【GLORY】リコ・ヴァーホーベンがV13達成、ペットパノムルンがミゲール・トリンダーデに圧勝V9、ウィッセも防衛、マスロボイエフが新LH王者に、ヘビー級決勝ラウンド進出者決定

GLORY 1002025年6月15日(日)オランダ・ロッテルダム アホイ 　GLORYのナンバーシリーズ100回目となる『GLORY 100』が開催された。 　メインイベントでは、“キング・オブ・キックボクシング”GLORY世界ヘビー級王者リコ・ヴァーホーベン（オランダ）が盤石の強さでGLORYライトヘビー級史上最多防衛を誇るアルチョム・ヴァヒトフ（ロシア）の挑戦を退け、13度目の防衛に成功。 　GLORY世界ライトヘビー級タイトルマッチでは、挑戦者セルゲイ・マスロボイエフ（リトアニア）が王者タリク・カバベに4R TKO勝ち。王座を奪取した。 　GLORY世界ミドル級タイトルマッチは、パウンド・フォー・パウンド最強の呼び声も高い王者ドノバン・ウィッセ（スリナム）がマイケル・ボアペア（ガーナ）の挑戦を判定3-2の接戦で退け6度目の防衛に成功。これは、アレックス・ペレイラが保持していたミドル級最多タイトル防衛記録5回を抜いて、単独首位に躍り出たことになる。 　注目のGLORY世界フェザー級タイトルマッチでは、王者ペッチ（＝ペットパノムルン・ギャットムーカオ/タイ）が最強の挑戦者ミゲール・トリンダーデ（ポルトガル）にダウンを奪って大差を付けての判定勝ち。またしても世界最強ぶりを証明した。 　また、4月6日に32人で開幕した大規模なヘビー級トーナメント「Last Heavyweight Standing」は4つの4人制ワンナイト・トーナメントが行われ、モリー・クロマ（ギニア）がバフラム・ラジャブザデ（アゼルバイジャン）をKOする番狂わせを起こし、タリク・オサロ（ナイジェリア）、ニコ・ホルタ（カーボベルデ/オランダ）、アニス・ボウジッド（モロッコ/ベルギー）の4名が12月のグランドファイナルへ進出した。＜全試合結果＞ ▼メインイベント GLORY世界ヘビー級タイトルマッチ 3分5R〇リコ・ヴァーホーベン（オランダ/王者）判定5-0　※50-45×5×アルチョム・ヴァヒトフ（ロシア/挑戦者）※ヴァーホーベンが13度目の防衛に成功。 ▼コー・メイン GLORY世界ライトヘビー級タイトルマッチ 3分5R×タリク・カバベ（モロッコ/王者）TKO　4R 2分06秒　※3ノックダウン〇セルゲイ・マスロボイエフ（リトアニア/挑戦者）※マスロボイエフが新王座に就く。 ▼Last Heavyweight Standing Tournament 3 Final〇モリー・クロマ（ギニア）KO　1R 2分14秒　※飛びヒザ蹴り×バフラム・ラジャブザデ（アゼルバイジャン） ▼GLORY世界ミドル級タイトルマッチ 3分5R〇ドノバン・ウィッセ（スリナム/王者）判定3-2　※48-47×3、47-48、46－49×マイケル・ボアペア（ガーナ/挑戦者）※ウィッセが6度目の防衛に成功。 ▼GLORY世界フェザー級タイトルマッチ 3分5R〇ペッチ（＝ペットパノムルン・ギャットムーカオ/タイ/王者）判定5-0　※50-43×4、49-44×ミゲール・トリンダーデ（ポルトガル/挑戦者）※ペッチが9度目の防衛に成功。 ▼Last Heavyweight Standing Tournament 4 Final〇タリク・オサロ（ナイジェリア）KO　2R 0分33秒×ソフィアン・ラドウーニ（フランス） ▼Last Heavyweight Standing Tournament 2 Final〇ニコ・ホルタ（カーボベルデ/オランダ）判定3-2　※29-28×4、28-29×ミロシュ・クヴェチカニン（セルビア） ▼Last Heavyweight Standing Tournament 1 Final〇アニス・ボウジッド（モロッコ/ベルギー）判定5-0　※30-27×5×イラジ・アジズプール（イラン） ▼Last Heavyweight Standing Tournament 3 Semi-Final〇ソフィアン・ラドウーニ（フランス）TKO　1R 1分36秒　※ドクターストップ×ジャマール・ベン・サディック（ベルギー） ▼LHS Tournament 4 Semi-Final 2〇タリク・オサロ（ナイジェリア）TKO　1R 2分10秒　※レフェリーストップ×ルイジ・ガシ（アルバニア） ▼LHS Tournament 3 Semi-Final 2〇バフラム・ラジャブザデ（アゼルバイジャン）KO　1R 0分53秒×アスドレン・ガシ（アルバニア） ▼LHS Tournament 3 Semi-Final 1〇モリー・クロマ（ギニア）判定5-0　※30-26×5×アリン・ネチタ（ルーマニア） ▼キャッチウェイト 3分3R×セルカン・オズカグライヤン（トルコ）判定0-5　※27-30×5〇モハメド・トゥチャッシー（モロッコ） ▼フェザー級 3分3R〇ベルジャン・ペポシ（アルバニア）判定5-0×デニス・デミルカプ（トルコ） ▼LHS Tournament 2 Semi-Final 2〇ミロシュ・クヴェチカニン（セルビア）TKO　1R 2分01秒　※ドクターストップ×セム・カセレス（トルコ） ▼LHS Tournament 2 Semi-Final 1×コリン・ジョージ（スリナム）判定0-5　※27-30×3、28-29×2〇ニコ・ホルタ（カーボベルデ/オランダ） ▼LHS Tournament 1 Semi-Final 2×アサドゥラ・ナシポフ（ロシア）延長R　判定0-5　※37－38×4、36－39〇アニス・ボウジッド（モロッコ/ベルギー） ▼LHS Tournament 1 Semi-Final 1〇イラジ・アジズプール（イラン）判定4-1　※29-28×4、28-29×イオヌット・イアンクー（ルーマニア） ▼LHS Tournament Reserve Fight〇ユーリ・フェルナンデス（ポルトガル）TKO　2R 2分43秒　※ドクターストップ×サムエレ・プグリエーセ（イタリア）