(C)PFL/Bellator
これまで非UFCで日本にも参戦した大物選手たちの次戦が続々、決定している。
既報通り、Bellator世界バンタム級王者のパッチー・ミックス(米国)がUFC入り。UFCバンタム級10位のマリオ・バティスタ(米国)と6月7日(日本時間8日)の『UFC 316: Dvalishvili vs. O'Malley 2』のニューアーク大会で対戦することが正式発表された。
◆6.7『UFC 316: Dvalishvili vs. O'Malley 2』
▼バンタム級 5分3R
マリオ・バティスタ(米国)15勝2敗(UFC9勝2敗)3KO/TKO・6SUB ※UFC7連勝中
パッチー・ミックス(米国)20勝1敗(UFC0勝0敗)※元Bellator世界バンタム級王者
マルロン・ヴェラ(同7位)の欠場を受けて、21日前代打出場でUFC7連勝中のバティスタと対戦するミックスは、“非UFC系の大物”として、群雄割拠のバンタム級に参戦する。
キャリア20勝(13一本)1敗のミックスにとっては、同じ31歳でレスリング・柔術ベース、15勝(6一本、3KO・TKO)の組み寄りのバティスタ相手に極めの強さを見せたいところ。ミックスは、2024年5月の前戦で組みも強いマゴメド・マゴメドフ相手に判定2-1のスプリットで辛勝しており、今回はレスリングベースながら、ジョゼ・アルドと立ち合い、ケージに押し込み勝利したバティスタを相手にスタンドで後手に回らないことでいかにいい形で組めるか。
同大会のメインは、同じバンタム級王者メラブ・ドバリシビリ(ジョージア)が同級1位のショーン・オマリー(アメリカ)との再戦に臨む5R戦が組まれており、ミックスにとっては、練習仲間のドバリシビリの防衛戦も気になるところ。UFC初戦でバンタム級トップ戦線に存在をアピールできるか。
オクタゴンデビューに向け、ミックスは「トレーニングは順調。チームがここにいて、全員準備万端で、デビューを控えて最高の気分だ。この階級を制覇し、世界一であることを証明する準備はできている」とコメント。
It's been a long time coming! 😤
— UFC_Asia (@UFC_Asia) May 28, 2025
All eyes are on @TeamMixMMA as he makes his Octagon debut next week! #UFC316 pic.twitter.com/WaeQrQbgYJ
エクストリーム・クートゥアーでの練習仲間のショーン・ストリックランドは「パッチーはとんでもなく強い奴。どこへ行っても危険な存在だ」と賞賛。ミックスのパートナーのタチアナ・スアレスは「彼には本当に闘志が宿っている。本当に凶暴で、UFCで輝きを放つ姿が待ち遠しい」と期待を寄せている。






