▼第7試合 Krushスーパー・ライト級 3分3R延長1R
○塚本拓真(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
KO 2R 1分28秒 ※右ストレート
×岩﨑悠斗(サイガジム)

塚本はK-1アマチュアを経て、2018年9月にKrushでプロデビュー。2019年10月から2021年6月まで3連敗を喫したが、2021年11月の川島康佑戦から2023年1月の大野祐志郎戦まで5連勝。「第9代Krushスーパー・ライト級王座決定トーナメント」では準決勝で小嶋瑠久に敗れるも小嶋の棄権で決勝へ進出。稲垣柊にTKOで敗れた。2024年1月に近藤魁成、8月には不可思から判定勝ちを収めている。前戦は12月に佐々木大蔵に判定負け。戦績は8勝(2KO)7敗2分。

岩﨑は高校時代にK-1甲子園に出場し、プロデビュー後はJ-NETWORKスーパー・ライト級王座とS-BATTLE KICKライト級タイトルを獲得。2013年7月からKrushに参戦すると、東本央貴、佐々木大蔵、安保瑠輝也から勝利を収めた。しばらく試合から離れていたが、2022年4月にKPKB(九州プロキックボクシング)に参戦し、ダルビッシュ黒木から復活のKO勝利。同年8月のK-1ではいきなりゴンナパーに挑んだが、TKO負けを喫した。前戦は2024年11月に川﨑聖亮朗に判定負け。戦績は22勝(10KO)7敗2分。

1R、カーフの蹴り合いから右ストレートで前進するのは塚本。岩﨑も右のショートをヒットさせるが、終盤に塚本が右ストレートを連続ヒットさせた。


2R、右ミドルの蹴り合いから塚本が矢継ぎ早にワンツー。岩﨑も右を打ち返すが、塚本のパンチの回転が速く、右ストレートが次々と決まる。右ストレートでダウンを奪った塚本はさらにラッシュをかけ、ワンツー、右ストレートを連打。一方的な展開となり、ここでレフェリーがストップした。


気迫の猛攻でKO勝ちした塚本は「試合前にいろいろあって父が倒れたり、練習仲間が今度どうなるか分からない怪我を負ってしまって今日はどうしても勝ちたかった」と語った。




