃を受ける。大学卒業後、空手を続けるため自衛隊に半年間所属したのち23歳よりMMAを開始。21年9月、GRACHANでプロデビュー。22年7月より主戦場をDEEPへ移すと、泉武志、小金翔、元修斗王者の川名TENCHO雄生らを相手に勝ち星を重ねる。通算4連勝で迎えた23年7月、江藤公洋に判定負けを喫した。その後、再び2連勝を挙げ、24年9月に江藤が持つ王座の初防衛戦に挑戦。レスリングベースの江藤の組みを切り、逆に得意の打撃を効かせてフルマーク判定勝利でDEEP王座戴冠とともにリベンジを果たした。地元の四国で初開催のRIZINに初参戦でいきなりライト級王座挑戦経験者のルイス・グスタボと対戦。激しい打撃戦に組みの強さも発揮。偶発的なバッティングで試合続行不可、3R 2分27秒テクニカル判定勝利、戦前の予想を覆すアップセットを起こした。さらに7月には元Bellator王者のパトリッキー・ピットブル・フレイレを相手に激しい打ち合いを制し判定3-0で再び大金星をあげ、その場で9月にホベルト・サトシ・ソウザへの挑戦が決定したが、自身の負傷欠場となる。大晦日に再びチャンスを手にした今回、スピードで圧倒することはもちろん、これまで積み重ねてきたレスリング、さらにATT修行で磨きをかけた技術でサトシを撃破し、RIZIN王座を手にしたい。

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