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ウェルター級とフライ級のW世界王座戦、そして新井丈vs.田上こゆるのスーパーファイト等が発表済みの、11月16日(日)『プロフェッショナル修斗公式戦 2025 Vol.9』東京・後楽園ホール大会の追加対戦カードがリリースされた。
▼フェザー級 5分3R
轟轟(同級世界10位/総合格闘技道場コブラ会)
シャ・ランディ(TRIBE TOKYO MMA)
フェザー級で注目の一戦が決定した。強靭なフィジカルと堅実な試合運びで連続KO勝利中の轟轟(総合格闘技道場コブラ会)と、長南亮代表率いる“練馬ピラニア軍団”で異彩を放つシャ・ランディ(TRIBETOKYOMMA)が激突する。
轟は連勝で迎えた昨年末の大阪大会で石原“夜叉坊”暉仁との一戦で1R KO負け。世界で戦ってきた夜叉坊の前に屈することとなったが、そこからグ ジユン、ヨシ イノウエを相手に2連続KO勝利。敗戦を自身の糧として見事に消化し、V字回復を果たした。
一方、シャ・ランディは打撃をベースにゲームメイクするTRIBE勢が多い中、極めへと誘う戦法を用いるグラップラー。24年3月にメイヘム和成にリアネイキドチョークで一本勝ち後、10月に浜松ヤマトをバギーチョークで極めて2連勝。
そして、ポイントとなったのは25年3月に行われた、たておとの一戦。高度な寝技を駆使し、互いに一進一退の攻防を展開するも双方決め手に欠き、判定ドローに。
その後、たておは9.21ニューピアホール大会で上原平(リバーサルジム横浜グランドスラム)を破り、新環太平洋王者へと登り詰めており、シャ・ランディは王者と実力的には遜色ないものを備えていると言えなくもない。
25年9月の前戦『TTF Challenge 11』でシャ・ランディは石田裕星にリアネイキドチョークで一本勝ちで再び白星を重ね、4戦1分の負け無しとした。
また、24年8月に行われた『TTF CHALLENGE 10』では、シャ・ランディと同門の狩野優が轟轟に判定で敗れており、轟轟との一戦にはリベンジの意味合いもあるだろう。
フェザー級のトップには“絶対王者”SASUKEが君臨しており、それ以下はたておが頭少し出てはいるが誰が抜け出してもおかしくない状況だ。トップ下に割って入るには、まずこの一戦に勝利することが必要だろう。








