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【RIZIN】佐々木憂流迦が15日手術「今までのどのパンチよりも強力だった」

2019/10/15 12:10
【RIZIN】佐々木憂流迦が15日手術「今までのどのパンチよりも強力だった」

(C)RIZIN FF

2019年10月12日、エディオンアリーナ大阪にて開催された『RIZIN.19』で、朝倉海(トライフォース赤坂)に1R 0分54秒 TKO負けし、試合後の会見を欠席し、病院へ直行した佐々木憂流迦(セラ・ロンゴ・ファイト・チーム)が、病床から経過をSNSにて報告した。

試合は、サウスポー構えの佐々木に対し、オーソドックス構えの海が右フックをヒット。佐々木の片足タックルを切った海がアッパー、パウンド、サッカーキックで攻め込み、ドクターチェックの末、朝倉の54秒TKO勝利となっていた。

試合後、「顎の骨折の疑いあり」として病院へ直行した佐々木は、試合翌日の10月13日に「この後ズレてる顎の固定処置。1時間半くらい。頑張る」とSNSに投稿していた。

さらに、14日には「痛くて目が覚める。痛み止めないと寝れん。勝ちを届けたい人がいたのに自分の弱さが悔しい。火曜日以降に手術です」「試合の日が1番きつかった。三連休で先生がいなくて固定が出来ず、顎閉まらないまま口から血が止まらずもそのまま寝る事に。飲み物も飲めず。仰向けだと血で溺れそうになるからうずくまってウトウトするも気づけば布団が血まみれ。結局寝れず。固定して今はだいぶ楽になりました。明日手術だと嬉しい」と、激闘の翌日も怪我と戦っていたことを報告した。

そして15日の火曜日昼、「1発目の右で奥が折れて、アッパーで真ん中辺りが折れた。今までのどのパンチよりも強力だった。手術は本日出来そうです。全身麻酔で術後はかなり辛いらしい。家族やチーム、知人達、そしてなにより沢山のファンの皆様からのメッセージに力を貰ってます。心は折れずに手術に臨みます。本当に有難う」と、手術に臨む心境を記している。

試合後、RIZINで負け無しの6連勝を決めた朝倉海は「あれは僕の得意な距離で、右フックは得意としているパンチでした。右で倒れる予測をしていましたね。スタンドで当たった右が一番手応えがありました。グラウンドのヒザも効いていたと思います。打撃の部分で成長が出来て、それが強くなったことによってテイクダウンもされにくくなった。一段階レベルが上がりました」と、パンチの手応えを語っており、トータルファイターに近づいたことで、あらためてその強打が活きていることを語っていた。

2018年大晦日にUFCからRIZINに戦場を移した佐々木は、RIZINで1勝2敗も、「顎2箇所骨折で歯も吹っ飛びました。試合前めちゃくちゃ動けたし、気合いも超入ってた。朝倉海君めちゃくちゃ強かった!有難う」と、手術を経ての再起に前向きなツィートをトップに固定している。

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