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レポート

【ONE FF】KNOCK OUTのエース・久井大夢がテクニックを駆使して完封勝ち、RISEからTEPPENの吉田晄成が初参戦で完勝、小笠原瑛作をサニットがヒジ連打でKO、メインはクラップダムが3位ロボに判定勝ち、無敗の18歳ユヌソフがドンキングを手玉に取る

2025/09/05 22:09

▼第4試合 ONEキックボクシング 59.42kg契約 3分3R
×トヴァン・ノピアン(インドネシア)
判定0-3
〇吉田晄成(TEAM TEPPEN)


 RISEから吉田が初参戦。吉田は2022年4月に地元・福岡の『大和』でプロデビュー。2024年6月のRISE WESTからRISEに参戦し、これまで5戦全勝(1KO)。2025年6月には寺山遼冴を破る番狂わせを起こした。10月19日の『RISE 192』で開幕する「フェザー級(-57.5kg)王座次期挑戦者決定トーナメント」への出場が決まっており、ONEでも勝利して勢いをつけたいところ。


 ONE初参戦のノピアンと59.42kg契約ONEキックボクシング3分3Rで対戦する。ノピアンは9勝3敗2分で現在3連勝中だという。


 TEAM TEPPENは8月8日に水野夢斗8月15日にGUMPがそれぞれ勝利を収めており、吉田も続きたい。


 1R、まずはローの蹴り合い。吉田は左フックをたびたび見せる。吉田はワンツーで入って右ハイ。飛び込んでの左フックからもう一度左フック、さらに右ミドルを蹴る吉田。ノピアンはバックハンドブローを繰り出したが、吉田はブロック。


 やや遠い距離から右カーフを蹴る吉田。3発目でノピアンの足が流れ、一瞬サウスポーにスイッチした。ラウンドが終わると、吉田は両手を振って観客を煽る。


 2R、遠い距離からワンツーで入って左ハイを蹴るノピアン。吉田は右カーフを狙い撃ちにしていく。ジャブを突く吉田は左フックを空振りするとすぐに右ストレート。じりじりとノピアンを詰めていき、ノピアンがワンツーを打って来ると右カーフ。


 ワンツーで入り込んだ吉田にノピアンもワンツーを返すが、これをバックステップでかわした吉田は再びステップインしてワンツー。右ストレートを同時に出しても、吉田は頭を左側に倒して自分だけ当てる。


 3R、吉田は左フック、ジャブ、右ストレート。ノピアンは右ミドルを蹴るがすぐに吉田に右カーフをリターンされる。絶妙の距離で自分のパンチだけ当てる吉田。ノピアンの返しの左フックをダッキングでかわし、すぐに右ストレート。


 吉田は左フックからの右カーフ。ワンツー、左フックからまたも右ストレート。左ボディからの左フックも打つ吉田。ノピアンは吉田の右ハイ、飛びヒザ蹴りに下がり、左フックを打っても吉田にスウェーでかわされる。


 吉田が距離の取り方とディフェンステクニック、そして手数で圧倒。判定3-0で完勝し、戦績を6戦全勝とした。

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