▼第6試合 Krush女子アトム級 3分3R延長1R
×紗依茄(月心会チーム侍)
KO 3R 2分15秒 ※右フック
〇末松 晄(K.I.K team BLADE)
紗依茄はK-1アマチュアを経てKrushでプロデビュー。K-1グループでは4勝2敗の戦績。2023年からは他団体にも出場して好成績を収めていたが、2024年12月のミネルヴァ アトム級タイトルマッチでNaoに初回KO負けで王座奪取ならず。Krush参戦は2023年4月以来。戦績は6勝3敗1分。
末松は2023年4月にプロ2戦目でKrush初参戦。9戦のキャリアを持つ谷田美穂と対戦し、機動力とスピードを見せつけて勝利、関係者から高く評価された。Krush2戦目では12戦のキャリアを持つKihoと対戦してドローに終わったが、高校卒業後の2024年9月は加藤りこに勝利、12月には大西日和との無敗対決も制した。2025年2月の「K-1 WORLD GP女子アトム級王座決定トーナメント」では松谷綺に敗れ初黒星も準優勝。戦績は6勝(1KO)1敗1分。

1R、圧をかけて前に出て行くのは末松、紗依茄はジャブ。コーナーやロープを背負う紗依茄だがワンツー、右ローを打て行く。左右フックのカウンターを奪うのは末松。ジャブもしっかり当てる。距離を保って自分のパンチを当てていく末松。


2Rも前に出る末松はバックステップで紗依茄のパンチをかわしつつ左右フック、右カーフ。紗依茄はジャブを突いてワンツーへ。コーナーを背負った紗依茄に左右の連打をまとめて山場を作る末松。左フックからの右ストレートをヒットさせてダウンを奪う。

ワンツーから左ミドル、左右フックの末松。左右ストレートの連打と左フックで追い詰める末松だが、紗依茄が打ち返して来ると末松はバックステップでかわす。


3Rも圧をかける末松が紗依茄にコーナーを背負わせる。ジャブを伸ばす。なかなかコーナーから抜け出せない紗依茄。末松は左右ボディを叩いておいてから、右フックでダウンを奪う。そして左ボディから左フック、右フックで紗依茄をダウンさせ、末松がKOで快勝した。

「追い込みも減量も本当にしんどかったんですけれど、応援してくれたみなさんのおかげで勝つことが出来ました。今年中にもう一回松谷選手とリベンジして、必ずK-1のチャンピオンになりたいので、これからも頑張ります」と、感極まったのか泣きながらアピールした。




