▼DEEP ライト級 5分3R
×北岡 悟(パンクラスイズム横浜)70.70kg
[判定0-3] ※27-30×3
〇山田聖真(JAPAN TOP TEAM)70.70kg
第8代DEEPライト級王者にして元戦極ライト級王者の北岡は、2020年9月の小金翔戦でのドロー以降、久米鷹介、 大原樹理、鈴木琢仁、上迫博仁、江藤公洋相手に5連敗を喫したが、2023年2月に高野優樹にノースサウスチョークで一本勝ちすると、5月に大山釼呑助にギロチンチョークで一本勝ち。さらに7月に大木良太にスプリット判定勝ちと3連勝を飾った。
しかし、その後、2023年11月に4連勝中の泉武志と連勝対決に臨むもスプリット判定で敗れ、2024年5月にJTTの倉本大悟と対戦。1R、右ヒザからのパウンドでTKO負け。25年3月には山本颯志に判定負けし3連敗中。今回、3戦連続でJTTの選手との試合が組まれた。45歳。
山田は、高校・大学で柔道で団体戦で全国大会に出場するなど、15年間の柔道歴を持つ。23年にプロMMAデビューし、5勝4敗。24年7月のCombate Globalでマルコス・ヨレーダに判定負け後、12月DEEPで神田コウヤに3R 負傷判定負けで連敗。25年3月に井上竜旗に判定勝ちで再起すると、5月に宇良拳にも判定勝ちで2連勝中。27歳。
北岡「程度は低いんですけれど。こうして、また戦えることをに喜びを感じています。こうやって戦えることが、まあ当たり前じゃないなっていうのを……本当に感じています。良い準備が……本当に良い準備が、様々な人のおかげでできてここに立つことができてます。本当に全てが当たり前じゃないなって思って。すべてに感謝して戦いたいと思います。よろしくお願いします」
山田「JTTの山田聖真です。必ず勝ちます。進化した山田聖真を見せるんで楽しみにしてください。そして次の試合の倉本大悟さんにしっか繋げるんでお願いします」
1R、サウスポー構えの北岡。オーソの山田は右をガード上に強打する。左で差して組む北岡に、体を入れ替え押し込む山田。北岡は首投げへ。バックに回りたい山田だが、簡単には首を抜かさない北岡はブルドッグチョーク。そこに正対した山田。ケージ背に立ち、とびつきギロチンの北岡をスラムした山田が上に。
両足をまとめる山田。右脇に頭を入れて肩固め狙い。山田はハーフからパス狙いも、北岡が座ってギロチンで後方に回して両者立ち上がりゴング。
2R、中央を取る北岡。左を突いて前に出るが、体を入れ替える山田。両脇差しの山田に、北岡は細かいパンチ。ブレークから大きな右を張り手のように振ってダブルレッグテイクダウンの北岡に、逆ギロチンを仕掛ける山田。頭を抜いた北岡に、スクランブルの山田。そこを北岡は首を狙う。北岡のギロチンに首を抜いた山田がサイド狙うが立ち上がり突き放す北岡。
中央は山田に。左ミドルを突く北岡にレベルチェンジを見せながら右ストレート。その入りに北岡も左フックから右に繋いで迎撃。左ミドルハイでけん制の北岡。山田は右スーパーマンパンチで飛び込みを見せる。
3R、山田の右がヒット、北岡の左をかわして右ボディ。さらに前進にケージ背にジャンピングガードを見せる北岡。引き込むも北岡が首を抱えると山田はすぐに頭を上げる。ブレーク。左フックで飛び込む北岡に山田はバック狙い。しかし落とした北岡に腕十字狙いもかつぎパスの北岡。山田の立ち上がりにがぶり。首を抜く山田。鼻血の北岡は左ミドル。山田は右ストレート。北岡の右に左フック! 力を使ったか、北岡は打撃に軸がブレるように。
判定3-0(30-27×3)で、北岡のギロチンを防ぎ、有効打を当てた山田が勝利した。













