キックボクシング
レポート

【DEEP☆KICK】嵐舞が負傷判定で勝利し王座挑戦権を獲得、大輝がトーナメント決勝に進出、自衛隊員vs.消防隊員の公務員対決はダウン応酬でTOJOが勝利

2025/08/04 14:08

▼第3試合 DEEP☆KICK-51kg契約 3分3R
○根本日向(TEAM LIGHT)
判定3-0 ※30-29×3
×小野田琉己(teamBonds)


 DEEP☆KICK-51kg契約にて初勝利を狙う根本と6月のプロデビュー戦で勝利を収め2勝目を狙う小野田が激突。


 ルーキー同士の戦いは1R、ステップを踏みながらリングを周りカーフにストレートと放つ小野田、ワンツーに左フックとパンチを軸に立ち回る根本、互いにヒットは奪うも静かな立ち上がりを迎える。


 2R、早々からジャブ・前蹴り・左フックと連続でヒットを奪う根本に小野田は立ち回りを変え、ジリジリと距離を詰めながらボディ連打にフックで圧をかけていく。ここでも同様に互いにヒットが見えるなど実力は均衡、2R終了時点でのオープンスコアは1名が20-20、2名が20-19で根本を支持する。


 最終R、ここで印象を掴みたい両者は1・2Rよりも更に近い距離で始めると、ラウンド中盤には互いにノーガードで左右のフックにワンツーと打ち合っていく。中で根本がバッティングを被弾し一時中断となるも、再開後残り1分は互いに笑顔を見せながらの再び殴り合いに。その迫力たるや、会場を驚きの声と熱い声援で埋め尽くすほどだ。そしてその殴り合いは最後まで続き、ゴングと共に両者に大きな拍手が送られた。


 判定は3者が根本を支持、接戦を制した根本が念願のプロ初勝利を掴んだ。

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