▼第22試合 フライ級タイトルマッチ(王座決定戦)キックルール
〇野田 蒼
延長R 判定5-0
×竹見浩史郎
※野田が初代王座に就く。本戦の判定は0-0。
野田は2019年にプロデビュー、K-1グループで4勝5敗1分、RIZINで2敗、RISEで1敗の戦績を残して2024年9月からBreakingDownに参戦。2025年3月にレオに7秒でKO勝利した。
竹見は2016年全国高等学校ボクシング全国選抜大会フライ級準優勝、2018年全国高等学校総合体育大会ボクシング競技会ライト級ベスト16、2018年国民体育大会ボクシング競技会ライト級ベスト8の成績を持ち、法政大学のボクシング部で活躍後、MMAの世界へ。
2024年5月の『DEEP CAGE IMPACT 2024 in HAMAMATSU』でプロデビュー、青田剛からTKO勝ちを収めた。9月の『DEEP TOKYO IMPACT 4th 2024』ではアマチュアSPルールで松井優磨に一本負け。2025年2月にはK-1に挑戦し、大久保琉唯にKO負けした。5月の『DEEP TOKYO IMPACT 2025 3rd ROUND』では安永吏成に判定負け。8月のBreakingDownでとしぞうにKO勝ちした。

野田の右ハイをかわした竹見がワンツーで前に出ると野田の意義フックがヒット。両者とも左右フックを放って打ち合いとなるが、互いに有効打はない。一度離れて再び左右フックで打ち合う両者。スピードのあるパンチが交換される。朝倉未来も「タイトルマッチだけあって凄いハイレベルな試合ですね」と高評価。

判定は0-0で延長戦へ。前に出る竹見に野田は左ミドル、竹見の右ストレートに右を合わせて尻もちをつかせるがこれはダウンにならず。しかし、カウンターを警戒してかこの後、竹見は前に出ない。野田が左ミドルから右ストレート、竹見の右フックをかわしての左フックを当てた。

判定は5-0で野田が勝利。初代王座のベルトが朝倉未来CEOの手によって巻かれると、野田はあふれ出る涙を拭った。
朝倉未来CEOは「ここからいろいろな対抗戦が待っていると思うので、もっと強くなってほしいですね」とエールを贈った。

試合後のコメント
「ここまで支えてきてくださったスポンサーの方たちありがとうございます。K-1辞めた時からしんどい時期が続いて、BreakingDownに来ても喋られないし、どうしようって。そんな時にゆうきくんと出会ってここまで来ることが出来ました。今回は勝ちにこだわっちゃってあまり面白くない試合だったかもしれないですけれど、BreakingDownに恥じない試合をするのでこれからは俺に任せてください」


