(C)ROMAN/GONG KAKUTOGI
2025年4月27日(日)に東京・GENスポーツパレスで開催される『ROMAN Ⅱ(ローマン2)』で「時間無制限無差別級バーリトゥード」(素手・頭突き、金的あり)で戦う関根“シュレック”秀樹(ボンサイ柔術)の対戦相手が24日、発表された。
▼R.O.M.A.ルール 時間無制限無差別級バーリトゥード
ゲイ・ババカール(セネガル相撲)
関根秀樹(ボンサイ柔術)
セネガル相撲出身の“チャティヨフ”ことゲイ・ババカールは、前回大会『ROMAN ONE』で日本重量級の門番といわれた水口清吾(誠悟)をわずか18秒でKO。まだその強さの底は全く見せていない。
現在もセネガル相撲で活躍中で、現地の巨漢選手を倒し市街地の壁には肖像画が描かれているほどの人気だ。プロモーターによれば今後は本気でUFC王者を目指すというチャティヨフは、初期UFCルールに近い時間無制限無差別級バーリトゥードで、インパクトを残すか。
そこに立ち塞がるのは51歳のシュレック。『年齢的にも打撃ありの試合はあと数試合かこれが最後』という覚悟と決意で臨む関根だ。ルールは目潰しや噛み付きなどの即時に致命的で回復不可能なダメージを負う“不可逆的な攻撃“以外を全て解禁した誰もが恐れる極限の試合だが、元マル暴刑事という“毎日がバーリトゥード”な職業を経験してきた関根にとってはこの世紀の一戦すらも当たり前の日常の延長戦上なのかもしれない。
百戦錬磨のシュレックか、地元の英雄となりROMANのケージに帰ってきた“セネガルの昇り龍”チャティヨフか。勝負の鍵はチャティヨフの序盤の猛攻を、いかにシュレックが凌ぎ、名門ボンサイ柔術の強みである寝技地獄に引きずり込めるか。“竜虎相搏”のメインイベント、最後に立っているのはどちらの獣なのか。
▼道衣着用MMA 65.8kg 15分
大浦マイケ(リバーサルジム横浜グランドスラム/IGLOO)
ウィル・チョープ(The Kill Team)
MMA戦歴60戦以上の元UFCファイターウィル・チョープとMMA2戦目となる全日本柔術現役王者の大浦マイケが相まみえる。
チョープは『ROMAN ONE』で渡慶次幸平とベアナックルバーリトゥードを戦い、115秒TKO負け。JBJJF柔術現役全日本王者のマイケは、前回『ROMAN ONE』では「ROMAN柔術ルール」で寒河江寿泰に十字絞めで一本勝ち。
2024年12月のアマチュアMMAのMODIFIGHT MMA『JAPAN FIGHTING CHAMPIONSHIP』では、DEEP名古屋で勝利している浅野功暉(REBOOT)に1R 一本勝ちしており、今回のROMANでは、道衣MMAでチョープと戦う。
武芸百般のチョープの道衣での戦いはいかに。柔術家のマイケによる道衣を駆使したMMAの動きにも注目だ。