新たに3カードが発表された(左から)辰次郎、玖村、雅治
2025年9月23日(火・祝)東京・後楽園ホール『MAROOMS presents KNOCK OUT.57』(U-NEXT配信)の追加対戦カード発表記者会見が、8月12日(火)都内にて行われた。
新たに3カードが決定。K-1 GROUPで活躍する玖村修平(K-1ジム五反田チームキングス)が約2年ぶりに参戦、新鋭の雅治(レンジャージム)とKNOCK OUT-BLACKフェザー級3分3R延長1Rで対戦。

玖村はNJKFバンタム級王座を獲得後、2018年12月にK-1デビュー。2019年3月はK-1スーパー・バンタム級王者の金子晃大と激戦を繰り広げた。6月はスーパー・バンタム級世界最強決定トーナメント3位になるも、網膜剥離で長期欠場。2020年9月からフェザー級に階級を上げ、2022年5月に新美貴士に勝利し、第6代Krushフェザー級王座獲得。2023年3月にKrushフェザー級王座を失った。2024年は連勝も2025年2月のK-1で兼田将暉にKO負け。戦績は21勝(10KO)14敗1無効試合。
KNOCK OUTには2023年9月の栗秋祥梧戦以来(初回KO負け)の参戦となる。
雅治は2022年12月からKNOCK OUTに参戦し、これまで3勝3敗。前戦は5月に森本直哉から判定勝ちで3連敗から脱出した。戦績は5勝(4KO)4敗。

KNOCK OUT-BLACKスーパーフェザー級3分3R延長1Rでは、辰次郎(Sports 24)がペップンソン・フォームドジム(タイ/フォームドジム)と対戦。
辰次郎は6勝(3KO)無敗のホープ。KNOCK OUTには2024年12月から参戦し、横山太一朗、小森玲哉、河崎鎧輝に勝利。勢いよく前に出ての攻撃、顔面前蹴りや飛びヒザ蹴りなどの大技も放つ。
ペップンソンは北九州・門司にあるフォームドジムの選手兼トレーナーで、タイではルンピニースタジアムのタイトルマッチの経験あり。元プロムエタイ協会認定バンタム級1位で、CPガイトーンガンラーントーナメントバンタム級優勝などの経歴を持つ。2024年7月から日本で試合を行い、2024年9月にはKNOCK OUTで久井大夢と対戦し判定負け。福岡のキックボクシング団体「KOS」のスーパーフェザー級王座を獲得している。8月9日のシュートボクシングで山田虎矢太に判定負けしているが、山田の猛攻にも粘って最後まで戦った。戦績は42勝13敗。今回はヒジありのREDルールでオファーを受けるも本人の希望でBLACKルールでの出場となる。

KNOCK OUT-BLACKライト級3分3R延長1Rでは、バズーカ巧樹(菅原道場/BRAID)がREITO BRAVELY(BRAVELY GYM)と対戦。
バズーカは2020年8月にKNOCK OUT-BLACKライト級王座を奪取。2021年10月にはWMAF世界スーパーライト級王座決定戦で勝利し、2023年9月にはKNOCK OUT-REDスーパーライト級王者となって二階級制覇・三冠王を達成した。2024年3月の『ONE Friday Fights 54』ではノンタキットに判定負け、6月に中島玲にTKO負け、12月はUNLIMITEDルールで大沢文也に判定負けと連敗を喫したが5月に武内晴信を初回KOして再起。戦績は30勝(12KO)13敗3分。
REITOはジュニアムエタイで三冠王となり、16歳でプロデビュー。2019年10月にKOSスーパーフェザー級王座、2020年12月にはM-1 JAPANライト級王座を獲得。2022年4月の『KNOCK OUT』初参戦ではスアレック・ルークカムイから得意の左ストレートでKO勝利を収めている。また、2022年10月の『RIZIN』ではわずか34秒、左ハイキックでTKO勝ち。2024年2月の『RIZIN』でも古村匡平を左ストレートで初回KO勝ち。8月には『ONE Friday Fights』に初参戦もKO負け。7月のKNOCK OUTではエイ・マムリンプートングにKO負けを喫した。戦績は13勝(6KO)6敗5分。
なお、同大会ではあと1試合追加される予定。



