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【K-1】「-70kg世界最強決定トーナメント」開幕戦でオウヤン・フェンとカスペル・ムシンスキがいきなり激突、前王者コプリヴレンスキーはモルドバのBURGER KINGと

2025/08/19 12:08

▼K-1 WORLD MAX 2025 -70㎏世界最強決定トーナメント開幕戦 3分3R延長1R
オウヤン・フェン(中国/天津阿福ファイトクラブ/CFP)
カスペル・ムシンスキ(ポーランド/Armia Polkowice)


 フェンは2023年12月に和島大海のK-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級タイトルに挑戦し、2RKOで第5代王者に。2024年3月のK-1 WORLD MAX世界最強決定トーナメント開幕戦では、パスカル・シュロスを判定で下すも決勝ラウンドは怪我で欠場となった。2025年1月の「WLF MAX-70kg級王座決定トーナメント」決勝ラウンドでは、ルオ・チャオ、 ハン・ウェンバオを破り頂点に立っている。5月にはダリル・フェルドンクとダウン応酬の末に判定勝ちでK-1王座の初防衛に成功。戦績は28勝(8KO)2敗。

 ムシンスキは“執念のラストマン”と呼ばれるポーランドの強豪。MFC世界タイトルをはじめ、ポーランド国内王座を総なめにしてきた覇王。2024年3月にK-1 WORLD MAX世界最強決定トーナメント開幕戦でストーヤン・コプリヴレンスキーからダウンを奪い勝利。準々決勝はゾーラ・アカピャンから勝利するも、準決勝はケガで欠場。その後はバレンティン・マヴロディン、チェン・ヨンホイにKO勝ち。戦績は26勝(12KO) 1敗1分。

▼K-1 WORLD MAX 2025 -70㎏世界最強決定トーナメント開幕戦 3分3R延長1R
ストーヤン・コプリヴレンスキー(ブルガリア/Mike's Gym)
デニス・タプ(モルドバ/MSGYM FIGHT CLUB)


 コプリヴレンスキーは元GLORYライト級(-70kg)2位の強豪で、2017年には現GLORY世界ライト級王者のティジャニ・ベスタティに勝利している。2022年12月に初来日、RISEで海人と対戦し接戦となった。2024年3月のK-1 WORLD MAX世界最強決定トーナメント開幕戦でカスペル・ムシンスキと対戦し判定負けも、代役で準々決勝に出場するとブアカーオ・バンチャメークからダウンを奪い判定勝ち。準決勝はデング・シルバを下し、決勝はヴィクトル・アキモフをKOして世界一に輝いた。10月の小田尋久戦ではダウンを奪われるも判定2-1で辛勝、12月は和島大海に判定負け。戦績は23勝(8KO)9敗。

 タプは16勝(7KO)3敗の26歳。2022年MAX FIGHTライト級(-71kg)GP優勝の実績を持つ。計量にハンバーガーを持って現れ、パスするとかぶりつくパフォーマンスから“BURGER KING”のニックネームが付いた。

▼K-1 WORLD MAX 2025 -70㎏世界最強決定トーナメント開幕戦 3分3R延長1R
ゾーラ・アカピャン(アルメニア/Gridin Gym)
ジョナサン・アイウル(サモア/Allstyles Gym)


 アカピャンは、ロシアの格闘技イベント『RCC』で活躍する“悩殺の貴公子”。2024年3月にK-1 WORLD MAX世界最強決定トーナメント開幕戦へ初出場すると、タラス・ナチュックから判定勝ち。続く7月の準々決勝はカスペル・ムシンスキに判定負けを喫した。10月はダリル・フェルドンクに延長判定負けも12月はロシアのRCCで勝利して再起。2025年7月のK-1で璃久を右フックで初回KOに仕留めた。戦績は31勝(10KO) 6敗。

 マーク・ハント、マイティ・モーらに続きたいサモアンのアイウルは30歳で175cm。WBCムエタイNKTスーパーウェルター級(-69.85kg)王座、WKBF世界スーパーウェルター級(-69.5kg)王座、WKBF豪州スーパーウェルター級(-69.5kg)王座、DESTINYムエタイ・スーパーウェルター級(-69.85kg)王座などのタイトル歴を持ち、戦績は33勝(15KO)7敗1分。

▼K-1 WORLD MAX 2025 -70㎏世界最強決定トーナメント開幕戦 3分3R延長1R
アビラル・ヒマラヤン・チーター(ネパール/志村道場)
アイメリック・ラジジ(フランス/MARSEILLE BOXE PIEDS POINGS)


 アビラルは2016年1月に来日。2020年1月にHEATキックルールミドル級王座を獲得し、12月にK-1初参戦を果たすと1Rに木村“フィリップ”ミノルから打ち下ろしの右でダウンを奪い、2Rに逆転TKO負けを喫したものの大きなインパクトを残した。その後は勝っても負けてもKOがK-1では全試合続き、2025年2月の白須康仁戦でのTKO勝ちで3連敗から脱出。2024年10月にはホームリングの『HEAT』でISKAインターコンチネンタル スーパー・ウェルター級王座を獲得。2025年5月、小田尋久を右ストレートでKOしてKrushスーパー・ウェルター級王座に就いた。戦績は19勝(18KO)6敗。

 ラジジは191cmというこの階級では破格の長身を誇る26歳。NDCスーパーウェルター級(-70kg)王座、WAKO-PRO世界スーパーウェルター級(-69kg)暫定王座、WAKO-PRO欧州スーパーウェルター級(-69kg)王座などのタイトル歴を持ち、22勝(3KO)1敗1分の好戦績を持つ。

▼K-1 WORLD MAX 2025 -70㎏世界最強決定トーナメント開幕戦 3分3R延長1R
アルビオン・モリーナ(ドイツ/Gladiators Gym)
アルフォセヌー・カマラ(セネガル/Emergence Le Havre)


 モリーナは身長183cmと長身の19歳。戦績は18勝(11KO)無敗を誇り、WKU欧州ミドル級(-72.5kg)王座、WKUドイツ ミドル級(-72.5kg)王座、GBAドイツ-75kg級王座などのタイトル歴を持つ。

 カマラは身長174cmの25歳で、戦績は33勝(18KO)5敗。サバット世界選手権-75kg優勝、サバット欧州選手権-75kg優勝、サバット・フランス選手権-75kg優勝7回と、フランスの格闘技サバットで数々の優勝歴を持っている。

▼K-1 WORLD MAX 2025 -70㎏世界最強決定トーナメント開幕戦 3分3R延長1R
ジョナス・サルシチャ(ブラジル/TF Team/CT Allan Popeye)
サリムカーン・イブラギモフ(ロシア/ARCHANGEL MICHAEL FIGHT CLUB)


 サルシチャは元WGP Kickboxingスーパーミドル級(-78.1kg)王者で、191cmの長身を誇る。2025年6月にブラジルで行われた南米予選トーナメントでスピードのあるコンビネーション、力強い左ボディ、バックスピンキックを駆使して優勝。デング・シルバを超える逸材として関係者からの票かも高い。

 イブラギモフは185cmの長身を持つ28歳。サウスポーで戦績は33勝(13KO)7敗1分。元WBCムエタイ世界ミドル級(-72.57kg)王座、WMC I-1世界-70kg王座、2014年ロシア・ムエタイ選手権-67kg優勝などのタイトル歴がある。

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