キックボクシング
ニュース

【GLORY×RISE】大本命ペットパノムルンがシードでLFSトーナメント出場決定、デニス・ウォシクと対戦。トリンダーデvs.ボボ・サッコ、ヴィダレスvs.アーシラも

2025/10/18 12:10
【GLORY×RISE】大本命ペットパノムルンがシードでLFSトーナメント出場決定、デニス・ウォシクと対戦。トリンダーデvs.ボボ・サッコ、ヴィダレスvs.アーシラも

GLORYのフェザー級絶対王者であり、GLORYがパウンド・フォー・パウンドと誇るペッチの参戦が決定(C)GLORY

 2025年12月13日(土・現地時間)オランダ・アーネムのゲルレドームにて開催される、年間最大のビッグマッチ『COLLISION 8』で、RISEとGLORYが共同で開催する-65kgワールドトーナメント「GLORY×RISE Last Featherweight Standing」のGLORYサイドとなる準々決勝戦が行われることが発表された。

 RISE推薦選手12名、GLORY推薦選手12名で、RISEブロックとGLORYブロックに別れてトーナメント戦を行い、決勝戦で両団体の代表が激突するという方式で1年間にわたって繰り広げられる今回のトーナメント。


 参加が注目されていた、GLORY世界フェザー級王者ペッチ(ペットパノムルン・ギャットムーカオ/タイ)のシード出場がついに決定。デニス・ウォシク(ドイツ/Amrani Palace)との対戦が決まった。

 ペッチことペットパノムルンはサウスポーで、2011年にプロムエタイ協会バンタム級王者、2013年にスーパーフェザー級王者となって2階級制覇。2015年にはトーナメント戦の『トヨタ・ムエマラソン』-64kg級で優勝、2016年にWMC世界ライト級王者となった。セクサン、サムエー、ペットモラコット、チャムアックトーンらスター選手としのぎを削って勝利を収め、2016年8月からはGLORYに参戦。2018年9月に ロビン・ファン・ロスマレンに挑戦し、判定勝ちでGLORY世界フェザー級王座を奪取した。 


 2018年にはGLORYの“ノックアウト・オブ・ザ・イヤー”に輝く。2021年11月にRISEに初来日を果たして原口健飛に勝利すると、2022年8月の原口との再戦を制してRISE世界スーパーライト級(-65kg)初代王者との二冠王となったが、2023年12月の初防衛戦でチャド・コリンズに敗れてRISE王座は失った。7月に原口との3度目の対決も制して8度目の防衛に成功。2024年12月には「GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRANDPRIX」を制し、世界最強を証明した。2025年5月、ミゲール・トリンダーデの挑戦を退け9度目の防衛にも成功している。戦績は174勝(27KO)40敗3分。


 ウォシクは2022年8月に当時のRISEライト級王者・直樹からダウンを奪って勝利し、11月にはモハメド・エル・メスバヒにも勝利するなど7連勝していたが、2023年1月にマルコス・リオスに判定2-1で敗れた。9月にベルジャン・ペポシを判定3-2の接戦で破って再起すると、ヤン・カッファにも勝利。ボボ・サッコには判定負け。2025年8月のRISEにて、1回戦でスアレックに勝利している。戦績は40勝(9KO)9敗1分。

 ペッチの参戦決定で今回のトーナメントの最強のピースが全てそろったと言えよう。


 当初は10月11日に開催された『GLORY 104』で行われるはずだった、ミゲール・トリンダーデ(ポルトガル)vs.ボボ・サッコ(フランス)が改めて今大会で組まれた。前回はトリンダーデの体重超過で中止となったが、トリンダーデは体重を合わせてくることが出来るか。


 そして、2024年12月の「GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRANDPRIX」に出場したエイブラハム・ヴィダレス(メキシコ)もシード選手として出場。8月のRISEで行われたGLORYサイドの1回戦でルーニス・セイングに勝利したアシュラフ・アーシラ(イタリア)と対戦する。

 なお、GLORYサイドではシード選手のベルジャン・ペポシ(アルバニア)が『GLORY 104』ですでに勝ち上がりを決めている。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.341
2025年12月21日発売
大晦日決戦に臨むシェイドゥラエフと朝倉未来ほか「特集◎大晦日を読む」では、5大タイトルマッチのインタビューと川尻達也らが試合解説。UFC平良達郎、40周年記念・水垣偉弥インタビューも
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント