▼GLADIATORライト級 5分3R
〇チハヤフル・ヅッキーニョス(MIBURO)70.5㎏
[判定2-1] ※29-28×2, 28-29
×荒井銀二(BRAVEGYM)70.7㎏
また中川のライバルだったチハヤフル・ヅッキーニョスは、4月にライト級で八木敬志を相手に勝利後、6月にはモンゴルのMGL-1FCでも腕十字で一本勝ちを収め、GLADIATOR凱旋を果たす。
対するBRAVEジム所属の新鋭・荒井銀二は戦績はまだ3戦2勝1敗ながら、24年11月に中村雄一戦に1R TKO勝ち。4月の『GLADIATOR 030』でも田口翔太を相手に1R TKO勝利を収め、2度の初回フィニュシュ勝利中。
ヅッキーニョスにとっては、一発のある荒井との対戦で打撃に成長の跡を見せ、得意の寝技で仕留めることができれば、ライト級チャンピオン小森真誉への挑戦が見えてくるはず。荒井は宣言通り、「普段通りに実力で勝つ」か。
試合に向け、チハヤフル・ヅッキーニョスは、「荒井選手は試合数こそ少ないですが実力があり、連続KO勝利で自信をつけている選手だと思っています。私はというと6月にモンゴルでの試合も経験し、10歳上ですが日々成長を感じています。まだ超えさせる訳にはいきませんので、今回しっかりと倒し、格上との試合をアピールできる試合にしたいと思います。なにより、チャレンジ精神溢れる若武者と戦えることを楽しみにしています」と自信のコメント。
対する荒井銀二は、「まず、実績に差がある僕との試合を受けて下さったチハヤフル選手に感謝いたします。ですが、格差マッチともアップセットを起こしてやろうとも思っておりません。掴んだチャンス、普段通りに実力でしっかり勝ち切ります!」と、こちらも普通に勝つと語っている。
21歳、オーソの荒井は右ミドル、右ストレートで前に。31歳のヅッキーニョスはサウスポー構えから右ジャブ、左ストレートを返す。荒井は右ストレートでアゴを上げさせるが、ヅッキーニョスもダブルレッグテイクダウン。
2Rにダブルレッグからシングルレッグで崩すヅッキーニョスに、残す荒井。ヅッキーニョスは右から左。荒井もジャブ、右ストレート、右ミドルもヅッキーニョスに下げさせられる。
3R、先に詰めてダブルレッグテイクダウンのヅッキーニョス。金網背に座る荒井は足を蹴って立ち上がり、右ヒジを振る。
ジャブを突き、右ストレートで前に出る荒井。ヅッキーニョスは左ストレートを当てて前蹴り、ダブルレッグで押し込みケージレスリング。離れた荒井は左回りで右を突くが、ヅッキーニョスも左ミドル、左右で前に。最後に左を当ててゴング。
判定は終盤に巻き返したヅッキーニョスがスプリット判定勝ちで3連勝をマーク。















