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【GRACHAN】三上ヘンリー大智、POUNDOUTでの試合消滅から1カ月半、元ROAD FCミドル級暫定王者イム・ドンファンと対戦。ライト級でともに2連勝中の岸本篤史vs.藤村健悟が王座戦線生き残り戦=8月10日(日)有明

2025/07/11 22:07

ライト級で岸本篤史vs藤村健悟

▼ライト級 5分2R・延長1R
岸本篤史(BRAVE GYM)11勝9敗3分
藤村健悟(和術慧舟會TLIVE)8勝6敗2分

 ライト級ではともに2連勝中の36歳ベテランの岸本篤史と、24歳の藤村健悟が対戦。岸本は3月大会で新鋭・草訳駿介のヒザ蹴りを受けながら、得意のボクシングにテイクダウンを織り交ぜて判定勝ち。「勝ったり負けたりのなか応援ありがとうございます。一回タイトルマッチも経験させてもらっているんですけど、いま連勝できているのでまた僕もそこにからめるように頑張ります」と、王座戦線にからむとしていた。

 対する藤村は、3月大会でグラップラーの高橋正寿を相手に組みで競りながらもトップを奪取、延長戦ではバックも奪い判定勝ち。続く6月のPOUNDOUT02(U-NEXT配信)では、パワフルな八木敬志にもテイクダウンを決めてスクランブルでも上に。完封勝利している

 精緻な打撃を武器とする岸本にとって、鬼門といえるスタイルを持つ藤村は、ライト級王座戦線にからむためには越えなければいけない壁。藤村にとってもテイクダウンからスタンド勝負に持ち込む岸本の組みの進化のなかで、その先を見せて上回れるか。

▼ヘビー級 5分2R・延長1R
ハシモト・ブランドン(JAWS WEST)
大場慎之助(パラエストラ東京)

 また、ヘビー級では、パワーを武器にするハシモト・ブランドンが、24年11月の韓国Fighter100 Club 002での判定負けから再起戦。5月に上野勇貴をギロチンチョークに極めた大場慎之助と対戦する。

 さらに、フェザー級・バンタム級・フライ級・ストロー級に若手選手たちが揃い、特にバンタム級では3カードが組まれるなど、次世代を担う存在が主力争いに名乗りを上げる。

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