平良達郎をUFCチャンピオンにすること、日本から平良に続く選手を育てていくこと
▼第4試合 バンタム級 5分2R
ショージン・ミキ(米国/Prodigy Training Center)59.9kg
水嶋敬志(THE BLACKBELT JAPAN沖縄)61.2kg
▼第3試合 フライ級 5分2R
砂辺光久(reversaL GYM OKINAWA CLOSS×LINE)56.4kg
福島祐貴(BURST)56.4kg
▼第2試合 フライ級(56.7kg)5分2R
輝龍(ROOTS)56.5kg
小生隆弘(グランドスラムAPP)56.3kg
▼第1試合 2025新人王トーナメント ストロー級(52.2kg)準決勝 5分2R
黒瀬恭平(マスタージャパン山口宇部)52.1kg
賢人(BJ MMA SHCOOL)52.2kg
▼オープニング第1試合 ジュニア修斗 62kgj契約 4分1R
高松一喜(カルペディエム三田)*当日計量
通事安朋(THE BLACKBELT JAPAN)*当日計量
──MMA PLANETで対談があったように、今回は宮城選手のみならず、砂辺光久選手もLemino修斗に参戦するなど、沖縄格闘技の歴史も感じさせます。柔術黒帯の松根さんは、パラエストラ松戸で当時、鶴屋代表のかけ声のなか、チームをこえたプロの越境練習にも参加していましたよね。修斗世界王者となり、VTJ沖縄では地元でカナ・ハヤットとも戦った。ジムを開き、中央の技術を沖縄に持ち帰り、大会を継続開催してきました。そしていまは、平良達郎選手がUFCで活躍し、海外の練習に帯同し、その最前線を沖縄に持ち込み、沖縄大会で国際戦も組んでいる。世界と伍する日本人選手を育成していく、その道筋は見えていますか。
「そうですね。沖縄に戻って来て14年になります。砂辺さんと宮城友一の対談も読みましたが、当時の方々が沖縄に格闘技の土壌を築き上げて、今の繋がりに発展したと思うんですけれども、僕はやはり中井祐樹先生と、鶴屋浩さんの弟子ということにとても誇りを持っていて、弟子としてその指導を受けた僕が教えれば、しっかり選手が強くなるっていう思いでやってきて、それを実践できていることは、とてもありがたいことだなと思います。今回も鶴屋さんはセコンドに入りますし、中井先生も解説で来ます。そのお2人に大会を見てもらえることがとても光栄ですし、大会のノウハウとしては、若林太郎さんから教わったことで運営ができています。そうした先人たちの力があってこその自分だと思いますし、それを後進に伝えていくのが自分の使命です。
今後もまずは、平良達郎の次戦がフライ級2位のブランドン・モレノに決まったので、平良達郎をUFCチャンピオンにするという一つの車輪を前進させ、もう一つは、このLemino修斗で日本から、THE BLACKBELT JAPANから平良達郎に続く選手を育てていく。日本MMAを活性化させて、日本からどんどん強い選手を輩出していくというのが、私の人生の使命ですね」(※この項、続く)



